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あすなろ経絡指圧療院 鳳本通商店街

指圧とわかりやすい東洋医学の話

基礎はしつこくねぇ。

2013-10-20 18:35:07 | Weblog
あすなろ経絡指圧
〒593-8324
大阪府堺市西区鳳(おおとり)東町1丁52
電話072-271-6551

今発行している、あすなろ経絡の
ニュースレターをぜひお読みください。

あすなろ経絡からは『痛み』について書いています。
その他鳳本通りネットなどのイベント情報などが載っています。
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諸君オッス!
【月曜日院長は臨時のお休みをいただきますので
早めに月曜版経絡ブログをアップします】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方と見方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。



≪脉のお話≫



『脉診』の基礎的なお話をしています。

では、ここも すごく大事な部分ですので
ちょっと『脉』から離れますが
これも基礎ですし以下のお話は
基本的には『脉診』にもつながっていますので
書いておきます。

次のことは実はとても重要なことを
この質問者は先生に聴いています。
的を外していませんね-

「寒熱の原因は何ですか?」

先生-
「正気が不足するときは冷えるのであって
邪気が有余するときは熱するんだよ。」

ところで私たちは来られる患者さんの雰囲気で
何となく「この人は陰の体質かな?」
それとも「陽の体質の人かな?」ということは
ベテランの者なら、ばさっと捉えて分かります。

ただ分かりにくいのは具体的な部分の虚実。
それも特に虚の部分です。

「『経絡診』だけでは、実は分かりにくい?」
熟練者でも以外に経絡の虚実を捉えている人は少ないものなんです。

そこで-
「正気が不足するときは冷えるのであって
邪気が有余するときは熱するんだよ。」
これが何かのヒントになるのではと思うわけですよね。

ところで現代の鍼灸の先生の中には
まったく逆のお考えの方もおられるようなんですが?
逆なら逆でそれぞれが、この上記の文を基準にして
判断基準を面メに出せばいいわけですよね。
古典医学書はそのための参考資料なんですから。

さて鍼灸のみをされる先生よりも
むしろマッサージや指圧を中心にされている先生のほうが
経絡の診察には、おそらく長けておられるかと思いますが
実経絡に関しては皆さんほぼ当てるとしても
最大虚の経絡を類推するほうが難しいですよねえ。
その方法として
これは使えるのではないのかなと思います。

ただし、これは闇雲に探すのではなく
各経絡パターンを事前に知っておいたほうが
便利ではありますが?

この件に関して、手早く理解するのであれば
『新経絡バランス療法』を提唱されておられる
近藤先生の資料をご覧になられるのもよろしいのではと思います。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
院長も聴いてみようかな?
みっちゃん作詞、そして歌。
ミスターダンディー・天才だいすぎ院長先生作曲ならびにアレンジ。
そんな迷曲・君がいるから - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ucR3HJ7QVug



『経絡指圧整気療法』は
あすなろ経絡指圧療院が開発研究している治療法です。

病のある意味基本的な病理も分かる。

2013-10-20 10:17:59 | Weblog
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諸君オッス!
【11月30日(土)実施の福福寄席の出演者が決まりました。
詳しくは上記HPアドレス・カフェブログでどうぞ】




≪東洋哲学と医学から見た人間≫




「鍼灸や指圧」の話ですが
抽象的なものの見方というお話です。


   10. 物事の基本と、抽象的考え方と見方

東洋医学の診察法から診断、治療に至るまでの
現代医学的発想にはまったくない
東洋の哲学や医学の基本的な考え方について
鳳の医学オタクがお話しています。



≪脉のお話≫



『脉診』の基礎的なお話をしています。

では今回はなぜ熱の病は『脉』が早くなって
冷えの病は『脉』が遅くなるのかという
基本的な病理のお話をします。

陰陽の概念をすでに何度かやっていますので
もうお分かりの方も多くおられるかと思いますが
要するに『陽』は活動的であり
『陰』は静かだよということですので
そこから類推していただければ
容易にご理解いただけるはずです。

陽は熱であるのは、熱は血脉の流行が早くなるということであり
陰は寒とするのは寒は血脉の流行が遅滞になるということです。

陽気盛んなものはそれにあわせて動きも早くなりますし
『脉』も太くなったり大きくなります。
逆に陰気盛んなものは活動力が低下しますから遅くなりますし
『脉』も細くなったり弱くなります。

ですから六腑であっても冷えがあれば『脉』は
当然遅くなりますし
逆に五臓でも熱があれば当然『脉』は早くなります。
「『難経』に「腑病に熱があり臓病に寒があるのは常」
とありますが、それはあくまでも常識の範囲での話です。
こういう基本だけでも知っておくと
判断ミスも防げますし
大切な患者さんの基本的体質も理解できるということです。

熱病か冷えの病かは勿論ですが
上記にもありますがその患者さんの体質も
普段から大雑把ではありますが理解できますので
やはり『脉診』は大変便利ということです。


お勉強に飽きたらこれでも聴いてたもれ。
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陰陽と虚実が分かるだけでもすごいんですが実は。

2013-10-19 11:17:41 | Weblog
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【ナベを先日家内と食ったんですが
暖かいものを食べると体も温まりますよねえ。
何だか幸せな気分になるというのは何なのでしょうか?】




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≪脉のお話≫



『脉診』の基礎的なお話をしています。

ところでこのブログで頻繁に出てくる言葉に
『陰陽』というのがありますよね。
『虚実』と並んで本当によく出てきます。
東洋医学には絶対に欠かせない用語です。

実は「四肢はそもそも諸陽の本である」という言葉があります。
これは治療上から見てもとても大事な話ですし
最終的に気をダイナミックに動かす=操作するという観点から見ても
見過ごせない深い意味を含んでいます。

結論として言えることは『難経』では
どちらかというと『陰』よりも『陽』を重視しているということです。
陰陽バランスは大事ですが
病は元来がどちらかにかなり偏ったものです。
それが病なんですからね。

脉の数も同じです。
とてもとても見過ごせない脉の拍動ということです。

早すぎても病なら
遅すぎても病です。

であるのなら、『陰』の病の状態よりも
『陽』の病のほうが予後がよろしいということになります。
どっちもつかずということではないのがいいなと私などは思うんですが?

「四肢はそもそも諸陽の本である」
脉診においても治療においてもとても大きな意味がある表現でもあります。

陰陽の特徴としては-
・陽は明で陰は暗。
・陽は大で陰は小。
・陽は動き陰は静か。
これはこれまでにもいやというほど書いてきました。

ということは脉も細い脉よりも大きくてしっかりしたものがよく
細くて分かりにくいものはよくないよとも言えますよね。
実際にもそのようですし
だからこそ頑張って研究して治さないといけないんだよなということですね。
これは臨床的にも実証されていますので
おおよそそれだけでも予後はかなり性格に判断できます。

ですから脉診がある程度習熟してきますと
「これは今の技術なら俺の限界だな」ということだって分かってきます。
同じ病でも、少々熱が出すぎても
冷えている病よりはましということにもなるでしょう。
つまり遅い脉よりもまだ早い脉のほうがよろしいということです。
虚証にしろ、陰の病にしろ
どちらにしても難しいということですねえ。


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診察の進歩。

2013-10-18 10:34:19 | Weblog
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【また来週水曜日あたり台風が来そうですね】




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≪脉のお話≫



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ところで『脈』はなぜ手首で診るのかという問題ですが?
面白いのは現代医学のドクターも手首でご覧になることですね。
ただし東洋医学のそれとは
ちょっとその目的が異なりますが?

では昔から人の健康状態を
手首の『脉』で診ていたのかといいますと
そうではありません。
大昔のお医者さんたちは、一つは頚動脉の辺り。
そして手首。
三つ目は足の甲で触れる『脉』を診ていました。
これは『難経』という医学書が誕生する以前のお話で
『素問(どもん)』という名の医学書に出てきます。

やがて東洋医学は進歩の一途をたどりますが
『難経』において、はっきりと
「手首で診るのが最もよろしい」ということになるわけです。
まあしかし手首以外の2箇所もまったく否定されていいのかというと
それは違うよという先生も1部におられますが
今の東洋医学では手首で診るのが主流だよということです。

ところで、古代の書物は問答形式で書かれているものが多くあります。
問答形式というのは、まず質問者がいまして
いろいろな質問を卓越した先生に投げかけます。
そしてその質問を受けて先生が答えるというものですが
特に中国の古い、それも根幹ともいえるような
医学書にあっては、ほとんどこういう形式が採られています。

ところで『脉』をなぜ手首で診るのかということですが
そのことが質問者から
大事なことなので、ここは当然
きっちりと先生にされています。

「十二経の中で、寸口だけを取る理由は?」
というのがそれです。

さて、またあまり耳慣れない言葉が出てきました。
『寸口』?
『寸口』とは気の出入り口ということです。
「気が呼吸している場所だよ」とも言われます。

そしてかの先生は以下のように答えています-
「寸口が手にあって中位に存在するからだよ。」

上にも書きましたが『寸口』は気の出入り口ですから
頚動脈にも足部の上にも『寸口』はあります。
当然それらいがいにもあります。

ですがこの先生は
「寸口が手にあって中位に存在するからだよ。」
というように、すでに『難経』編纂の時代には
『寸口』といえばもう手首の頭骨動脈というのが
当時としては確立された『診脈法』であり
その部位だったということです。
今回はここまでです。
ここはまあ、さらっと読んでおいてください。
(1部、文中の『脉』の文字を変えています)


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人体を客観的に診る方法と言われていますが?

2013-10-17 09:59:45 | Weblog
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≪脉のお話≫



『脉診』の基礎的なお話をします。


では「いったいどのようにすれば脈を診て
臓腑の病を区別して知ることができるのでしょうか」
同じ質問がこの難経の中でもされていますが?

以前にも少しやっていますが
再度基本的な部分を書きますと-

1.まず、数は腑で、遅は臓であること。
つまり早い脈は腑の病で
遅い脈は臓の病だと言っています。

・熱の病は主に六腑に存在しやすく
冷えの病は主に臓に存在しやすいものだよということになります。
まずこれがまあ基本形のものです。

ただし臓に熱が入れば当然数ということになりますし
腑に冷えがあれば脈は遅くなります。
勿論そういうことがありえます。

遅い=冷え。
早い=熱の病気ということです。
確率的には熱=数で六腑のどれか?
冷え=遅で、五臓のどれかに病があるというのが普通ですが??

2.これを陰陽で捉えれば、諸陽を熱とし
諸陰が寒となります。

そして脈の位置から見ましても六腑は陽に属します。
これは比較的軽く触って触れる脈です。
そして五臓は脈の位置から見ましても陰になります。
比較的深く指を入れて診ます。
本日はここまでとしましょ。


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忘れますのではい||
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