肩の凝らないスローライフ

ようこそtenchanワールドへ。「一日一笑」をモットーに・・・日常生活の小さなことを笑いに変えるtenchanの雑記帳

タグ

2010-09-29 13:02:34 | 自分のこと・思い出
Tシャツなどの首の所には、
ブランド名を記したタグが縫いつけてあることが多いが、
あれで痛い思いをしたことはないだろうか。

柔らかい素材のタグならまだいい。
中には、こんなもん首筋に使うな~!というほど固いものもある。
そういうのの角の部分が、四六時中首に当たって痛い。

また、縫いつける糸もよくない時がある。
ナイロン系の固いものだったりすると、
糸の端っこが出ているだけでチクチクする。

あんまり痛いと、最初からタグを取ることにしている。
タグなしのTシャツは、なんだかマヌケに見えるが
そのほうがよっぽど着心地がいい。

でも、お気に入りのブランド品のシャツだと、
最初からタグを取るのはちょっと気が引ける。

だって、このシャツは何処何処のなんとかっていう店で、
一枚○円も出して買ったんだもの。
タグを取ったらどこのブランドか分かんないわ。
と、自分勝手な理論を振りかざし、
首のチクチクといつまでもお付き合いしてしまう。

洗濯を繰り返せば、そのうち劣化して柔らかくなるだろう、
と見込んでいたが、それは大きな間違いだった。
何年経ってもチクチクと首筋を攻撃する。
それどころか、縫いつけてある糸のほうも解れてきて、
チクチク攻撃に参加して来るではないか。

あ~~もう、イライラする。

思い立って、タグを取ることにした。

だいたい、ブランド名が何よ。
そんなもの、誰かに見せるわけでもないし、必要ないわ。
見るのは自分だけ。洗濯して干す時と畳んでしまう時だけだもの。



握り鋏で縫い目を一目一目チョキチョキ切り離していく。
生地を破かないよう慎重に慎重に。

そしてとうとう、タグは外れた。

スッキリしたシャツを身に纏ってみる。

うん、首筋は痛くない。

ブランド名に拘って快適さを無視していたなんて馬鹿馬鹿しい。
今度からタグなんて買ったらすぐに取り外すことにするわ。