浅尾弥子のノンジャンル道

 
 富山県小矢部市のシンボルキャラクター・メルギューくんの
 お姿をお借りして、日々更新。

池田・養老の旅(養老の滝・編)

2016-04-05 23:37:58 | 2016年 池田・養老の旅
「養老の滝」

むかし、むか~し、美濃の国に、
病に伏せっているお父さんと、働き者の息子がいました。



ある日、若者が、山奥に薪を拾いにいくと、
「あっ、あぶないっ」
足を滑らせ、谷底に落ちてしまいました。
どれくらい、時が流れたのでしょうか。
ふと、目が覚めると、
どこからか、あま~い香りが。
その方へ歩いていくと、滝がありました。



「こ、これは、おとうの大好きな、お酒だっ」
若者は、腰にぶら下げていたひょうたんに、
滝の水(酒)を汲み、お家へ急ぎました。



水(酒)を、一口、飲んだお父さんは、
すっかり若返り、病も治り、村には笑い声が途絶えませんでしたとさ。

めでたし、めでたし。



以上、ミツコが愛してやまない昔話「養老の滝」でっす。
ミツコの解釈ですので、
細かいディティールは違うやもしれません。あしからず。

さて、今回の旅の目的の1つ、
「養老の滝」で、孝行息子に思いを馳せるときが
やってきました。



養老鉄道で、養老駅へ。



養老公園内の、
こどもの国、養老天命反転地、養老ランドを過ぎ、
ひたすら前進。













写真では分かりづらいのですが、
大勢の滝見客が、このストイックな勾配を、
上っています。

川の向こう岸には、土産物屋さんが並んでおり、
そちらは、帰り道になっていました。

ミツコも、迷うことなく、
人波に合わせて歩いていたのですが、
それが、手抜かりとなるとは、
このときのミツコは、知る由もなかった・・・。

・・・くんか、くんか。

おやっ。
もうすぐのようです。

おお~~~。





着きました~~~。
ゼ~ゼ~、モ~モ~。
1時間弱は、歩いたんじゃなかろうか。

ふ~む。
そりにしても、滝まで、距離がありまっす。
怪物くんでない限り、滝の水(酒)は、掬えません。
そして、なんとも気になる、人波。



登るっきゃないわね。



おお~。
先ほどより、滝に近づいてきました。



うむ、間違いなし。



ちょいちょい。
もう少しで、水(酒)に届きそうです。



見事な滝ですわろ~!(癶Д癶)☆キラッ!

あっ、新潟県燕市観光ナビゲーター・きららんさん。
大河津分水の、分水おいらん道中は、17日開催ですねっ。

ようし、おいしいお酒を確保するぞ~。
ひょうたん、ひょうたん・・・あっ、ないっ。

そうなんです。
事前に、土産物屋さんで、ひょうたんを購入すべきでした。
痛恨の極み・・・。クゥ~~~。

ええい、ならば。それっ。



ペットボトルのふたで、代用。



おとう、具合はどうだい???
のわんちて。エヘヘ。



養老の滝。
落差32メートル、幅4メートル。
日本の滝百選、名水百選に選定。

澄んだ空気と、柔らかい滝音で、
心身が安らぎました。
いつまでもここにいたい、
そんな気持ちにさせてくれる、優しさに満ちた滝。

なお、安全のため、滝壺に近づくことはできません。
よって、水なのか、酒なのか、
確かめることはできませんでした。

「ひょうたんらんぷ館・編」へ、くづつ。

明日もがんばるぞ!
コメント (2)
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