とうちゃんのぷらぷら日記

アウトドア系の日記及びうんちく

溝の口駅から二子神社 新城駅

2017-05-14 21:13:02 | 近所の旅
汚かった溝の口駅周辺が大きく変貌をとげていた。
このごろは、ほとんど行かなかったので昔のイメージしかない。
元々溝の口は、この辺りの中心的な街だった。
武蔵小杉や日吉などより格上の街だった。同格なのは綱島ぐらいか。

小説家の作品にも溝の口は登場する。
国民的名著国木田独歩の「武蔵野」
綱島の方は石坂洋次郎の「寒い朝」に登場する。
武蔵小杉や日吉の出てくる小説は知らない。

今日は溝の口駅から高津駅、二子神社へ
折り返して大山街道、溝の口駅、新城駅へと歩く

溝の口はどうしても岡本かの子を外せない。
各所に関連の記念碑が建つ




岡本かの子の兄大貫雪之助の墓


かの子と同じく文才に恵まれた秀才であったが、惜しくも若くして病没する。
光明寺の斜め前がかの子の実家の大貫家であったそうだ。

国木田独歩の碑



碑の奥にある高津小学校、
小学校の出来る前の江戸時代の私塾の流れまで解説しているのが珍しい。
江戸時代、こんな田舎の地でもいくつもの私塾が存在し、教育が盛んであったことが窺える。


蛇足だが、郷土史の本の中に私の先祖が2、3行だけ出てくるところがある。
私の先祖など、とるにたらぬ一般農民なのだが、地域の教育水準を示す例として、江戸時代に先祖が書き写した本の名前を挙げて(本は高価なので買うことは出来ない。そこで、いくらかのお金を払い借り受け、自分で書き写したもののようだ)当時の平均的な農民が勉学に励んでいた様子を伝えている。


地元民には外せない見学ポイント






二ヶ領用水は地域の命の水であった。


溝の口の面影はやはりここだけになってしまった。
小さな和菓子屋さんで久々においなりさんと柏餅を買う(安くておいしい)
なんだかほっとする。


洗足学園は洗足にあった女子高を引き払ってしまったようだが、
その代わりといってはなんだが、溝の口の校舎は超モダンな校舎となった。


ここの自動車学校は私がオートバイの免許を取った所だ。


新城駅前の商店街にある中華銀龍さん


昭和の中華料理店だ。
お店の人も昭和だ。
久々にお店の看板メニューの銀龍麺を食べた。
(サンマー麺のようなラーメン)


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