無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

レンコンと健康

2012年02月05日 09時53分14秒 | 栄養と健康

 

正月もしばらくたったころ、家内が天ぷらをするというので、冷蔵庫に残っていたレンコンを輪切りにして一緒に揚げてもらいました。

おせちのあまり物のようでしたが、結構おいしくいただきました。

 

レンコンって滅多に食べないねと家内にいうと、スーパーに行っても、レンコンは正月以外には売場にないそうです。

売場に置いても、あまり売れないのでしょうか…

 

確かに、昔とくらべ、根菜類は食べなくなっているかもしれません。

 

芋の摂取量は、1950年と比べて今は10分の1に減っているそうです。

レンコンの摂取量はどうなんでしょう…

 

レンコンは栄養があるようにはみえませんが、でんぷん質が豊富で、ネバネバ成分のムチンは胃壁を保護するうえに、タンパク質分解も促して胃腸の負担を軽くしますから、冬を温かく乗り切るためには格好の食材のようです。

 

又、ファイトケミカルのタンニンは、消炎・抗酸化作用があり、レンコンのしぼり汁は、痰や咳止めにいいとされます。

 

みかんの1.5倍あるビタミンCは加熱に強く、歯ざわりのよいサクサクした食感は食物繊維が多いからで、カリウムや亜鉛、銅、鉄なども多いようです。

 

最近、花粉症を治す成分もありとされ、漢方では、五臓の不足を補い、心を鎮め、諸病を治し、滋養強壮にも効があるとされ、結構スーパー食材なのかもしれません