無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

夏野菜

2007年06月29日 09時51分00秒 | Weblog
 うちの家族は、今皆忙しいらしく、息子たちの晩ごはんは、かなり遅くなることが多いようです。遅くなると、ついうっかりおかずを残し忘れてしまうこともありますが、キュウリを、残し忘れたことに気付いて、「新しく切ってあげましょうか」という母親に、今栄養学の勉強をしているらしい下の息子は、「キュウリは、90パーセントが水だから、水を飲んでいれば済むから、いい」と、断っていました。よけいな世話を遠慮したのかもしれませんが、水分のたっぷり含まれる夏野菜は、体にこもる熱の発散をよくして、排尿をスムーズにして、過酷な夏を乗り切るのに、とても大切なのです。

湿度と健康

2007年06月22日 14時55分00秒 | Weblog
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長崎も先週から梅雨に入って、空ツユかと思わせる状態でしたが、今朝からはすごい土砂降りです。温暖化のせいなのでしょうか、最近の梅雨は陽性型に変わってきたようです。
 天候が変になってきているとはいえ、やはりこの時期は湿度が高く、神経痛や、リウマチなどの、痛みの持病がある方には、あまりいい時期とはいえないようです。
 漢方では、内臓と季節の関連をみるのと同時に、気象現象との関連もみます。その人の嫌う気象現象をみて、その人の弱い所や病気を予測するわけです。たとえば、肝臓に弱りや病気があると、風を嫌うようになります。すきま風や、扇風機の風が、何となく嫌だというときには、肝臓の働きが充分でないとみるわけです。そして、湿度の高いこの時期を嫌う場合は、脾臓の働きが悪いとみるのです。