無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

運動と健康

2008年02月18日 20時26分00秒 | Weblog
 私の*(ノーティー)*子供の頃は、*(温泉)*風呂に入るにも井戸から水をくみ上げ、バケツを両手に風呂場まで何往復もし、マキを割り、かまどの火もフーフー息を吹きかけておこしていました・・・
 今、1~2世代程度のわずかな期間に、何をするにもボタン1つという信じられない環境に私たちは生きています。
 むかしの病気の大きな原因は、過労と栄養不良でしたでしょうか?
 現在の生活習慣病のおおきな原因は、*(チキン)*栄養の摂り過ぎと運動不足といわれています。そこで、運動をすることは、現代人にとって健康の大事なポイントになるのですが、運動不足が長く続いてきた人の場合は、体力に見合わない運動をすると、逆に健康を害することもあるようです。なかには、運動は『健康になる』という強い思い込みから、体調を崩しているにもかかわらず、さらに運動にのめり込むという無謀な方もおられるようです。運動も場合によると過労になり、過労は場合によると運動不足よりも身体に重大な結果を招くことがあります。
 決して、運動の効用をけなすわけではありません。
 明日は、24節気の*(雨)*『雨水』。雪が雨に変わり、雪が溶け始める頃、*(チューリップ)*草木の芽が出る頃ともいわれます。*(晴れ)*日の光も日ごとに輝きを増し、外に出るにもいい頃になってきます。運動不足解消のために、少しずつ、体に合わせて、運動を始めるのにいい頃かもしれません。

春の健康

2008年02月02日 21時05分00秒 | Weblog
 明日は節分です。節分は土用と同じく、季節の変わり目に年4回あります。明日の節分が最も有名ですが、節分の次の日からは新しい季節の到来となります。*(キラキラ)**(チューリップ)*
 漢方では、春と関係する内臓は肝臓・胆のうとされています。ですから、肝臓・胆のうに弱点をかかえる人は、たとえ肝臓・胆のうに病気がなく、検査に異常がなくても、この時季はあまり調子が良くありません。
 毎年スギ花粉症は、立春を過ぎた頃から始まるようですが、それは、肝臓・胆のうの弱りと関係しているのかもしれません。花粉症は、花粉が原因といわれますが、同じ花粉を含む空気を吸っても、発病する人としない人がいることは、体質面の弱点にも一因があるということを示しています。
 私は、勉強が出来たわけでもないのに、小学生の頃同級生で最も早くメガネをかけ、中学生の頃はかなり強度の近眼になっていました。
 肝臓の力が落ちると、目に異常が出やすくなるといわれます。他に肝臓の力の低下は、爪や筋肉に異常がでやすいといわれます。精神的には怒りっぽくなり、体臭は脂くさくなり、扇風機の風やすきま風などを含め、風を嫌うようになるといわれます。*(ダッシュ)**(風鈴)*
 日本経済が高度成長期にはいる頃、「貧乏人は、麦を喰え」と言って、ヒンシュクをかった首相がいました。でも、その頃、まだ麦飯を食べている一般庶民は多く、その子供達はたくましく育っていました。*(自転車)*
 麦は、肝臓を丈夫にするといわます。又、肝臓には青野菜が大事ともいわれます。私は、この青野菜が大の苦手な子供でした。
 これから、春の野菜が出回る頃です。その季節の旬の野菜は、その季節に関係する内臓を育て、守り、元気にするといいます。