無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

人類初の治療法

2009年09月25日 18時00分00秒 | Weblog

病気をタタリや*(雷)*神罰などと考えていた原始医療から、病気を自然現象と捉えるようになったのは、*(中国)*中国では黄帝内経が著された前漢時代(紀元前206-後8年)の頃といわれます。

西洋でも同じ頃に*(ギリシア)*ヒポクラテス(紀元前460年ー前377年)が現れ、原始的な呪術や迷信から脱して、病気を科学的に捉えるようになったといわれます。

現代でも、もし病気の原因がはっきりせず辛い自覚症状で*(困る)*苦しむとするなら、何かバチでも当たっているのかと思い悩むかもしれません。

しかし、もしそうだとしても、人類が*(ケーキ)*誕生したのは10~20万年前といわれますから、病気をタタリや神罰などと考えていた頃の方が長いわけで、それは自然なことだともいえます。

ところで、人類が最初に始めた治療法は何だったのでしょう。

疫病にかかった人が数日で死んでいくさまを見るとき、*(ハート6つ)*病原菌を知らない昔の人達がタタリや神罰と恐れおののくのは当然だったでしょう。

ですが、*(キラキラ)*痛みに対しての治療は、人類が誕生した当初からやられていたとおもわれます。

実際に、打撲した時や腹痛が起った時に、*(パー)*なでたりさすったりすると痛みが楽になるのですから、そういうことは経験的にやっていたはずです。

今でも治療のことを『手当て』というのは、その名残なのかもしれません。

それ以前の動物に近い頃は、よく*(ラブリー)*動物がやるように、けがをした傷口や打撲した箇所を舐めていたかもしれません。おできが出来た時は、口でウミを吸い出して痛みを緩和させていたでしょうか。

唾液には*(晴れ)*殺菌作用があるといわれますし、打撲で腫れあがって熱を持っているときに、舐めると唾液が蒸発して熱を奪っていったでしょう。

幼い頃、ころんですりむいた*(唇)*傷口を舐めた記憶が血液のショッパイ味とともにおぼろげに残っています。

打ち身をした時、反射的に打った所にツバをつけることがあります。それは人類の長い時間の行動パターンが体内記憶として残っているのかもしれません。

ところで、けがや打撲をしたわけでもないのに出てくる痛みがあります。検査をしてもどこにも異常がないこともあるようです。

これは、漢方の*(バス)*経絡を当てはめて考えると分かりやすくなります。

仕事の無理や*(いっぷく)*心配事が重なると、体だけではなく内臓にも疲れが溜まります。

仕事が落ち着き、心配事が落ち着いた後、しばらくすると疲れた内臓の経絡に沿って*(波)*痛みを出し、体が内臓の疲れをとろうとします。

痛みの起こる以前に何か無理がなかったか、強い*(激怒)*ストレスがなかったか、場合によると、*(ビール)*暴飲暴食で内臓が疲れた後にも、そのツケとしての痛みが出ることもあるようです。

冬や*(ひまわり)*夏は体にとっては厳しい季節です。内臓にも疲れが溜まりやすくなります。*(梅)*春や秋の風が心地よい頃に、内臓に溜まった疲れが痛みとなって出てくることもあるようです。

そういう痛みは、体が自分自身のメンテナンスをしているようなものです。内臓の疲れがとれれば、いつの間にか痛みも自然に*(結晶)*消えていくようです。

自然は人の健康に必要な物を季節々々にうまく手当てするようです。秋は新鮮な*(りんご)*果物の宝庫です。それらは夏の疲れをとる妙薬なのかもしれません。

野菜をとる方法…2

2009年09月10日 16時41分00秒 | Weblog

若い頃、私は体調を極端に*(最低)*崩してしまいましたが、その大きな原因のひとつが野菜不足だと考え、野菜を摂る工夫をしました。

その日その日の食事でも*(青りんご)*野菜をできるだけ食べるようにしましたが、元々野菜嫌いでしたから、頑張ろうとしてもやはり量が入りません。

そこで*(ジュース)*野菜ジュースを考えました。

野菜ジュースは、*(りんご)*リンゴを入れるとどんな野菜でも飲みやすくなります。

嫌いな*(チリ)*ニンジンでも、リンゴと一緒に搾って飲むと、病み付きになるくらいとてもおいしく飲めるのです。

そんなこんなやっているうちに、いつのころからか私は野菜嫌いが*(グッド)*治ってしまいました。

野菜がおいしく食べられるようになってからは、野菜ジュースを作る回数は減っていきましたが、野菜が不足していると思うときに*(ハート6つ)*ジューサーで野菜を搾って飲む習慣は、それからも随分長く続きました。

ジューサーは、買ったけど全然使わない台所用品のベスト3に入るそうですが、私は20年くらい使い古して新品に買い換えました。

7年位前に買ったジューサーは*(地球)*サンヨー製でしたが、搾りかすがカラカラになるくらい無駄なく絞る事ができる優れものでした。しかも絞った後の手入れがとても簡単なのです。

そのジューサーも1,2年は使っていましたが、乳がんの手術を繰り返していた姉(従姉ですが兄弟のように育ちましたから姉と呼んでいます)にあげました。

それは、姉の話を*(ノーティー)*聞いてみると、野菜嫌いで野菜をあまり食べないというので、野菜ジュースを作って飲んでみたらどうかという話になって、ジューサーを貸してあげたのです。

生活習慣病にはこれといった*(注意)*病原菌はありません。生活習慣や環境のマイナス因子が長い間積み重なって起こるのです。ですから、まず考えられるマイナス因子を取り除く事が大切です。

姉は、野菜ジュースがすっかり気に入り、*(晴れ)*毎日作って飲んでいるというので、それじゃあ、ジューサーは進呈しますから頑張ってくださいという経緯になったわけです。

『元気』という言葉は漢方からきた言葉だとおもいます。

機械文明の中に生きていると、命も*(車)*機械のような扱いをつい受けがちです。

元気の『気』を見るとき、*(チューリップ)*命は決して物ではないという主張のように感じます。

缶ジュースも悪いわけではありませんが、たとえば、絞りたての*(りんご)*りんごジュースを飲んでみてください。缶ジュースとは味も違いますが、手先足先から頭の先までシャキーンとするような爽快感があります。

その*(波)*爽快感の正体は、新鮮な命のわずかな瞬間にしか存在しない命のエキスかもしれません。

長年野菜ジュースを作っていると、この9月、10月の時期は何か*(ハート3つ)*心が躍ります。

それは、新りんごが出る時期だからです。

りんごは、ほとんど年中おいしく食べられる果物ですが、この時期のりんごの味はまた*(キラキラ)*格別です。香りもなにか特別のような気がします。