無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

寒の内の健康

2009年01月21日 16時16分00秒 | Weblog
 1年で最も*(雪)*寒い時季になり、風邪やインフルエンザが流行る頃でもあります。
 風邪やインフルエンザは*(結晶)*寒さや*(キラキラ)*ウイルスが原因といわれます。しかし、病気の原因は外から来るだけとは限りません。
 江戸時代の漢方医、吉益東洞は、「万人同じ物を*(トロ)*食しても、同じ*(風鈴)*風にあたっても、食傷、あるいは風邪ひく者とそうでない者がある。体の中に毒がないなら、皆等しく外邪に冒されるとは限らない」と説いています。
 漢方では、寒さは*(涙)*腎臓・膀胱と関係します。腎臓・膀胱が*(最低)*弱くなると、寒さに対する抵抗力が落ちて風邪ひきやすくなるわけです。逆に、腎臓・膀胱が*(グッド)*充実している時には寒さをはね返す事ができるわけです。
 又、今は2月4日の*(梅)*立春の前の土用の時季です。土用とは、季節の変わり目の事で、土用は胃・脾臓と関係します。
 年末年始にかけて会食の機会が多くて胃に疲労を残したままこの時期を迎えると、風邪やインフルエンザに対しての抵抗力が弱くなっているかもしれません。
 昔の人は栄養不足で病気になっていましたが、現代人は*(天丼)*過食で病気になっています。癌という文字も、やまいだれに品の山と書きます。
 この時期、食事を少しシンプルにして胃の疲れを取るのも大切かもしれません。
 正月7日に限らず、又七草にこだわらず、時々大根やほうれん草や白菜や春菊など手近にある野菜だけの質素なお粥にするのもいいかもしれません。温かいお粥をフーフーいいながら食べると、体も*(ハート3つ)*温もり、消化の良いお粥は胃の疲れを早くとるのにいいかもしれません。
 胃・脾臓の経絡(けいらく=ツボの流れ)は脚の表側に流れています。ツボは治療だけでなく、動かす事でも刺激されます。つまり、*(スニーカー)*歩いたり、屈伸運動をするだけでも胃のツボを刺激して胃の疲れを早くとってくれます。

カルシウムと健康

2009年01月05日 16時59分00秒 | Weblog
 人の体にあるカルシウムの量は、約1kg…、
 思ったよりも少ない感じがします。
 カルシウムといえば骨。実際にカルシウムの99%は*(ダッシュ)*骨、それに*(ニヤ)*歯に存在するそうです。
 カルシウムは人の*(家)*屋台骨を支えているだけでなく、*(退屈)*脳の活動や、*(ドキュン)*心筋や骨格筋の収縮などの微妙な働きにも関与しています。
 ですから、カルシウム不足は*(ハート3つ)*精神の不安定さなどにも関係するという説もあります。
 又、カルシウムは*(ハート6つ)*血液の汚れを中和する働きもあるといわれます。
 たとえば、*(チキン)*タンパク質を摂取しすぎれば血液は酸性になります。その中和のためにはカルシウムが使われます。*(チューリップ)*園芸で、酸性土壌に石灰を使うようなものでしょうか。
 ですから、なるべく魚や肉料理は骨ごとする工夫が大切かもしれません。
 精白した砂糖や穀物も血液を強く酸性にします。又、過労や運動不足や*(怒り)*ストレスなど、生活習慣の悪化も血液を汚し酸性化します。
 酸性化した血液を中和するためには骨や歯のカルシウムが使われます。もし、食事にカルシウム分が乏しくなると、骨や歯がもろくなりますし、体質の悪化も進みます。
 カルシウム補給のためには野菜をしっかり摂る必要があります。
 ただ、日本の国土は*(雨)*雨が*(山)*山から一気に*(波)*海に流れるために土壌のミネラル分も一緒に流され、海に流れたミネラル分を受け留めて育つ海草を、農作物のミネラルを補うために摂る必要があるといわれます…これは健康講座(若い頃いろんな健康講座を受けました)で聞いた話で、確かかどうかは分かりませんが…
 とにかく、たとえば、*(おにぎり)*焼きのりには100g当たり280mg、素干し昆布には710mg、乾燥ワカメには780mg、干しヒジキには1400mgのカルシウムが含まれます。
 カルシウムはマグネシウムも同時に摂取しなければ意味がないとされますが、海草にはマグネシウムも多く、焼きのりには100g当たり300mg、素干し昆布には510mg、乾燥ワカメには1100mg、干しヒジキには620mgのマグネシウムが含まれます。
 カリウム、鉄などの*(キラキラ)*ミネラルも、海藻には豊富です。