無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

夏バテと失敗の関係

2007年08月29日 16時40分00秒 | Weblog
ここのところ、何か、チョッとした失敗をよくして、またそれがひどく気になります。猛暑が続いたので、夏バテ気味なのかもしれません。
失敗は、誰でもいい気持ちではありません。パソコンも、慣れないときは、エラーになるとパニッ喰っていました。
生命活動は、エラーをしないことを最優先します。
たとえば怪我をした場合、傷口を治す時は細胞を増殖させなくてはなりません。そして、傷口が塞がったところで、今度は細胞増殖を止めなくてはなりません。
普段わたしたちは、傷が治っても当然のように思っています。ですが、もし遺伝子がエラーをすると、傷口が塞がっても細胞の増殖が止まらなくなることがあります。それが、腫瘍です。もし、その増殖が、永遠に止まらなくなるとどうなるかといえば、悪性の腫瘍(ガン)になって命そのものを失くしてしまうのです。
ですから生命は、エラーをしない前提のもとで生きているわけで、失敗が気になるのは、生命の根源からくる心情なのかもしれません。
ところで、同じ失敗でも、ひどく気になるときと、そうでもない時があります。体の状態で、精神はかなり左右されます。精神状態は、五臓六腑が充実すると、それほど不安定にはならないものです。

体質の良し悪し

2007年08月17日 10時52分00秒 | Weblog
病気の原因を、病原菌やウイルスなどの『外因』に求めるのは、『細菌病理学説』といって、現代医学の基になっています。
しかし、それだけではなく、抵抗力など、体そのものの『内因』に求める考え方は、昔からあります。
専門的な知識がない人でも、あまり病気をしない人は「身体が丈夫」だと思っていますし、病気がちの人は、「身体が弱い」からと思っています。
菌やウイルスの『外因』だけでなく、体質そのものの『内因』にも、病気の原因があると誰もが思っているわけです。
しかし、『体質の良し悪し』を科学的に示せといわれて、明らかに出来る人は、あまりいないかもしれません。
それは、専門的な知識がある人でも、科学的に、なぜ体が丈夫だったり、弱かったりするのか、曖昧なようです。
もし、慢性的な病気に苦しむ人が、それは身体が弱いからだと思っているなら、現状打開の方法は、身体を丈夫にすることです。
そして、身体を丈夫にするためには、科学的に、体質の『良し悪し』がなぜ起こるか知らなくてはなりません。