無病息災のとびら

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酢大豆と健康

2015年11月10日 05時43分02秒 | 栄養と健康

最近急に血圧が上がるようになったとおっしゃる方がいて、酢大豆を勧めてみました。

以前、血圧に酢大豆がいいと流行ったことがあったからです。

しかし、何といっても大豆はタンパク質がすごいのです。

 

植物のなかでは唯一肉並みのタンパク質があり、しかもアミノ酸スコアが100なのです。

いま問題の傾いたマンションは、土台になる杭の長さが足りなかったそうですが、丈夫な物造りに大切なことは、必要な材料を揃えることで、アミノ酸スコア100とは、それだけで体のタンパク質を作ることができ、丈夫な体作りが大豆だけでも可能なのです。

大豆には他に、女性ホルモン作用があるイソフラボンがあり、骨粗鬆症や更年期障害を軽減します。また、苦味成分のサポニンは脂質の酸化を防ぎ、レシチンは記憶力を高め、ダイズオリゴ糖は腸内環境を改善するビフィズス菌を育てます。

エネルギー代謝を良くするビタミンB群や体の酸化を防ぐビタミンE、さらに、動脈硬化を防ぐ不飽和脂肪酸もマグネシウムなどのミネラル分も多く、大豆の鉄分は吸収がホウレンソウより良いといいます。

大豆タンパクは、長年摂取したときの肉のような弊害がなく、長寿食ともいわれ、これが黒酢とタッグを組むと、まさにスーパーゴールデンコンビといってもいいのです。

 

<簡単な酢大豆の作り方>

写真は、百均の煎り大豆に黒酢を浸けるだけ! 大豆が黒酢を程よく含めば、食べごろです。