無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

コロナ対策・その26

2022年07月07日 14時35分36秒 | 東洋医学

コロナの感染拡大がまた始まってますね・・・

風邪の原因ウイルスのコロナは4種類あり、新型コロナもそのうち5番目になるのでしょうが、・・・

風邪をひかないためには、まず、なぜ風邪をひくのか知る必要があります。

風邪の原因はウイルスだけでなく、疲れも、風邪ひきの原因です。・・・

たとえば、マラソンをすると疲れますが、それは、走るために大量のエネルギーを使い、炭酸ガスが大量に発生するからです。

ですが、走り終わった後に休んでいると炭酸ガスが抜けていき、又元気が戻ります。

しかし、休息が足りないと、炭酸ガスが充分抜けきれずに、疲れが残ります。

エネルギーは、細胞内のミトコンドリアでピルビン酸が酸素と反応して生まれて、炭酸ガスと水に分解されます。

エネルギーを作った後に炭酸ガスがすぐに抜ければ、次々にエネルギーも生まれますが、炭酸ガスが体の中にこもっていると、酸素と反応するミトコンドリアがうまく働かなくなります。

すると、体の機能のパワーダウンが起こり、ウイルスに対して弱腰になり、風邪ひきやすくなるのです。

疲れを残さないこと、そして、長年積もった疲れを解消すること・・・これが大切です。


コロナ対策・その24

2022年05月12日 20時50分03秒 | 東洋医学

元気さと、陽気が売りの芸能人の訃報が続きました。・・・

うつ病かは定かではありませんが、・・・

東洋医学では、肺・大腸に疲れや弱りがあると憂鬱な気分に陥りやすくなるといいます。

元々長年の生活習慣の歪が肺・大腸に蓄積している人は、コロナ禍で家にこもっていると、他の人よりも余計にうつ状態の気分になりやすいかもしれません。

この状態を避けるにはどうすればいいか?・・・

まず、過労を避け、この際、喫っているならタバコは止めるといいでしょう。・・・

過剰になり過ぎないくらいの適度な運動、早寝早起きして朝陽を浴び、道や公園のごみ拾いなど、何か良い行いは必ず自分に返ってきます。・・・

甘いものの摂りすぎ、アルコールの摂り過ぎもよくないです。・・・

腸内フローラを意識して、バランスのいい食事を心がけるといいです。


コロナ対策・その18

2021年09月26日 21時34分26秒 | 東洋医学

コロナの陽性者が減少し、最近テレビでよく取り上げられているのが、後遺症です。

倦怠感や味覚障害、のどや頭や手足の痛みなど、辛さが数か月に及ぶ人もあるようです。

病気になると自覚症状が出ますが、それをカッピングはよくとります。

4月に炎症度(CRP)が300あり、夜も眠られないくらいの痛みで苦しむリウマチの方が、カッピングすると痛みが楽になり、検査値も下がっていきました。

そして、先月は、炎症度が0(ゼロ)になり、今月の検査でも0だったそうです。

カッピングすると自覚症状がよくとれ、風邪でもインフルエンザでもよく治ります。

ですから、新型コロナにもいいはずです。

カッピングで自覚症状がとれるのは、血の巡りを悪くする原因の「瘀血(おけつ)」をとるからです。

吸玉で付く丸い跡が、瘀血です。

これを、毛細血管から出た内出血だと決めつけて非難する人もいます。

しかし、見かけの判断で決めつけるのではなく、科学的に分析すればいいのです。

そうすれば、コロナの後遺症にも、これから先のパンデミックに対しても、吸玉は重要な武器になると分かるはずです。


コロナ対策・その17

2021年08月21日 04時07分56秒 | 東洋医学

コロナ禍に勝つ最新情報! という記事を、新聞で見ました。

これまで、細胞内でエネルギーを作っているだけと思われてきたミトコンドリアは、・・・

ウイルスが体内に侵入すると免疫のスイッチを入れ、サイトカインを出し、体温を上げ、感染した細胞をアポトーシスさせる、という驚異の働きをしているというのです。

私は40年カッピングをやってきて、吸玉をすると風邪が驚くほどよく治ると思ってきましたが、それは、正にこの働きがあるからだったわけです。

ミトコンドリアの活動には酸素が必要です。

肺はそのために呼吸をしますが、肺と同じように皮膚も呼吸をしています。

ですが、同じ呼吸でも肺と皮膚には役割の違いがあるようです。

肺は、動脈から全身の細胞に酸素を供給しますが、皮膚には動脈のような器官がありません。
カッピングをしていると、皮膚呼吸は、動脈を使った肺呼吸では届きにくい体の深部や、不活発になっている箇所の呼吸を助けているように感じ、皮膚呼吸の主な働きは炭酸ガスの排出だと思います。

体の奥と皮膚は経絡によりつながっており、吸玉をすると皮膚から多量の炭酸ガスが抜けて、すると、不活発な部分や体の深部に酸素が浸透してミトコンドリアが生き上がり、弱った細胞も生き返るわけです。

これは、酸素ボンベを使うより、はるかに効率よく簡単に酸素吸入のできる方法です。


コロナ対策・その13

2021年04月07日 10時03分27秒 | 東洋医学

今年は、ガガーリンの宇宙飛行60周年になるそうです。

当時の、人類の偉業を華々しく伝えるニュースの前で、「そんなに科学が進歩してるなら、宇宙より自分の病気を治してほしい」と呟く母が、今でも印象に残っています。

この頃母は、自律神経失調症で、昼も布団を敷きっぱなしの生活をしていました。

科学は、あの頃より驚異的に進歩していますが、自律神経失調症は今でも治らない病気のままです。

今、コロナ禍で気になるのが、基礎疾患がある人は重症化しやすいと言われることです。

元気な人はコロナに感染しても大事にならず、ワクチンは基礎疾患のある重症化しやすい人を守るために、大部分の元気な人も打つわけです。

公の機関もマスコミも、基礎疾患が治らないことを既成事実のように話しますし、ワクチン接種の話もしますが、もし、基礎疾患を治すことが出来れば、大部分の元気な人もワクチン接種は必要なくなるわけです。

これだけ科学が進歩しても多くの基礎疾患を治せないのは、なぜでしょう…

それは、病気の原因をばい菌やウイルスにこだわるからです。

もう、そろそろ、病気のパラダイムシフトが必要なときです。

そのヒントが私の40年間のカッピングの中に在ります。

ぜひ、わたしのカッピングのホームページを読んでいただきたいです。

そして、応援をしていただきたいです。

https://marko34art.wixsite.com/hamagutisuidama


コロナ対策・その11

2021年02月03日 23時40分42秒 | 東洋医学

東洋医学的にみると、前回までの肺・大腸・皮膚は防壁みたいなもので、ウイルスと直接戦う免疫と関連するのは、胃・脾臓です。

野生の動物は、食べ物を汚れたままでも食べますが、胃の弱い人がそんなことしたら途端におなかを壊します。

胃薬といえば制酸剤ですが、胃が弱ると、胃は自ら酸を弱めます。

それは、胃が弱ると、強力な胃酸(pH1~2)で自身を消化されるからです。

食品にはばい菌が付き物で、殺菌は酸が強いほど効果的です。

胃酸を抑えるということは、ばい菌に対して手を緩めることになり、胃が弱くなると、菌やウイルスに対しての免疫力も弱くなるのです。

胃を弱らせないためには、まず、暴飲暴食を避けることです。

忘年会や新年会の後に風邪ひきが増えるのは、暴飲暴食により胃が弱るからです。

会食でコロナの陽性が増えるのも、人と一緒に食べると暴飲暴食しやすいからです。


コロナ対策・その7

2020年09月24日 09時06分16秒 | 東洋医学

先月、コロナ対策として、大腸を整えて肺機能を高める話をしましたが、・・・

東洋医学の教えでは、皮膚の鍛錬でも、肺機能を高めることが出来ます。

私は、高校ではバレー部に入っていましたが、その頃のコートは屋外にあり、部活をすると汗と泥とにまみれてしまい、部活後は部員全員冬でも水シャワーを浴びていたものです。

今はどうか分かりませんが、50年くらい前の学校は、まだシャワーからお湯は出ませんでした。

ですから、今でも、風呂に入ると、必ず水を浴びて風呂からあがる習慣が身につきました。

息子たちがまだ小さい頃、水シャワーを教えましたが、嫌がってやろうとしませんでした。

しかし、慣れると、風呂あがりのサッパリ感はさらにアップしますし、風邪もひかなくなります。

皮膚を鍛えるのは、乾布摩擦・冷水摩擦もいいかもしれません。


コロナ対策・その4

2020年07月01日 16時59分53秒 | 東洋医学

総務省の調査報告書に、新型コロナウイルス予防に効果があるといわれているフェイクニュース・デマ情報として、次のものが上げられています。
①お茶や紅茶を飲む。②こまめに水を飲む。③納豆を食べる。④ニンニクを食べる。⑤ビタミンDを摂る。⑥漂白剤を飲む。など・・・

⑥漂白剤を飲むのはいくらなんでもひどすぎますが、他はフェイクとばかりはいえないかもしれません・・・
細菌病理学を基礎にする現代医学は、抗生物質のように、バイ菌を直接殺す治療を病気の治療と考えます。
しかし、東洋医学では、自然の治癒力で病気を治そう考えます。
そして、その働きを高めるために様々な工夫をします。
直接ウイルスを殺す作用などあるはずはありませんが、自然治癒力を高めるために、お茶や紅茶や納豆やニンニクなどとることは、悪くないかもしれません。


コロナ対策

2020年04月01日 11時11分10秒 | 東洋医学

志村けんさんの訃報、びっくりしました。・・・ぼーっとした顔を張られたような衝撃でした・・・心よりお悔やみ申し上げます。

新型いっても、ほとんど風邪みたいなものでしょうから、お彼岸を過ぎれば治まるかと思っていました。が、・・・むしろ、これからが本番でしょうか・・・
戦いの武器として、いまは自己免疫頼みですから、何とかその力を上げる必要があります。
けんさんも、長年の喫煙による肺の弱りがあったのではないか、ともいわれています。
東洋医学では、肺と大腸はセットとして考えます。
肺の弱りをカバーして、強化するには、大腸の強化を図るといいのです。
そのためには、食物繊維が大切です。
私の、おすすめとしては、サツマイモ・・・中くらいの大きさを一個くらい、しばらく毎日食べてみてはどうでしょう。


羽生選手と健康

2018年02月18日 15時22分55秒 | 東洋医学

羽生選手、すごかったですね!

大けがからの復活劇、ほんとうにすごい精神力です。

 

精神力といえば、最近NHKスペシャルで、「人体」というシリーズ番組をやっていて、内臓などの各器官にも思考システムがあるという最新の医学を紹介しています。

思考は脳でやって、いわゆる心臓に心(こころ)など存在しないというのが、これまでの通説でしたが、ずいぶん変わってきたように感じます。

東洋医学の漢方の考え方では、感情も内臓との繋がりがあり、たとえば、肝臓と怒り、腎臓と恐れなど、・・・

思考のほうでいえば、肝臓は魂と、肺は魄と、心臓は神と、脾臓は意智と、腎臓は精志と、の精神状態と関連するとされています。

魂とは、たとえば一球入魂の魂。入魂とはある事に全精神を傾けること。

魄とは、たとえば、気魄の魄。気魄とは力強く立ち向かってゆく精神力。

・・・今回の羽生選手そのものかもしれません。

神とは、ひらめき、インスピレーション。

予定していた演技ができなくても、とっさの閃きで次の演技を変え減点を最小にとどめる・・・大舞台ではカギになるかもしれません。

意智の、意は、精神の働き。智は物事をよく理解すること

けがにより、難易度の高いジャンプは避けたほうがいいという時に、それでも金を取る賢い考えを巡らすことが「意智」でしょうか。

精志の精は、まじりけがないこと。志は、ある目的を目ざす気持ち

羽生選手のインタビューで、金メダルという目的のために、すべてを捨てて自分を混じりけのない状態にして挑んだと、話していましたが、

まさにそれが「精志」です。