無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

細胞の力と健康

2015年03月27日 07時49分43秒 | 体の仕組み

私は吸玉療法をやっていますが、時々悪い箇所があると、直接その箇所にカッピングをやってくれと、お客さんから注文されることがあります。

 

しかし、たとえば顔とかは吸玉の跡が付いてカッピングした後苦情をいわれることがありますし、肛門まわりも何となくカッピングしにくいのです。

それに、悪い箇所を直接カッピングしなくても、たとえば、内臓などに直接カッピングしなくても、内臓を治す方法があるんです。

それは、体の表面に流れる内臓に関係する経絡を使うのです。

経絡を使うと、顔でも、たとえ肛門周りでも、あるいは内臓の悪い箇所でも、直接その箇所を治療しなくても治すことが可能なのです。

私は家庭菜園をやっていますが、畑を耕すとき、鉄のクワを使います。

土の塊は、硬い鉄の鍬を使わなくては耕せないくらい固いのです。

ところが、土から出てくる植物の芽は、指先で簡単につぶせるくらいとても柔らかいものです。

硬い鉄の鍬でしか耕せないほどの固い土から芽を出す植物の力は、物質の力というよりも命の力といった方がいいかもしれません。

顕微鏡でしか見えないくらいの小さな細胞のひとつ一つに命があり、植物が芽を出すときは、無数の細胞が同じ目的に向かって統一されて固い土をこじ開けるわけです。

人の細胞も60兆個あるといわれます。心臓や肝臓、腕や脚が機械の部品のように集まって人は生きているわけではなく、60兆個の細胞が互いに絶妙な連携プレーをしながら命を維持しているのです。

そこを見ることができれば、経絡もわかりやすくなるかもしれません。