下の息子が、頂き物だといって、ビールを１箱置いていきました。
この数年アルコールを控えて買い置きしない方針の私としては、内心困った気持ちもありましたが、あるとつい誘惑に負けて手が伸びてしまいます。
控えてはいるものの、たまに飲みたくなると、最近は野菜をつまみに飲んでいます。
もともと野菜嫌いの私は、野菜の摂り方が少ないほうでしたが、家庭菜園をするようになってからは、かなりたくさんの野菜を食べるようになりました。
というのも、野菜は収穫期になると食べきれないほど出来て、捨てるのにはちょっともったいないし、つい多目に食べるうちに写真のブロッコリーのように、一度にこんなに食べることだってあります。
こんな大量に食べていいのかどうかは分かりませんが、昔保存法が限られて食糧の乏しい頃は、きっと野菜の収穫期になるとこのくらいは食べていたのではないかと思うのです。
切迫感を伴う尿意が急に起こって、漏らしてしまう…これは「過活動膀胱」といって、最近４０才以上の方に増えている病気だそうで、子供のころは学童期を過ぎても続くおねしょに悩んだそうです…
生活習慣病は、生まれつきの体質の影響もありますが、この方の場合、幼い頃に親が「保証被り」で多額の借金を抱えて、また、５０代の頃には火事に見舞われたそうで、経済的恐慌などによる強いストレスが影響したとも考えられます。
体質の悪化による病気は、細菌病理学では解決できず、体質改善をやるほかないわけです。
体質改善というと当然食事改善も大切ですが、腎臓・膀胱に良いとされる食品には利尿作用が強く働く食品も多く、おしっこの出すぎが問題の夜尿症も過活動膀胱にも、多少注意を要するかもしれません。
人の体には、「抗利尿ホルモン」といって、利尿とは逆作用をする働きもあります。
これが正常に働けば、夜尿症も切迫性尿失禁も夜中に何回もトイレに起きるというようなこともなくなるわけで、先ほどの例でいえば、ストレスによる「抗利尿ホルモン」の変調がおねしょと過活動膀胱につながったと考えられるかもしれません。
私のカッピングのお師匠さんは、三焦経(ホルモン)の異常にはビタミンCがとても大切といっていました。
ビタミンCといえは、新鮮な果物や野菜です。
加工食品や保存食品が氾濫する現代に過活動膀胱が増えているのも、その一因には“採りたて”新鮮野菜が慢性的に不足しているのかもしれません
スナップエンドウがこの１、２週間でものすごく成長して、鈴生りの実をつけています。
で、さっそく収穫をしました。
ところで、漢方で腎臓・膀胱に良い穀物は豆とされていますが、腎臓・膀胱に良い野菜は豆葉といわれています。
豆葉とは豆の葉っぱなのかなァと思っていましたが、実は、たぶん鞘ごと食べる“これ”なんだなァと思いながら、今アルコール控え中なのですが、ビールのおつまみにしました。
甘くて、歯ごたえも爽やかなパリパリ感で、とってもおいしかったです
この前収穫したキャベツもブロッコリーも、とても甘くておいしかったです。
自分で育てた野菜のおいしさは格別ですが、おいしいのは自分で育てたという気持ちの問題だけでなく、採り立てを食べるという鮮度の問題もあるかもしれません。
採り立て野菜を食べてみると、生活習慣病の原因は、食品の鮮度の影響もけっこうあるように感じられます。
今は昔と比べて加工や保存が発達した分、食品の鮮度は落ちているようにみえます。
体を壊して、その要因が、加工食品に偏りすぎている食事にありそうな方には、野菜ジュースを作って飲むように勧めることがあります。
そのとき、たいがいの方は、市販の野菜ジュースでは駄目なのかとおっしゃいます。
ですが、それでは多分、現代人は、加工した食品に含まれる栄養素はあり余るくらい摂っていて、意味がないかもしれないのです。
同じリンゴジュースでも、ジューサーで搾って、市販のジュースと飲み比べると、目がシャキーッと覚めるような違いがあります。
その味の違いの微量成分が、今現代人に不足している健康成分かもしれないのです
明けまして、おめでとうございます。
しかし、メチャ！ とか、バリ！ とか、クソ！ とか、頭に付けたくなるくらい、長崎でもすごい寒さです。
あまりの寒さに畑仕事は休んでいましたが、せっかくの作物が凍っていないか心配になり、出かけてきました。
畑一面真っ白に霜が降りて、土もガチガチに凍っているのに、植物達もすごいものなんですね…
ジッと耐えてがんばっている姿がいとおしいというか、感動ものでした。
冬野菜は、体を温かくするといいますが、そんな姿を見ると確かにそうだと頷けますね。
皆様、今年もよろしくおねがいします＾＾
