無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

ブラブラ散歩と健康

2009年04月24日 16時14分00秒 | Weblog
いろんな*(チューリップ)*花が次々に咲き、*(山)*新緑も眩しいくらいになり、*(おにぎり)*お弁当を持ってハイキングするにもとてもいい季節になってきました。

それに、運動不足を解消するには、もってこいの頃かもしれません。

生活習慣病で行き詰りそうな方、しかも運動不足が続いている方には、わたしは「ブラブラ散歩」をお勧めしています。

運動を考えると、どうしても「鍛錬する」とか、「鍛えないといけない」という脅迫観念におちいりやすいようです。

ですが、家々の庭先の*(カーネーション)*花を見ながら、*(椰子)*木々の梢の小鳥の声を聴きながら、ゆったり流れる*(曇)*雲を追う程度にブラブラ散歩をするだけでも、充分いい運動になります。

人の血液量は、体重の13分の1くらいといわれます。

たとえば、体重52キロの人なら4ℓの*(ハート6つ)*血液を、65キロの人なら5ℓの血液持っていることになります。

そして、心臓はその血液を*(砂時計)*1分間程度で全身に一回りさせているといわれます。

たとえば腕立て伏せをすると、10回、20回、30回と、段々*(怒り)*きつくなりますが、心臓は4ℓや5ℓの血液を1分程度で全身に一回りさせて、しかも24時間365日休みなく働き続けているわけです。

しかも、心臓そのものをみると、成人の平均で重さ約300g程度、*(グー)*握りこぶし大程度ですから、考えると見た目以上に*(驚き)*驚異的なことをやっているわけです。

*(ハート)*心臓の位置で見ると、全身のかなり上部にありますから、心臓から全身に血液を送る動脈の方は、流れ*(涙)*落ちる自然の力を利用できます。ですが、血液を心臓に戻す静脈の方は、自然に*(ロケット)*逆らう力が必要になるわけです。

しかし、静脈には血管の中に弁がついていて、筋肉を動かす事で血液を心臓に戻すメカニズムになっているのです。

それは、灯油缶からストーブに油を入れ替えるときのポンプのような仕組みですから、筋肉をほどよく動かす方がジッとしているよりも、むしろ*(ハート)*心臓の負担を軽くでき、しかも全身の*(ハート6つ)*血の巡りもよくすることができるわけです。

この仕組みはブラブラ散歩でも充分機能するわけで、心臓病の人だけではなく、高血圧、糖尿病、神経痛、肥満、がん、うつなどの人にもいいとおもいます。


食物繊維と健康

2009年04月07日 20時24分00秒 | Weblog
タケノコが旬になってきたようで、先日今年初めてのタケノコをいただきました。
 
あのザクザクした食感と風味を口にすると、本当に*(チューリップ)*春が来たという感じがしますね。

ところで、わたしは以前はタケノコはあまり好きではなかったように思います。

なぜかなと考えますに、*(日本)*日本が高度成長期の頃は、なんでも上昇志向が強く、食事も*(ビール)*高カロリー*(チキン)*高タンパクが勧められて、食物繊維の多い食品は消化も悪く、栄養価値も低いような言われ方をされていたようです。

そんな*(風鈴)*風潮もあったせいか、元々野菜嫌いだった私は、コンニャクとかタケノコなどはほとんど口にすることはなかったようです。

食物繊維が体に有用だと言われだしたのは、いつ頃だったのでしょうか。
 
平成12年の、厚生労働省の「第6次改定日本人の栄養所要量」に、食物繊維が始めて栄養素の1つとして取り上げられたそうですから、その頃からなのでしょうか。
 
食物繊維が人の体に有用なのは、食物繊維が腸内環境を健全にするからです。

人の腸内には、およそ100種類、100兆個の*(ハート6つ)*腸内細菌が生息しているといわれ、人の糞便の半分は腸内細菌かその死骸だといわれています。

腸内細菌には、ビフィズス菌に代表される*(笑顔)*善玉菌と、ウェルシュ菌に代表される*(怒り)*悪玉菌があります。

悪玉菌は、ニトロソアミンなどの*(爆弾)*発がん物質を作りますが、腸内では菌同士が勢力争いをしていて、悪玉菌は善玉菌が増えると減っていきます。

それは、善玉菌は食物繊維を発酵させて有機酸を作るものが多く、悪玉菌は有機酸の多い環境では生育しにくいものが多いからです。

つまり、人間は食物繊維を消化できませんが、食物繊維を食べると、腸内の善玉菌が食物繊維を、ちょうど味噌やヨーグルトや酢を作るように*(温泉)*発酵をさせて有機酸を作り、腸内環境を守っているわけです。

もちろん、腸内細菌が作った有機酸を、人は*(ダッシュ)*エネルギー源としてしっかり利用もしているのです。