無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

軽い風邪と健康

2013年10月07日 06時42分11秒 | 体の仕組み

 

この前テレビの「ひるおび」で、天気予報士の方が、雨の日に体調が悪くなるのは、元々狩猟・採取生活をしていた人類は、動けない雨の日に体を治す働きが具わったからだと説明していました。

 

つまり、雨の日に具合悪くなるのは、体が病気や故障の治療を自分自身でやっているからです。

最近、カッピングをしていて、元々の体質は悪いようにみえないのに、難病化している若い人が増えているようにみえます。

話をしてみると、似たようなパターンがあります。たとえば…

風邪ひくと、熱も咳も薬で無理矢理抑えて仕事や遊びに行き、又風邪をひいて薬を飲み、その繰り返しで便秘や下痢になり、その薬をのんで食欲不振になり、そのうちに、眠られなくなり、朝起きが辛くなり、疲れやすくなり、憂鬱な気分になり…と、どんどん薬が増えて難病化しているようなのです。

昔の風邪の治し方は、熱が出ると玉子酒や生姜湯を飲んで布団をかぶって早く寝ていました。熱を抑えるんじゃなく、発熱・発汗を盛んにしていたんです。

体力の落ちた現代人にこんな荒療治を勧めるつもりはありません。

ですが、夏の終わりの涼しくなる今頃、風邪ひくこともあります。

で、冬本番にむけ、軽い風邪なら自然治癒力で治しておくのも風邪を治す予行演習としては悪くないかもしれません