無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

最新医学と健康

2012年02月20日 19時37分52秒 | 体の仕組み

 

基本的に漢方は、本来人間が持っている自然治癒力の強化を目指す医学だとおもいます。

 

運動で喘息が治ったとか、玄米菜食でがんが治ったとかいうような、体質改善によっても病気は治るわけで、現代医学もそんな事をもっと科学してみたらどうかと思っていましたら、そんなテレビ番組がありました。

 

それは先週のNHKスペシャルで、アメリカの最新のうつ病の治療といわれるものでした。

 

そのなかの「認知行動療法」というのは、過去の楽しかった思い出をイメージすることによってうつを治そうとするもので、笑い健康法や座禅のようなものを科学しているようにみえました。

 

又、TMSといわれる経頭蓋(けいとうがい)磁気刺激は、磁気で前頭葉の左側にあるDLPFCという背外側(はいがいそく)前頭前野を刺激するというものです。

 

DLPFCは判断や意欲に関わる場所だそうで、不安や恐怖・悲しみなどの感情が生まれるへんとう体をコントロールしている場所でもあるそうです。

 

そして、ここを刺激することにより血行を良くし、DLPFCの働きを活性化して、へんとう体の暴走を抑えて、うつ病を治そうとするもので、それはちょうどマッサージのようなものを科学しているようにみえました