無病息災のとびら

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ビタミンE・Cと健康

2015年02月26日 13時57分42秒 | 栄養と健康

ビタミンCは美容によいというイメージがすぐにわいてきますが、ビタミンEは何に良いかといわれても、とっさに頭に浮かんできません。

 

老化は、細胞が活性酸素によって酸化されることで起こるといわれますが、ビタミンEはそれを防ぎ、特に脂質の酸化を防ぐ大切な働きをします。つまり、ビタミンEはアンチエイジング、抗老化ビタミンといえるわけです。

ビタミンEを多く含む食材は、植物油やアーモンドやたらこ、卵などです。

野菜ではほうれん草やかぼちゃなど。その他、キウイフルーツ、エビ、カニ、うなぎ、マヨネーズ、フライビーンズ、ポテトチップスなどです。

マヨネーズやフライビーンズやポテトチップスにビタミンEが多いのは、卵や植物油を使っているからだとおもいます。

活性酸素を無害化したビタミンEは、活性酸素を消す力がなくなります。

しかし、ビタミンCにはそれを元に戻す働きがあり、ビタミンCによって再生されたビタミンEは、再び新たな活性酸素を消すことが可能になります。

つまり、ビタミンEはビタミンCと共に摂った方がよりパワーアップするわけです。

これから春に向かって日差しが強くなると野菜にもビタミンCが増えてきます。

採りたて新鮮野菜を植物油で調理して摂ると、ビタミンE・Cを兼ねた美容とアンチエイジング食になるとおもいます。