無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

暑さと心臓の関係

2007年09月22日 09時47分00秒 | Weblog
季節はすでに、お彼岸というのに、真夏並みの猛暑が続いています。*(晴れ)*
暑さは、それだけで心臓に負担をかけます。
心臓に、弱さや疲れがあると、暑さの負荷に耐え切れないことがあります。
元気そうに見える人が急死するくらい、他の臓器と違い、心臓の場合発病がそのまま死に直結することも珍しくありません。
検査では、病気の発見ができても、弱りや疲労の蓄積まで発見することはできません。ですから、定期的に検査を受けて問題なかった人でも、ある日、突然死することもあるのです。
まだ、病気ではないとしても、心臓に弱りや疲労が積もると、どういう変化がおこるか? *(割ハート)*
経絡(ツボの流れ)の関係では、腋の下から小指にかけて、胃のところや胸の真ん中や喉から目にかけて、又心臓と表裏の関係にある小腸経では、肩甲骨の上や肩や耳の近くやコメカミなどに、痛みやこりやしびれなどの異常を感じるようになります。
この経絡の係わりから、視力の異常、耳鳴り、声のかすれや食べ物の通りが悪いなどの異常や、食欲はあるのに胃の痛みなどを覚えることもあります。
漢方では、心臓は、舌、血脈、赤い色、焦くさい臭い、苦い味、熱、笑い、汗、言、などと関係するといいます。
具体的には、味覚が変になったり、舌が荒れたり、どもったり、舌が回りにくくなったり。又、静脈が浮いて見えたり、静脈瘤が出る。顔や肌の色が赤くなる。体臭が焦げたように臭う。コーヒーのような苦味のある味に好き嫌いが偏る。暑さに弱くなる。過度に精神状態がハイになる。多汗・小汗など汗の出方が異常になる。人と話していても人の話は聞かず、話し出すと止まらない。又、独り言を言う。
特に、これらの変化がいくつか重なり、その振幅が大きい時は、たとえ検査で異常が出なくても、用心しなければなりません。*(注意)*


自分の身体

2007年09月11日 10時02分00秒 | Weblog
自分の身体が、どうなっているのか?
それは、自覚症状を見るといいです。*(キョロ)*
たとえば、大腸の場合、理想的には…
排泄は、毎日規則正しい方がいいのです。
長さも太さも、大きなバナナくらい。色は黄金色で、匂いはむしろ香るくらい。それに、出る時は一気に出てしまい、拭いても紙に便が付かず、トイレタイムは小用よりも短い…
…これが、理想です。
排便の状態が、この理想形に、遠ければ遠いほど、たとえ今病気がなくても、大腸の状態は良いとはいえないわけです。*(青ざめ)*
更に、大腸の経絡(ツボの流れ)は肩から手かけて流れていますから、大腸の状態は、それを見ても分かります。
肩こりはしないか、手に痛みやしびれがないか、親指と人差し指の付根の間を押さえて痛かったりしないか、あるいは親指と人差し指の爪に異常がないか。
大腸のツボは腰にもありますから、腰が痛くないか、重くないか。
又、大腸は鼻とも皮膚とも密接ですので、鼻が出たり、詰まったり、嗅覚に異常がないか、アセモや湿疹、草負けや虫負けをしやすくないか。
又、秋という季節は、肺・大腸との関連を漢方ではみます。*(紅葉)*ですから、肺・大腸の働きが衰えると、秋に体調を崩しやすくなります。又、精神的には、肺・大腸の働きが衰えると、うつの状態がでやすくなります。
そのように、様々な自覚症状や、身体の発する情報を見て、まだ病気ではない『未病』のうちに体質改善をするのが大切です。