無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

フェルプスの吸玉と健康

2016年10月09日 10時53分27秒 | 健康法

私は、40年間カッピングをしていますが、リオオリンピックで、吸玉の丸い跡を付けたフェルプス選手が話題になって喜んでいたところ、それに関連した記事がネットに出ていて読んでみて、大変驚きました。


記事は、…カッピングによる吸引は、毛細血管を破壊する。…と決めつけ、その理由が、カップ形のあざができることとし、こう言っているのは著名科学ブロガーのオラクという人だから、…と、科学的に装った見た目だけの印象の記事なのです。

これはアメリカの雑誌の記事のようですが、この記事からうかがえることは、アメリカでは吸玉の科学的検証はしていないということのようです。もし、吸玉の治るメカニズムの科学的検証をしていれば、まったく反対の「吸玉ほど肌をきれいにする療法はない」という記事になっていたはずなのです。

オリンピック競技などの放送では、競技を分かりやすく解説する解説者がいます。その解説者は、大概その道を究めた人です。

たとえば水泳なら、一度泳いだことのある程度とか、体操なら、小学の時に鉄棒で逆上がりをしたことがあるとか、その程度の経験しかない人がオリンピックの放送の解説をしているわけではないのです。

何かについてモノが言えるのは、やはりそれに精通しているからで、吸玉においては自分で吸玉をやったことも触ったこともない人が、写真や映像を見ただけの印象で発言して、それが結構世間にまかり通るようなのです。なぜかといえば、発言する方も、聞く方も、吸玉のことをほとんど知らないからです。

吸玉の科学的検証は、中国でもヨーロッパでもやられていないようですが、日本ではやっている人がいます。もし、興味のある方は、まだ書きかけですが、私のホームページをご覧ください。

 

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