無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

お風呂と健康

2019年12月26日 18時05分11秒 | 健康の仕組み

年の瀬も押し詰まりました。

この冬は暖冬といいますが、しかしやっぱり冬は寒いです。

寒いときにはなんといっても温かいお風呂が一番です。

 

お風呂に入るとポカポカするのはなぜか?

 

直接お風呂で温もるのはもちろん、風呂に入ると水圧で太ももの周囲は1~2センチ、お腹は3~6センチもひき締まるといいます。

たとえば、脚にうっ血などあれば、水圧でギューっと心臓にうっ血した血液を押し戻し、風呂からあがれば心臓からタップリ酸素を含んだ血液が戻ってきます。

 

酸素が充分に行き渡ると、細胞内のミトコンドリアはフルパワーでエネルギーを増産します。

ですから、お風呂で直接温もるだけでなく、体自身も暖かくなり、お風呂に入ると温もるわけです。

 

また、全身には五臓六腑の経絡が流れていますから、入浴は全身まるごと同時に指圧しているようなものです。

慌ただしいこの時期こそ、たっぷりの湯船にしっかり浸かって、ゆっくりバスタイムをエンジョイするのもいいかもしれません。


睡眠障害を治すには・・・

2019年12月05日 13時57分27秒 | 健康法

カッピングに来られる方は、眠れない方がとても多いです。

そんな方は、なんでも懸命にやる真面目な方が多く、日本の土台を支えている方でもあります。

なんでも頑張ると、交感神経が強く働きます。

眠るには、副交感神経の働きが必要で、がんばれば頑張るほど眠れなくなります。

そんな方には、まず眠ろうと強く思ってくださいと話しますが、大概は、そう思っても眠れないといわれます。

しかし、多忙な方は、眠る時間がもったいないという気持ちがどこかにあり、その気持ちを、まず、キッパリ変えていただく必要があります。

眠るために、副交感神経を強くするには・・・

朝日を浴びる・・・

夕方に運動をする・・・

部屋の照明を暖色系にする・・・などの他、

食事も・・・

交感神経の働きを強くする肉食、甘い物、アルコール、刺激の強い食品を控え、

副交感神経の働きを良くする、雑穀、根菜類、豆、海藻などをよく摂り、特にカルシウムの多い食品をとるといいようです。

副交感神経の働きが最もよくなるのは、食後です。

夕食後は、何もせず、眠くなれば、食後すぐにでも寝るようにして、やることがあれば、朝にするといいです。

眠れるようになるためには、まずは、兎に角、寝ること優先の生活を強制的にでもやる必要があります。