無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

コロナ対策・その11

2021年02月03日 23時40分42秒 | 東洋医学

東洋医学的にみると、前回までの肺・大腸・皮膚は防壁みたいなもので、ウイルスと直接戦う免疫と関連するのは、胃・脾臓です。

野生の動物は、食べ物を汚れたままでも食べますが、胃の弱い人がそんなことしたら途端におなかを壊します。

胃薬といえば制酸剤ですが、胃が弱ると、胃は自ら酸を弱めます。

それは、胃が弱ると、強力な胃酸(pH1~2)で自身を消化されるからです。

食品にはばい菌が付き物で、殺菌は酸が強いほど効果的です。

胃酸を抑えるということは、ばい菌に対して手を緩めることになり、胃が弱くなると、菌やウイルスに対しての免疫力も弱くなるのです。

胃を弱らせないためには、まず、暴飲暴食を避けることです。

忘年会や新年会の後に風邪ひきが増えるのは、暴飲暴食により胃が弱るからです。

会食でコロナの陽性が増えるのも、人と一緒に食べると暴飲暴食しやすいからです。