無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

文鳥のヒナと健康

2014年05月13日 18時02分08秒 | 漢方と健康

息子夫婦が、1週間程文鳥のヒナを預かってほしいといいます。

2羽飼いはじめて、1羽は自分で食べられるようになっているが、もう一羽は弱くて、まださし餌をしないといけないそうです。

さし餌は1日6回くらいしないといけないそうで、昼間それが出来なくなったからお願いという次第でした。

ヒナはようやく息をしているくらいの弱りようで、長崎から出かけ、佐世保でヒナを受け取るときには、今生の別れのような息子夫婦の様子でした。

 

これまでも文鳥を飼ったことはありますが、さし餌をするのは初めてです。

家内がやり方を教わって、私はヒナを手のひらに抱いて支える役目です。

餌の準備ができる間、ヒナの心臓の鼓動に合わせて優しくマッサージをしてあげると、気持ちよさそうにしています。

気持ちがいいのか、エサをあげるたびに、私の手のひらに自分から乗ってくるようになり、マッサージのリズムをとるヒナの心臓の鼓動にも力が湧いてくるようになりました。

実際に、それまでうずくまってばかりいたヒナが動き出して、だんだん元気になりはじめました。

病気を看る気持ちは、人でも鳥でも変わらないものです。

元気になっていくヒナを見て、家内と二人でたいそう喜んで、息子夫婦にも携帯で写真を送ってあげたりしました。

ところがです。さし餌をするちょっとした弾みで喉を傷つけ、慌てて病院に連れて行きましたが、翌日息をひきとってしまいました。