無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

採りたて野菜と健康

2014年06月17日 17時25分37秒 | 野菜と健康

切迫感を伴う尿意が急に起こって、漏らしてしまう…これは「過活動膀胱」といって、最近40才以上の方に増えている病気だそうで、子供のころは学童期を過ぎても続くおねしょに悩んだそうです…

生活習慣病は、生まれつきの体質の影響もありますが、この方の場合、幼い頃に親が「保証被り」で多額の借金を抱えて、また、50代の頃には火事に見舞われたそうで、経済的恐慌などによる強いストレスが影響したとも考えられます。

 

体質の悪化による病気は、細菌病理学では解決できず、体質改善をやるほかないわけです。

体質改善というと当然食事改善も大切ですが、腎臓・膀胱に良いとされる食品には利尿作用が強く働く食品も多く、おしっこの出すぎが問題の夜尿症も過活動膀胱にも、多少注意を要するかもしれません。

人の体には、「抗利尿ホルモン」といって、利尿とは逆作用をする働きもあります。

これが正常に働けば、夜尿症も切迫性尿失禁も夜中に何回もトイレに起きるというようなこともなくなるわけで、先ほどの例でいえば、ストレスによる「抗利尿ホルモン」の変調がおねしょと過活動膀胱につながったと考えられるかもしれません。

私のカッピングのお師匠さんは、三焦経(ホルモン)の異常にはビタミンCがとても大切といっていました。

ビタミンCといえは、新鮮な果物や野菜です。

加工食品や保存食品が氾濫する現代に過活動膀胱が増えているのも、その一因には“採りたて”新鮮野菜が慢性的に不足しているのかもしれません