無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

"一物全体"と健康

2009年10月26日 16時25分00秒 | Weblog

以前長崎は街の中心部に魚の水揚げが全国でもトップクラスの魚市場があり、*(コム)*子供の頃は鰯やアジやサバなどで育てられたようなものです。

港町の食習慣でしょうか、大きな魚は、さばいた骨や頭はあら炊きにしたり味噌汁の具にしたりして、ほとんど無駄なく食べ尽くしてしまいます。

主な魚肉を取り去ったあらの、骨に残った身を食べるといっても、結構大変な作業で、特に目や*(コメント)*脳を食べるのは気持ちが悪くて上手く食べられない私は、よく父に叱られたものでした。

そんな私でも、今では骨だけになるくらい随分*(キラキラ)*きれいに食べられるようになり、息子達の魚の食べ方に、今度は呆れて見ている自分がいます。

"一物全体"という考え方があります。生物はからだ全体で生きており、どの部分が欠けても、*(地球)*自然界で生き抜くのは困難です。

人間が食物を摂る際、穀物を精白したり、野菜の*(紅葉)*皮をむいたり、動物や魚の身の部分だけではなく、できるだけ丸ごと食べるのが健康に良いとする考え方が"一物全体"です。

最近、検査で、*(ハート6つ)*コレステロール値が高いとおっしゃる方が目立つような気がしますが、この"一物全体"を考えてみるのもいいかもしれません。

私のうちでは、3年間くらい玄米食をしたことがありますが、上の息子が*(ビー)*幼稚園に行くようになると、皆とご飯の色が違うと言い出して、食べなくなりました。

その後、私としては*(おにぎり)*玄米食復活を狙ってみますが、玄米食をした頃少し厳しくしたのか、玄米食アレルギーが家族にあるようで、今では白米に雑穀を混ぜてもらうのが精一杯です。

たまに、カッピングをしながら玄米食の良さを話すことがあります。しかし、家族全員の合意をとりつけるのはどなたにとっても難しいことのようです。

妻任せの料理に*(イージー)*口出しはあまり出来ませんが、自分だけで出来る"一物全体"はないものかと考え、くだものを皮ごと食べるくらいならなんとか出来そうだと、試みています。

*(りんご)*リンゴは2年前くらいから皮ごと食べていますが、今では皮をむいたリンゴを出されると、何か物足りない気がします。

皮をむいて食べる事を前提にしているくだものですから、残留農薬が少し*(ジロ)*心配ですが、とにかくよく洗って食べます。

*(青りんご)*ナシは皮と実の間に味があり、皮もザクザクした食感があり、ランクとしては三つ星くらいでしょうか。

バナナの皮はチョット無理だろうと思いましたが、まだ新鮮なバナナの真ん中あたりを1センチ幅で切って皮ごと食べてみると、以外に*(うるうる)*面白いといった食感です。

*(みかん)*ミカンの外皮はまだ試していません。が、小袋ごと食べるのは3年くらい前からやっていて、昨年はまだ小袋を出したりもしていましたが、今年はほとんど違和感なく小袋ごと食べています。

ミカンを小袋ごと食べると、ペクチンとセルロースの2種類の*(結晶)*植物繊維を同時にとることが出来ます。ペクチンはコレステロールを抑制し、セルロースは便通を良くします。

ミカンの白いスジにはビタミンB群やCのほかにも毛細血管を強くするルチンが多く含まれ、ルチンは*(爆弾)*脳卒中を予防するといわれます。

くだものの過食は体を*(雪)*冷やすといわれますが、小袋でも皮ごと食べると沢山は食べられず、ミカンにはクエン酸が含まれますからエネルギー効率をよくして体を温めるはずです。

ビタミンCも一日の必要量が3~4個で摂れますから、風邪やインフルエンザの予防のためにもミカンは食べておくとよく、せめて小袋も白い筋も合わせて摂ると、ミカンは*(ツリー)*冬を乗り切るための強力な武器になるとおもいます。

健康のメンテナンス

2009年10月09日 17時47分00秒 | Weblog

けがや打撲をしたわけでもないのに出てくる*(泣く)*痛みには、内臓に溜まった疲れを発散して、体が自分自身のメンテナンスをしているような痛みもあるようです。

朝*(三日月)*夕冷え込みだす今頃に多い"寝違え"。頸椎捻挫ともいわれますが、睡眠中に無理な姿勢や動かし方をすることで起るといわれます。

ですが、実は体が*(チアフル)*自分自身のメンテナンスをしている痛みもあるようです。

たとえば、夏の暑さは*(割ハート)*心臓に負担をかけます。心臓に疲れが溜まると、その疲れを発散するために心臓の経絡(けいらく)上に痛みがでることがあるのです。

心臓の*(バス)*経絡は、腋下から腕の内側に沿った小指にかけて流れています。

漢方では心臓と小腸を*(プレゼント)*ワンセットで考えますから、小腸経の、手の小指から腕の外側に沿って肩甲骨の上、それから肩、首、頬、コメカミにかけても痛みが出ることがあるのです。

心経はヘソから胸、首、*(うるうる)*目にかけて、小腸経は肩からヘソに向かう経絡もあります。

その他にも、首には五臓六腑の12経絡中10経絡が*(砂時計)*流れていて、首はほとんどの内臓の影響を受けるといってもいいのです。

ところで、痛いときにじっとしていると痛みが楽になります。それは、体を休めると体の*(キラキラ)*修復機能が高まるからです。

体の修復機能を高めるためには、普段適度な*(スニーカー)*運動をしておくといいようです。

*(テレビ)*運動不足になると、体の調子が悪くなった時に体を休めても、体の修復機能がうまく働かないようです。

それは、*(青ざめ)*体調が悪いからと体を休めてみても、運動不足の状態は元々体を休めた状態に近いわけで、体の修復機能がおもうように働かなくなるようです。

それに、適度な運動は、内臓に溜まった疲れを*(ハート6つ)*少しずつ発散しますから、もし痛みが出たとしても、痛みが軽くで済みますし、頑固に長引かないで済みます。

もし怪我をしたとき、かすり傷ていどなら薬も何もしないで*(イージー)*観察してみるのもいいかもしれません。

傷の治っていくプロセスをみていると、改めて自分自身の修復機能に*(ハート3つ)*心動かされるかもしれません。

けがや打撲など何も思い当たることもないのに出てくる痛みも、*(笑顔)*辛抱できる程度なら、しばらく観察してみるのもいいかもしれません。

経絡を発見した漢時代の人達のように、健康のメンテナンスの存在を、*(退屈)*感じられるかもしれません。

メンテナンスの痛みは、内臓の疲れが治まれば、いつの間にか自然に*(結晶)*消えていきます。