無病息災のとびら

21世紀の健康について考えています

新型インフルエンザと健康

2009年05月15日 16時55分00秒 | Weblog

今朝の長崎新聞によると、新型インフルエンザの感染者数は日本時間15日午前零時現在、35カ国・地域で計6726人に上っているそうです。

*(チアフル)*鳥インフルエンザの最悪のシミュレーションを*(テレビ)*テレビ番組で何度か見せられていましたから、これまでの経過を見ると、何か拍子抜けさえしないではないですが、ジワッ、ジワッと拡大していく現状も、何か不気味な感じがしますね…

これからどうなるか分かりませんが、備えるべきは備えておくのも大事なことだと思います。

漢方では、大腸の弱点は肺にも及ぶといいます。それは、肺と大腸とは*(三日月)*陰陽の関係にあるからです。特に便秘を抱えたままでは肺の抵抗力にも差がでてきます。通じの調子が悪い場合はこの際、その改善を図るといいかもしれません。

ウイルスは、1個が侵入すると*(時計)*1時間後には100個、*(晴れ)*1日経つと100万個に増えるそうです。

健康な状態であれば、口腔内や鼻腔内の粘液がウイルスを*(波)*洗い流し、繊毛細胞が粘液と共にウイルスを*(ダッシュ)*吐き出してくれます。

インフルエンザの飛沫感染の大部分は呼吸をするときです。つまりほとんど鼻から侵入するわけですから、鼻を強化しておくことはとても大事なことです。

漢方では、肺・大腸は鼻と皮膚とも関係します。ですから、乾布摩擦や冷水摩擦などで皮膚を鍛えておくと、便秘の改善にもいいですし、肺や鼻の強化にもつながるわけです。

粘膜は、胃・脾臓と関係します。胃・脾臓が弱体化する原因のひとつが白砂糖といわれます。

白砂糖タップリの*(ケーキ)*甘い物を摂りすぎると、口腔内や鼻腔内の粘膜の働きを弱くしてウイルスの侵入を容易にするばかりか、脾臓は免疫の働きそのものに関係しますから、免疫力の低下にもつながります。

甘い物を控える事も大切ですが、白砂糖の害は*(キラキラ)*ビタミンB1で消すといいかもしれません。

ビタミンB1の多い食品は豚肉といわれます。豚インフルエンザに対抗して豚肉とはかなり皮肉な話ですが、私としては*(ハート6つ)*腸内細菌を健全にするためにも、食物繊維も同時に摂れる玄米やゴマや豆類、それに緑黄色野菜をおすすめします。

肺・大腸は、漢方では*(泣く)*辛い味とも関係します。

辛味といえば、ネギやショウガなどですが、どちらも風邪の予防にいいといわれる食品です。ですから、インフルエンザの予防にも悪いはずはないでしょうから、少し気掛けて摂っておくといいかもしれません。

風邪のひき始めは、ショウガ一欠けをすりおろし、熱湯を注ぎ、ハチミツを入れて飲むと発熱発汗を促して風邪を早く治します。

これから夏に向かい、*(温泉)*風呂あがりに水を浴びてあがるのもいいかもしれません。

足先から始め、慣れたら徐々に下半身、上半身に広げていくといいでしょう。水を浴びて風呂から上ると湯冷めしませんし、*(雪)*寒暖の変化にも強い皮膚をつくります。それは、とりもなおさず寒暖の変化に強い肺や鼻を作る事にもつながります。

これは、短時間で簡単に出来る健康法ですが、*(ハート)*心臓や血圧などに持病を抱える方は、くれぐれも無理のないように、足先のかけ水だけでもいいかとおもいます。