全国町村会から毎週発行されている「町村週報」は、地域づくりの情報が紹介されていて貴重な情報源となっています。
特に巻頭コラムは、町村への温かいメッセージと示唆に富んでいます。
新年号の筆者は日大経済学部教授の沼尾波子さん。タイトルは「機能」から「関係」へ。
これまでの行政は、国の補助金や地方交付税を使って、道路や福祉施設、学校などのインフラ整備が推進されてきた。
しかし、人口減少や財政難のなかで、これまでのような機能強化策では人口減少に歯止めをかけることは難しい。
移住・定住を促進するためには、地域コミュニティなど「関係」の再構築が大切になる。
行政には発想の転換とともに、「関係」づくりの戦略が求められる、と結んでいます。
私も日々の行政運営のなかで、関係の重要性は強く感じています。
関係は、いいかえれば「連携」とも言い換えられます。
今後の行政運営に心して臨まなければいけません。