安藤豊ブログ【日記・活動記録・地元秋田のPRなど】

秋田県で活動中の安藤豊のブログです。日記や日々の活動記録、美しい自然に溢れる地元秋田のPRなど。HPもあります。

貴重な将棋盤

2020年03月06日 | Weblog

先日、元羽後町長佐藤吉郎氏のご家族から、貴重な将棋盤を町に寄贈していただきました。

榧(かや)のこの将棋盤は、昭和59年9月18日に湯沢市秋ノ宮の稲住温泉で行われた「第32期王座戦第2局」で使用されたものです。

当時の中原誠王座に森安秀光八段が挑戦した一戦は、森安八段が勝ち二連勝としました。

その後、中原王座が巻き返し、三連勝で王座を防衛しました。

初代日本将棋連盟会長の金易二郎名誉九段は羽後町出身(西馬音内の弥助そば屋が実家)で、中原王座はその孫弟子にあたります。

その頌徳碑が五輪坂の高台に建立された祝賀会が行われ、そのご縁で対局が実現しました。

町コミュニティセンターで行われた祝賀会には、中原、森安両棋士はもちろん、中原王座の師匠である高柳敏夫名誉九段や田中寅彦八段など将棋連盟のそうそうたるメンバーが参加していた記憶があります。

佐藤吉郎元町長は無類の将棋好きで、役場応接室にある歴代町長の肖像画の近くにしばらく展示します。

自分が購入した将棋盤を眺め、さぞ喜んでいる事でしょう。


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