新年度予算を審議する町議会の予算特別委員会が2日間にわたって行われ、77億2千万円の当初予算などを賛成多数で可決してもらいました。
議長を除く全議員で審査してもらいましたが、特に議論を呼んだのが、新年度新たに始める地方創生交付金を活用した「羽後町しごと改革」事業です。
若手職員で構成する「人口減少対策プロジェクトチーム」の提案を土台に、新たな仕事を発掘し移住定住を図ろうとする、かなり大胆なチャレンジです。
今後5年間にわたって1億7千万円程の予算で、うごまち「未来の栞(しおり)」しごと魅力化事業とチャレンジショップ事業を行ない、地域おこし協力隊を中心に受け皿となるNPO法人や地域商社を設立して、新しい仕事や雇用を開発しようとするものです。
議員からは失敗を不安視する指摘も出されましたが、昨日の討論では、「若い人たちの新しいチャレンジを期待を持って応援したい。」という温かい討論が聞かれ、とても嬉しかったです。
我々も若い頃に世間をあっと言わせるようなチャレンジをしてきましたが、周囲が温かく見守って応援してくれたからこそ実現できたものも数多くあります。
議会での指摘を真摯に受け止め、懸命に取り組んで行きます。
ところで、昨日夕方にお世話になった藤沢商工会議所の金井前専務理事の訃報が飛び込んできました。
この十数年、本当に親しくさせてもらいましたが、残念でなりません。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。