6年前の3月11日。忘れることの出来ない東日本大震災のあの日。
改めて被害に遭われた皆様に、心からのご冥福とお見舞いを申し上げます。
そんな昨日、町内3校が統合してスタートした新生羽後中学校の初めての卒業式が行われました。
今年の卒業生は122人。制服こそそれぞれ違いますが、この1年間で絆を深め、思い出深い3年間を過ごされた事が感じられました。
式辞で木口秀一校長先生は、「社会の出来事に関心を持つこと、置かれた場所で咲くこと、やがて故郷羽後町に帰ってくること。」の三つをお願いしてくれました。
卒業生代表答辞は生徒会長の佐藤夢斗(ゆうと)君。堂々とした中に情感が込もった立派な答辞で、会場のあちこちからすすり泣く声が聞こえてきて、思わずもらい泣きしてしまいました。
夜は卒業生も交えての祝賀会。木口校長などがギターで伴奏しながら、先生全員で歌を披露してくれました。
広いホテルの会場が満杯になるほど多くの人が参加して、最後は卒業生が肩を組んで見事な歌を歌って別れを惜しんでいました。
この後高校受験の発表がありますが、全員の合格をお祈りしています。