お年寄りって、自由過ぎる

介護をするようになって、一番困るのが、歩き回られることなんです。
今の職場は優しすぎます。
今の時期、コロナが流行っているにも関わらず面会を許しているのです。
びっくりします。
他は、もっと厳しいだろう。と、思うのです。

以前いた施設では、面会は拒絶されてしまっていて、みんな部屋に籠りっぱなしになりました。
多分、もっとコロナが流行ったら、一番先にコロナの餌食になります。
本当に怖い施設です。
もっと、危機感を持って。と言いたいけど、ペーペーではそんなことが言えないのです。

まだまだ半人前

今日は、便をする人が多い日でした。
きちんと対処できれば問題はないのですが、まだまだ半人前の私は、便を処理できないのです。
介護職として失格です。

前に、「心を入れ替えてやり直せ。」と、言って去った女性がいました。
心を入れ替えるって、どういうことだ。と、思うのです。
介護職として、一から頑張れ。というのだろうか。
頑張ってるんだけどなぁ。
わかってもらえないのが、つらいです。

若年性認知症

今、勤めている介護施設では若年性認知症の女性の方がいます。
人間としては、壊れているのです。
この人をお風呂に入れるのに、本当に苦労をします。
第一、言葉が通じないのです。
服を脱がすにも力づくでないと、物凄い反撃を食らいます。
体を洗うにも、椅子に座ってくれないのです。
挙句の果てには、湯船で便をします。

人間としての認知がないので、便を手でつかんだりします。
この人に当たったら、「やべぇなぁ。」と、思うのです。
しかし、予想は外れて、２度も当たってしまいました。
もう、一人では手に負えず、人を呼ぶこともあります。
今回は、一人で出来たけど、次はない。と、思います。

こんな時、「早く死んでくれ。」と、心で思います。
若年性なので、若いのです。
死ぬには、まだまだ先のようです。
この人が死ぬか、私が根を上げて施設を辞めるかが、勝負になります。
できるなら、私は、施設を去りたい。と、常々思っています。
それだけきつい仕事なんです。

いつ、私も若年性認知症になるかもしれません。
その時は、どんな扱いになるのか、わからないのです。
できるなら、死ぬまで認知症にはなりたくないのです。
こればかりは、運としか言いようがない。

寝汗

夜中に目が覚めて、パジャマが汗ばんでいるのに気が付きました。
寝汗です。
そのままトイレに行って、寝ようとしたら、寝汗が冷たくなって気持ち悪いんです。
仕方なしに、真夜中に着替え、また布団の中に入ります。
そのあとは、ぐっすり眠ることができました。

母は、時々、「昨日、寝汗で真夜中に着替えたんだけど。」と、言っていたんですが、自分が同じようなことになるとは思ってもいませんでした。
なんで、寝汗なんかかくんだ。と、思いながらも、眠たいのが本音。
邪魔くさいけど、眠るためなら、いそいそと着替えます。
こんなことは、そう簡単にあってはならない。と、思っています。

寝汗の原理は、私にはわかっていないんです。
でも、ズボンまで湿ってしまって気持ち悪い。
シーツはどうか。と、思うけど、そこまで替えることはしなかったんです。
母の言っていた通り、寝汗は風邪をひくことになります。
きっと、物凄い夢を見ていて、汗びっしょりになってしまったのかも。
夢のことは覚えてないけど。

これからも同じようなことを繰り返すことになります。
いつも綺麗なパジャマを用意して、寝汗に対処することになります。

お腹が空く

最近、なんだかお腹が空くのです。
必要以上に食べることはないのですが、やっぱり、おやつは必要です。
気のせいか、体重も増えています。
多分、気のせいではなく、食べているからなんでしょう。

明日は休み。
おやつをいっぱい食べて、気のすむまで寝ることにします。
おやつを買いに行かなきゃなぁ。