バーゲンの洋服

両親が買い物に出かけ、ちょうど夏物の洋服が半額になっているので、私のサイズを探して買ってきてくれました。
「入るかなぁ。」が、まず第一の言葉なんです。
私は、おデブなので、柄よりサイズが気になるんです。
そういえば、太りだしてから、洋服を買いに行っても、全然気のりしないことが多く、自分で洋服を選ぶ。ということをしなくなりました。
「まあ、入ったら、それでいいか。」という感じです。
母も、「あなたが窮屈だったら、私が着るわ。」と、言うのが口癖なんです。

昔の知り合いで、いつも服を買うときは、シーズンの終わりに安くなってから来年用に着る服を買う。ことを実践している人がいました。
「ほんと、頭が下がるわぁ。」と思うのです。
まあ、生活の知恵みたいなものです。
しかし、これは、私には当てはまらないことなんです。
来年は、もっと太っているかもしれません。
着れない服を増やすのは、もったいないことなんです。
母に、「来年、私が痩せていたらどうする？」と、うそぶいてみたりするのですが、「それは、ありえない。」と、即答されます。
そんなこと自分でもわかっているんですけど。

母が買ってきてくれた洋服は、来年に回さず、すぐに着ようと思います。
来年に回したら、もう袖を通すことがないような気になりますから。
有り難く受け取っておきます。