ここ10年前くらいまでは、本が大好きでした。
別に、用がなくても、読むものがあれば、なんだって読んでいました。
しかし、だんだん老化が進み、あれだけ良かった目も年老いて「老眼」になってきました。
すると、本を読むことすら面倒になって、本から遠のいてしまったのです。
そのうち、写真クラブなどに入ることになって、カメラをいじりだしたのですが、肝心の取り扱い説明書をすっ飛ばし、適当にカメラをいじることになってしまったのです。
写真クラブのメンバーのおじいさんは、私に「ちゃんと取り扱い説明書を読むように。」と、口が酸っぱくなるくらい忠告をしてくれるのです。
もう、耳にタコが出来始めた頃に、「そろそろ、取説など読んでみようか。」という気になりました。
私の悪い癖があるんです。
それは、目次を読んだだけで、もう全部、読んだ気になって、本を閉じてしまうのです。
読むんだったら全部読め。と、叱られそうな感じです。
しかし、老眼と、根気の無さに、自分でも呆れるくらい辛抱が足りなくなってしまいました。
「そのうち、そのうち。」と言っている間に、今に至っています。
本当に、ちゃんと読まないと、おじいさんにしばかれてしまいそうで怖いので、腰を据えて取説読もうかな。
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