災難

最近、思うことがあって、何もしない日がよくある。
思うこととは、自分に降りかかった災難のことだ。

はじめは、ごく微妙な災難なんて、くそくらいだ。と、屁とも思わなかったが、微妙なことも続いて起こると、やる気をなくして、心神喪失状態になる。
そして、自分の未来が真っ暗なような気になって、どうも落ち着かない。
ただ、寝っころがって天井を見て、ため息だけが、もれてくる。

占いを見ても、ありきたりのことばかり書いていて、全然当てにはならないし、相談する人も、私が自分の事をうまくいえないばかりのため、的確な答えが返ってくることはない。
時間ばかりが経つのに、何も解決する手立てがない。

私が、もう少し若かったら、跳ね返す力もあっただろうに。
この災難は、２０年かけて、じわじわ浸透してきた。
ただ、自分を鼓舞する言葉を吐き、１分以内の未来を見つめることだけが、私の救いになっている。
なんか、災難から開放されたい気分だ。