汗だく

朝から、お掃除をすることにしました。
というのも、ずっとサボっていて、ほこりが気になるのです。

案の定、クイックルワイパーで綺麗に拭くと、ウエットシートが真っ黒になるのです。
「やってよかった。」と、思いました。
しかし、自分がこんなに汗だくになるとは思ってもいませんでした。
確かに、私は汗っかきです。
人が、普通に歩いているときでも、私は一人で汗をかいているのです。
これは、太っているからだけではなく、痩せているときから、汗をかいているのです。

汗をかくと、汗のにおいが気になります。
自分は、自分のにおいが気にならないため、人に不快な思いをさせているような気になります。
しかし、だからと言って、汗をかくたびにシャワーを浴びるわけにはいかないんです。
まわりに汗っかきの人がいないので、汗談義はできないのが悲しいのです。

昔、学生時代、ある女の子が遠くの友達に手を振っていました。
ぎょっとしたのが、そのブラウスの腋に当たる部分が茶色に変色してあったのです。
「すごいなぁ。」と、思いました。
変色するほど、汗をかいているんだ。と。
私は、あれからなるべく、人に腋を見られないように、手を上げないようにしています。

デブは、汗っかきと思われるのが嫌で、いつもポケットにハンカチを入れて、マメに拭いています。
「本当は、デブだからじゃなくて、代謝がいいんだ。」と、独り言ちています。
体中の汗が全部出たら、私も綺麗に痩せられるかも。と、思ったりするんですが、その前に死んでしまうようで、怖いです。