言葉のわかる犬

お尻の下から突き上げる振動に、「今の地震やねぁ。」と、会話をしていると、途端にスマホの警告音が鳴り響きます。
「そんなに揺れてないから、震度1くらいかも。」と、家族で言い合っていたら、怒涛の如く吠えまくる愛犬がいます。
こんな会話でもわかってしまうのか。と、思いました。

たぶん、揺れより、会話を聞いて怖く思っているのでしょう。
犬の知力は、計り知れない。と思うのです。
犬は、人間で言うと、3歳児くらいの知識があります。
我が家には子供はいないのですが、愛犬のお陰で、子供が一人いるような感じになります。
美味しいものを食べていたら、「それ頂戴。」と、手を出し、「怖いよ。」と、話しかければ、吠えまくります。
犬って、やっぱり面白いなぁ。と、思います。
猫を飼っていたときと、まるっきり違うのです。
犬一匹で、人間一人分くらいの存在感があり、結構、心の頼りになります。

今回の地震は、震度1でした。
「怖いねぇ。」と、連発すると、本当に怖くなってくるのか、ひっきりなしに吠える愛犬です。
愛犬がいれば、もう怖いものなしになります。
楽しかったり、怖かったり、お腹が空いたり、かまってほしかったり、いろんなパターンで自分を表現する愛犬に、なんだか面白さが沸いてきます。