新発田城を見学した後、町歩きを楽しみました。
清水園まで車で移動、同園と足軽長屋見学、徒歩で市島酒造を訪ねました。

◆国指定名勝【清水園】 旧柴田藩下屋敷大名庭園

下屋敷(別邸)は三代宣直の時(寛文6年)に清水谷と呼ばれた当地に建立。庭園は四代重雄(元禄年間)に江戸幕府の作動方・縣宗知を招き作庭。
広さ役4600坪の下屋敷は「清水谷御殿」と呼ばれ「清水園」(国指定名勝)の名の由来となっています。、、、同園パンフより抜粋
「書院」
寄棟造り杮葺き平屋建て、八十余坪。きわめて簡素な数寄屋風の建物は、幕府に対する政治的配慮という当時の下屋敷の面影をしのぶことができる、、、同上

座敷より回遊式の庭園を望む

「茶室 夕佳亭」
大池泉越しに書院を望む
兼六園でも見られる池に張り出した建築で、茶室からは池に浮かんでいるように見える。

近江八景を取り入れた京風の庭の中央に大池泉を配した、十万石大名の下屋敷にふさわしい回遊式庭園。
「茶室 夕佳亭」を含め五つの茶室がある。
国指定重要文化財旧柴田藩「足軽長屋」
天保13年(1842)築
清水園に沿って流れる柴田川をへだてた路すじに、藩政時代の足軽が居住した八軒長屋がある。往時は「北長屋」と称し、全国にも類をみない遺構。、、、同上

分厚い茅葺の屋根は時代を感じさせない美しさ。

うち一軒のみ内部が公開されている(福井の朝倉遺跡の再現町並みのように)
内部は簡素で狭いながらも玄関や台所も付いた居住空間。もちろん電灯は後付け(笑)

♪ ♪
【お店情報】
お店のWebページは→こちら
お店(店主)のTwitterは→こちら
店名;清水園
住所;新潟県新発田市大栄町7丁目9-32
電話:0254-22-2659
営業時間;3~10月/9:00~17:00 11~2月/9:00~14:30
定休日;年末・1月と2月の水曜日 祝祭日の場合は開館、翌日休館
駐車場;あり
地図;
◆酒蔵見学【市島酒造】 創業1790年

北越後の城下町、新発田で江戸寛政年間(1790)年代に、全国屈指の豪農・市島宗家より初代秀松が分家して酒造りを開始しました。創業時の銘柄は「諏訪盛」、、、同酒造パンフより抜粋
「清水園・足軽長屋」から徒歩約5分
諏訪神社のすぐ近くに銘柄「王紋」の看板が見える。

酒蔵見学は随時
自由に見学できます。

帰りには直販所で「利き酒」が楽しめますが、車の運転をされる方はガマン!(;^ω^)
なのでお土産に買い求め、お家で楽しみます。

♪ ♪
【お店情報】
お店のWebページは→こちら
お店(店主)のTwitterは→こちら
店名;市島酒造株式会社
住所;新潟県新発田市諏訪町3-1-17
電話:0254-22-5150
営業時間;酒蔵見学9:00~16:00
定休日;年末年始、入場料無料
駐車場;あり
地図;
◆新潟県指定文化財【市島邸】
明治初期の簡素優雅な佇まい 北越屈指の名門

1000町歩以上保有する農家を「豪農」と称するが、市島家は1800町歩を有する新潟県最大、全国的にも屈指の「大豪農」であった。
市島家は、織田信長に才能を認められ若狭の国高浜城主(5000石)となっていた溝口秀勝の家士となり、柴田勝家を賤ケ岳の戦いで破った豊臣方についた溝口氏は加賀大聖寺城主に抜擢(44000石)その際も随従して大聖寺に移住。さらに秀吉の命により新発田に転封(新発田城主6万石、後に10万石)に際しても随従した。
以下参考資料
新発田藩・溝口藩主の士分格御用達
豪農市嶋家の祖・弥惣右衛門は、丹波国氷上郡市嶋村(兵庫県丹波市市島町)に住居して、市嶋氏を称します。その後若狭国高浜(福井県大飯郡高浜町)に移り、天正7年(1579)高浜城主溝口秀勝公の家士となります。天正11年(1583)柴田勝家討伐の功により、溝口氏が加賀大聖寺城(石川県加賀市)に移封となり、これに随従して市嶋氏も加賀に移り、溝口家の士分格御用達を勤めます。慶長3年(1598)豊臣秀吉の大名政策によって、溝口氏は越後国蒲原郡新発田藩(新潟県新発田市)に移封、再度随従して蒲原郡五十公野村に住みます。
弥惣右衛門の長男筋は、後に五十公野村から佐々木下新田(横井)を経て佐々木上新田村(笠柳)へ移住します。弟筋は、五十公野村から蒲原郡水原(阿賀野市)へ移り、越後有数の豪農となります。
出典:男澤惠一・家系と先祖のBLOG→こちら
とにかく広い! でっかい! 建物がいっぱい! 庭は広大!
これが個人の家か!!
参考資料、、、パンフより
田畑約1830町歩(対象13年)
山林約3000町歩
小作人2600人
米蔵20か所
米売り上げ約30000俵
番頭30人
広い駐車場に車を停め、受付で入場券を買う。
玄関までの空間

「表門」は受付の並びで、現在観光客は通行できないが代表的景観。

「表玄関」、ここも見学するだけ。

「渡り廊下」
木戸口から本宅へ通じる渡り廊下は高床式になっている。
庭に面しているので長い廊下を歩くのも苦にならない。

建物がいくつ連結されているのか、自分が今どこにいるのか迷ってしまう。
建物の数と部屋の数がハンパでない!
「大広間」
いくつも見どころはあるが、奥の間は座敷をいくつも並べ床の間や仏壇を配して、たぶん上段の間とか中段の間とか称していたのではないだろうか?
この座敷を開放したら何畳敷の大広間になるのだろうか?

案内図、、、同上

♪ ♪
【お店情報】
お店のWebページは→こちら
お店(店主)のTwitterは→こちら
店名;新潟県指定文化財 市島邸
住所;新潟県新発田市天王1563番地
電話:0254-32-2555
営業時間;4~11月/9:00~17:00 12~3月/9:00~16:30(いずれも最終受付は閉館30分前)
定休日;年末年始と水曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場;あり
地図;
清水園まで車で移動、同園と足軽長屋見学、徒歩で市島酒造を訪ねました。

◆国指定名勝【清水園】 旧柴田藩下屋敷大名庭園

下屋敷(別邸)は三代宣直の時(寛文6年)に清水谷と呼ばれた当地に建立。庭園は四代重雄(元禄年間)に江戸幕府の作動方・縣宗知を招き作庭。
広さ役4600坪の下屋敷は「清水谷御殿」と呼ばれ「清水園」(国指定名勝)の名の由来となっています。、、、同園パンフより抜粋
「書院」
寄棟造り杮葺き平屋建て、八十余坪。きわめて簡素な数寄屋風の建物は、幕府に対する政治的配慮という当時の下屋敷の面影をしのぶことができる、、、同上

座敷より回遊式の庭園を望む

「茶室 夕佳亭」
大池泉越しに書院を望む
兼六園でも見られる池に張り出した建築で、茶室からは池に浮かんでいるように見える。

近江八景を取り入れた京風の庭の中央に大池泉を配した、十万石大名の下屋敷にふさわしい回遊式庭園。
「茶室 夕佳亭」を含め五つの茶室がある。
国指定重要文化財旧柴田藩「足軽長屋」
天保13年(1842)築
清水園に沿って流れる柴田川をへだてた路すじに、藩政時代の足軽が居住した八軒長屋がある。往時は「北長屋」と称し、全国にも類をみない遺構。、、、同上

分厚い茅葺の屋根は時代を感じさせない美しさ。

うち一軒のみ内部が公開されている(福井の朝倉遺跡の再現町並みのように)
内部は簡素で狭いながらも玄関や台所も付いた居住空間。もちろん電灯は後付け(笑)

♪ ♪
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店名;清水園
住所;新潟県新発田市大栄町7丁目9-32
電話:0254-22-2659
営業時間;3~10月/9:00~17:00 11~2月/9:00~14:30
定休日;年末・1月と2月の水曜日 祝祭日の場合は開館、翌日休館
駐車場;あり
地図;
◆酒蔵見学【市島酒造】 創業1790年

北越後の城下町、新発田で江戸寛政年間(1790)年代に、全国屈指の豪農・市島宗家より初代秀松が分家して酒造りを開始しました。創業時の銘柄は「諏訪盛」、、、同酒造パンフより抜粋
「清水園・足軽長屋」から徒歩約5分
諏訪神社のすぐ近くに銘柄「王紋」の看板が見える。

酒蔵見学は随時
自由に見学できます。

帰りには直販所で「利き酒」が楽しめますが、車の運転をされる方はガマン!(;^ω^)
なのでお土産に買い求め、お家で楽しみます。

♪ ♪
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店名;市島酒造株式会社
住所;新潟県新発田市諏訪町3-1-17
電話:0254-22-5150
営業時間;酒蔵見学9:00~16:00
定休日;年末年始、入場料無料
駐車場;あり
地図;
◆新潟県指定文化財【市島邸】
明治初期の簡素優雅な佇まい 北越屈指の名門

1000町歩以上保有する農家を「豪農」と称するが、市島家は1800町歩を有する新潟県最大、全国的にも屈指の「大豪農」であった。
市島家は、織田信長に才能を認められ若狭の国高浜城主(5000石)となっていた溝口秀勝の家士となり、柴田勝家を賤ケ岳の戦いで破った豊臣方についた溝口氏は加賀大聖寺城主に抜擢(44000石)その際も随従して大聖寺に移住。さらに秀吉の命により新発田に転封(新発田城主6万石、後に10万石)に際しても随従した。
以下参考資料
新発田藩・溝口藩主の士分格御用達
豪農市嶋家の祖・弥惣右衛門は、丹波国氷上郡市嶋村(兵庫県丹波市市島町)に住居して、市嶋氏を称します。その後若狭国高浜(福井県大飯郡高浜町)に移り、天正7年(1579)高浜城主溝口秀勝公の家士となります。天正11年(1583)柴田勝家討伐の功により、溝口氏が加賀大聖寺城(石川県加賀市)に移封となり、これに随従して市嶋氏も加賀に移り、溝口家の士分格御用達を勤めます。慶長3年(1598)豊臣秀吉の大名政策によって、溝口氏は越後国蒲原郡新発田藩(新潟県新発田市)に移封、再度随従して蒲原郡五十公野村に住みます。
弥惣右衛門の長男筋は、後に五十公野村から佐々木下新田(横井)を経て佐々木上新田村(笠柳)へ移住します。弟筋は、五十公野村から蒲原郡水原(阿賀野市)へ移り、越後有数の豪農となります。
出典:男澤惠一・家系と先祖のBLOG→こちら
とにかく広い! でっかい! 建物がいっぱい! 庭は広大!
これが個人の家か!!
参考資料、、、パンフより
田畑約1830町歩(対象13年)
山林約3000町歩
小作人2600人
米蔵20か所
米売り上げ約30000俵
番頭30人
広い駐車場に車を停め、受付で入場券を買う。
玄関までの空間

「表門」は受付の並びで、現在観光客は通行できないが代表的景観。

「表玄関」、ここも見学するだけ。

「渡り廊下」
木戸口から本宅へ通じる渡り廊下は高床式になっている。
庭に面しているので長い廊下を歩くのも苦にならない。

建物がいくつ連結されているのか、自分が今どこにいるのか迷ってしまう。
建物の数と部屋の数がハンパでない!
「大広間」
いくつも見どころはあるが、奥の間は座敷をいくつも並べ床の間や仏壇を配して、たぶん上段の間とか中段の間とか称していたのではないだろうか?
この座敷を開放したら何畳敷の大広間になるのだろうか?

案内図、、、同上

♪ ♪
【お店情報】
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店名;新潟県指定文化財 市島邸
住所;新潟県新発田市天王1563番地
電話:0254-32-2555
営業時間;4~11月/9:00~17:00 12~3月/9:00~16:30(いずれも最終受付は閉館30分前)
定休日;年末年始と水曜日(祝日の場合は翌日)
駐車場;あり
地図;
私は15年ほど、富山在住であみの3様のブログをよく拝見させていただいているのですが、まさか私の地元の新発田に来られるとは…。
新発田と何かご縁がおありなのですか?
ちなみに新発田まで来られたのでしたら、甘めの味噌が美味しい「和玄」や「和泉屋」のごままんじゅうを食べていただきたいです。
そのほかにも新潟の美味いラーメン食べて欲しいなぁ…😊
そんなに前から読んで下さっていたんですね、ありがとうございます。
新発田市へは『新発田城』を見学するために行ってきました。
当然ながら新発田市内で美味しいラーメンも頂きましたよ。
新潟はラーメン王国
四大(五大)ラーメンも食べましたし、過去何回も訪問していますよ。
当ブログ、新潟・長野カテゴリーをクリックしていただくと過去の記事が見られますので是非ご一読下されば幸いです。https://blog.goo.ne.jp/aminosan111/e/2bc5f635cf7c01c4a1fa46c5b35c7711
べちさん、
これからも「あみの3ブログ」に応援、よろしくお願いします。
あみの3