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あみの3ブログ

ラーメン食べ歩きとお城歩き、その他感動したことを写真で綴る雑記帳
更新は不定期です

倶利伽羅不動寺 西之坊鳳凰殿@石川県津幡町 令和二年(2020)7月12日 御祈祷、紫陽花、スウィーツ、倶利伽羅うどん

2020-07-13 04:54:51 | アジア麺フォー・蕎麦・うどん・パスタ・焼きそば
コロナ禍で閉鎖中の西之坊鳳凰殿が6月22日(月)から再開。
ようやく御祈祷を受け安堵。




鳳凰殿の食堂(6月27日より再開)で名物の倶利伽羅そば・うどんを食す。




紫陽花をモチーフにした期間限定の「味彩スウィーツ」
女子力髙し(笑)




境内は紫陽花の庭、やや見ごろは過ぎたが、名残りを楽しむ。




手水舎の「冷やし紫陽花」wを楽しむ。
やはりインスタ映え(古いw)で女子率高し!










♪ ♪
【お店情報】

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店名;倶利迦羅不動寺(くりからふどうじ)
住所;石川県 河北郡石川県河北郡津幡町竹橋ク128
電話;076-288-1451
駐車場;あり
地図;

【初訪】 ドライブイン金龍「そうめん」@富山県上市町大岩 6月21日 梅雨の晴れ間に行列のできるドライブインでそうめんを!

2020-06-22 06:04:18 | アジア麺フォー・蕎麦・うどん・パスタ・焼きそば
富山県人たるもの、
うどんでは富山の『糸庄』
そうめんなら大岩山日石寺の『ドライブイン金龍』
を知らなかったら【もぐり】と言われても仕方ない!

そうなんです、恥ずかしながら齢65にして初めて行ってきました。
じつは『糸庄』も8年ほど前に訪ねたばかりの田舎モノだったりします(;^ω^)

この日は梅雨の合間の五月晴れ
爽やかな風のなか大岩山日石寺めざして細い道を進むと突然路駐が増え、そうこうしていると目的地に外待ちの大行列。



お店横の駐車場は満杯で、手前からの路駐の原因がコレであったと気づく。
引き返して路駐の最後尾に付けようとUターンしていると、幸運にも駐車場から1台が出て入れ替えに駐車することができました。
ありがたや~(^^)/

店内は合席を避け、席を間引いているため外待ちが延びています。

しかしオペレーションが手慣れており、また冷たいメニューなので店内滞留時間も短く回転は速い。
なので20人ほどの列でしたが並んでいたのは15分ほどで、着席から着丼までが5~6分、食べて退店までが10分、つまり店内滞在時間は15~16分程度でした。





そうめん(冷たい) 600円(税込み)+昆布のおにぎり 200円(同)



鰹と昆布の旨味とほんのり甘い薄口の出汁つゆ。
冷ぶっかけスタイルの提供です。

ごくごくそのまま飲み干せる出汁つゆは、美味しいなぁ~♪
薬味は小葱とすり卸した生姜のみ。
生姜の香りと辛みがなんとも清涼感がある。



そして、何と言っても
美しく整えられた麺線が見ものです。
箸をつけて、麺線を乱すのが憚れるくらいの美しさ。

つるつると啜れば、つゆと共に食道から胃袋へ一直線に流れ込んでいく。
そうめんは飲み物ですね(笑)



富山県のおにぎりと言えば
きざみ昆布か、とろろ昆布が王道!


白いご飯に、赤い梅干し、昆布の旨味と粘りが富山県人の誇り(笑)



お土産に「金龍そうめんつゆ」を買いました。
我が家で食べるそうめんが『金龍』になるのか? 
楽しみです(^^)/



そして、、、
もちろん大岩山日石寺も参拝→こちら

百段坂お店通り


趣のある茶店


三重塔


六本瀧の寒修行は有名ですね


この他に十二支の瀧もあります


煩悩が洗い流された思いでした。





♪ ♪
【お店情報】

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店名;ドライブイン金龍 (どらいぶいん きんりゅう)
住所;富山県中新川郡上市町大岩11
電話:076-472-2311
営業時間;夏季(7月~9月)大岩店のみの営業
     毎日営業 11:00~15:00
     夏季以外(10月~6月)は土日祝を大岩店で営業 11:00~15:00
     定休日を除く平日(月・火・水・金)は湯神子店での営業 11:00~15:00
定休日;木曜日
駐車場;あり
地図;

南枝 皿そば 本店 @兵庫県豊岡市出石町 平成31年4月29日 

2019-04-29 23:59:59 | アジア麺フォー・蕎麦・うどん・パスタ・焼きそば
今回のまとめ→こちら

【出石皿そばを食べに行こう!】
こちらの開店時間まで城崎温泉周辺で時間調整したおかげで到着したのは11時過ぎ、ドンピシャのタイミングです。
専用駐車場がわからなかったので向かいの無人販売所ならぬ無人駐車場へ車を停め、ちゃんと料金箱にお金を入れましたよ(笑)


石出皿そばの元祖とも言われている老舗の南枝本店(なんしほんてん)


外観店内ともに昭和の雰囲気たっぷり、趣のある風情。小上がりとテーブル席、奥には昔ながらの「水屋」ともいうべき調理場がありおばあちゃんと息子さん?の親子二代での営業。




【ところで出石ってどこ?】
兵庫県豊岡市出石町
城崎温泉から近く、豊岡市はコウノトリの自然繁殖でも有名。
出石町(いずしまち)は古代史にも登場する歴史の古い町で但馬の小京都と呼ばれ、出石城の城下町です。
観光協会HP→こちら

「古事記」、「日本書紀」にも名前が登場し
室町時代には「太平記」でも知られる山名時氏が但馬地方を制圧
戦国時代に入ってからは織田、豊臣軍に敗退し、小出吉政が五万三千石で領主となる。
9代100年続いた小出氏は世継ぎが無く断絶。代わって江戸初期に松平忠徳(ただのり)が移封。
それから間もなく信州上田の仙石政明が松平氏と国替えとなり、七代にわたって出石藩を治め明治維新を迎えた。



【皿そばってなに?】
出石皿そばの特徴は
「挽き立て」「打ちたて」「ゆがきたて」の「三たて」にこだわった出石皿そばは、一人前五皿で出石焼の小皿に盛り、4種類の薬味(玉子、山芋、ねぎ、わさび)をつゆに入れていただきます。



【皿そばの起源を元祖南枝にみる】
宝永三年(1706)、仙石越前守が信州上田城より出石城主として
お国替えの折、そば打職人として家臣と共に随伴。
、、、これが起こりのようですね。

初め大黒屋と称し出石に最初のそば店を創業しました。
その後(嘉永六癸丑年)藩主より「南枝(なんし)」と称せられ
今日に至り出石そばの基礎を築きました。
ちなみに「南枝」の由来は「文選(もんせん)」に
五言詩最古(漢代)のものである
「古詩十九首」が収められていますが、
その中の一首「行行重行行」の第八句からとったものです。、、、南枝HPより引用

【メニュー】
一人前五皿…860円
追加そば(一皿)…130円


細かく挽いた玄そば挽きぐるみのそば粉を使用した、のどごしの良い少し黒めの田舎風そばです。
薬味のウズラの玉子、山芋とろろをつゆに入れる事で、やわらかな風味でそばを食べられる。

南枝のそばつゆの特徴は
甘さ控え目でウズラ玉子や山芋とろろにもよく合い、飽きのこない味です。
「昆布」は、利尻昆布の一等級でにごりの少ない澄んだ「ダシ」
「かつおぶし」は、旨味成分の多い「目近(宗田)ぶし」をつかっている、、、とのことで
カエシとしては薄目の醤油で関西風、しかし味わいはしっかり鰹と昆布が効いて醤油クドクないスッキリした味。



まったく想像がつかないので最初はデフォで注文しましたが、小皿の蕎麦の量を見て即座に追加注文。



代々伝わる昔からの食べ方
そばののった皿に、ねぎ、わさびを適量のせて、つゆをかけて食べる。出石では「そば通」の食べ方と言われているそうですよ。

そばちょこにも一工夫
南枝のそばちょこは、ちょっと違う!
底1cm程の高台(こうだい)があり、丸みがあります。
持ちやすく、食べやすいと好評だそうです。

蕎麦湯も美味しい、全汁(笑)


都合二人で20皿頂きました。
美味しかった~♪




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店名;南枝 皿そば 本店 (なんし さらそばほんてん)
住所;兵庫県豊岡市出石町柳63
電話:0796-52-2274
営業時間;10:30~17:00
定休日;金曜
駐車場;お店から離れた場所に付き店頭で確認要
地図;

19※※ 海月が雲になる日@金沢 4月7日 今月のランチメニューは久しぶりのヌードル!「トムヤムホイ ヌードル ランチセット」

2019-04-13 14:52:46 | アジア麺フォー・蕎麦・うどん・パスタ・焼きそば
前回のエントリーは→こちら
金沢長町、武家屋敷界隈にひっそりと佇むのは、明治末期に建てられた門構えのある旧澤出邸宅。 
数百メートル先には金沢一番の繁華街にして夜の歓楽街の片町・香林坊が控えているが、その喧騒はここまでは届かない。


海月が雲になる日(くらげがくもになるひ)
店名の由来は 【♨】くらげのイラストをひっくり返したら麺リフトの麺料理に見える。タイヌードルで高みを目指すという意味が込められていると聞いたことがある。




久しぶりにヌードルメニューが提供されるとあってワクワク・ドキドキ、いつもの木戸を開けて店内へ!


四月のランチメニュー
・トムヤムホイ ヌードル


・クイティアオ ガイ


ジャスミンライスと飲み物が付いたランチセットを頂きました。

トムヤムホイ ヌードル ランチセット1600円
サラダ


ハーブ


スープ
魚・貝とココナッツミルクのトムヤムスープ。 
タイ生姜ガランガル、レモングラスの茎、コブミカンの葉カフィアライムリーフ(別名バイマックル)、などオリエンタルなスパイスと、ナンプラーの代わりに奥能登の魚醤「いしる」を使った甘く酸っぱい、コクのある味わい。



タイ料理では欠かせない米粉麺。中太の「セン・ヤイ」を使って口当たり、のどごしが良く小麦と違って軽くてお腹に優しい。


サラダトッピング、酸味のあるドレッシングをかけます


ジャスミンライス 純胡椒がとっても爽やかな辛味と旨み塩味で、すごくいいアクセント。


スープをかけてオジヤ風に、別皿の味噌が最適


レンゲで掬って食べる、美味しーい! いつもはサイドメニューやご飯は食べないのですがこちらは別物ですね(^^)/


ハーブは香の物です、爽やかになりますよ~



海月が雲になる日
4月の営業予定は随時変わりますのでお店のFBページで確認してください。、、、webページより転載





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【お店情報】

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店名;海月が雲になる日 (くらげがくもになるひ)
住所;石川県金沢市長町2-6-5
電話:076-231-4674
営業時間; 11時?18時(L.O.13時30分)
     ディナーは紹介限定
定休日;水・木
駐車場;無し、近所にコインパーキングあり
地図;

19※※【新店】 フォー・バ・ティー Phở Bà Thy Toyama@富山 2月3日 とってもリーズナブルで美味しい!ベトナム人によるベトナム人と富山県民のためのベトナムの家庭料理!

2019-02-09 05:37:13 | アジア麺フォー・蕎麦・うどん・パスタ・焼きそば
本格的ベトナム家庭料理のお店が2018年末に富山にオープンしたとSNSで知り、なんとしても行ってみたいと思っていたところようやくその機会に恵まれました。
場所は国道8号線豊田東交差点『文苑堂豊田店』近くで、『JAなのはな豊田SS』裏のすこし込み入った場所ですが広い駐車場と2階建ての白い外壁の建物が目印。


以前はカフェだったと思われる店内はカウンターとテーブル合わせて20席くらいが用意され、カウンター奥には厨房がありました。
スタッフはホールに男女各1名と厨房に1名?投稿者によれば全員ベトナムの方とのことです。


訪ねたのは日曜日の11時ころでしたが既に数組の先客がいらっしゃいました。(平日は11時開店ですが土日・祝日は10時から開店)
そのあとしばらくして予約のベトナム人(スタッフとの会話で推測w)の家族連れが入店し、店内は一気に満席にぎやかになりました。

メニューは日本語表記で写真付きなので見やすくわかりやすいです。ヌードルの「フォー」やベトナムサンドウィッチの「バインミー」もあってとても親しみやすい内容と価格に安心しました(笑)またフォーは並サイズとミニサイズが設定されているので色々と注文する場合嬉しい配慮ですね(^^♪


ヌードルメニューの「牛フォー」と「ブン・ボー」、今流行りのベトナムサンドウィッチから「肉バインミー」、そして1本から注文できる「生春巻き」をシェアしました。
注文の料理ができるまでの先付というかチャーム(お通し)

温かいうちにたべてね!と言われて出されたのは、ほんのり甘くて暖ったかいもっちりしたもの。中に餅米が入っているようでこれをタレにつけて食べると空腹のお腹が少し満たされ、少々待たされても全然平気な感じです(^^)/



牛フォー 並630円


すっかりおなじみの「牛フォー」フォー・ボー。牛肉と野菜とスパイスのほんのり甘く透明なスープ。「ブン・ボー」と違って甘い・辛い・酸っぱいはほとんどなくあまり牛臭く無くてクセがないので初めての人でも食べやすい。
このスープ、今まで食べたフォー・ボー中では一番美味しい! もちろんベトナムへ行ったことは無いけど、ハーブやスパイスが効いていかにも家庭料理的で彼の国の風景が見えてくるようです。


麺は米粉の平打ち麺、タイ料理でいうところのセン・ヤイほどの中太麺。もっちり感と硬さの絶妙なバランス、滑らかな口当たりこれも今まで食べたフォーの米粉麺の中で一番美味しかった。


軟らかく煮こまれた牛肉は適度な歯ごたえがあり、脂身が少ないせいかあまりバタ臭い匂いがしなかった。


先に食べて投稿された方の写真を見ると「パクチー」がトッピングされていましたが、あれは持ち込みなのでしょうか? やはり「パクチー」は必須のアテムですよね~、今度かくにんしてみなくっちゃ♪


ブン・ボー 630円


「ブン・ボー」のブンとはビーフンのこと。ボーは牛肉。なので「牛肉うどん」などと呼ばれているそうです。牛すじと野菜から摂った透明出汁にスパイスが程よく効き、甘い・辛い・酸っぱいがハッキリした味付け。といってもタイ料理のトムヤムみたいな強烈さは無くデフォではとてもマイルド。これを卓上の調味料で自分好みの味にカスタマライズするのがベトナムやタイの食べ方。
辛さに耐性が無く、甘いおかずは絶対無理、酸っぱいのは苦手という何ともこの料理に不向きな体質の自分は(爆)デフォが一番おいしくて好きです(笑)


この料理の特徴でもある〈うどんのような米粉の麺〉白く透明感のある丸い断面の太麺。〈稲庭うどん〉みたいとよく言われるそうですが、麺にコシは無く型から押し出したような麺です。


「牛フォー」と違ってこちらは牛すじのようなコリッとする食感の肉肉しい部位。脂身もしっかり含まれコクがあります。


肉バインミー 390円


最近流行りのベトナム式サンドウィッチ。フランス統治時代からのなごりか?フランスパン(バゲット)にレバーバターやビーフン、ハーブ、ハムなどの具材に魚醤のタレをかけて挟んだもの。


フランスパンの中でも比較的柔らかいパンでサクサクした食感がイイ。こちらはレバーバターではなくパテやビーフンニラも入っている。



生春巻き 180円/1本


180円で1本から注文できるので、いろんな料理をちょっとずつ食べたいときにはちょうどいい。
しっとり・もっちりしたライスペーパーに包まれ、海老を美しくみせる包み方。ニラが何かの触覚みたいに伸びて突き出しているのがカワイイ。

中国味噌とココナッツ水で作られたタレにはピーナッツとフライドオニオンがトッピングされ、甘みとしょっぱさ芳ばしい香りとコクが入り交じり、もっちり淡白な生春巻きには必須の調味料。


ハム・きゅうり・ビーフン・海老と餡もたっぷり詰まって食感もいい。これもなんか家庭的で今まで食べたものよりしっとりした食感で非常に美味しかった。



【まとめ】
先に行かれた方によるとベトナムでも、中国の《春節》にあたる旧正月《テト》を盛大に祝う風習があり2019年のテトは2月5日が《元日》に当たるそうです。
赤と黄色の賑やかな飾りつけと限定の黒板メニューが目を惹きました。


全体を通して町の高級料理店にない家庭的な雰囲気と味わい(見た目の美しさより質実剛健なところ)ハーブとスパイスのほんのりした香りが異国情緒を感じさせる。
女性スタッフは日本語もできるので安心。富山に住むベトナムの方も訪れる本格的ベトナム料理、屋台の味と言ってもいいのかもしれませんね。また絶対行きます!

あみの3オススメ記事
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金沢でベトナムフォーが食べられるお店『ムサク』こちら
福井でとってもリーズナブルなフォーが食べられるお店『越麺屋』こちら



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【お店情報】

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店名;フォー・バ・ティーPhở Bà Thy Toyama
住所;富山市下冨居1-1-47
電話:
営業時間;11:00~14:00 17:00~11:00
土日祝日10:00~24:00
定休日;月曜日
駐車場;あり
地図;

18※※ 海月が雲になる日@金沢 12月30日 九谷焼作家 長谷川塑人作品展併設で開店待ち!新メニューは「牛」と「渡り蟹」

2019-01-03 07:13:30 | アジア麺フォー・蕎麦・うどん・パスタ・焼きそば
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金沢長町、武家屋敷界隈にひっそりと佇むのは、明治末期に建てられた門構えのある旧澤出邸宅。 
数百メートル先には金沢一番の繁華街にして夜の歓楽街の片町・香林坊が控えているが、その喧騒はここまでは届かない。
海月が雲になる日(くらげがくもになるひ)


店名の由来はいくつかあって、旧澤出邸宅のオーナーが二階をリノベーションした際のコンセプト《海を漂う海月を海底から見上げるとまるで青い空に浮かんだ雲のように見える》と、《タイヌードルで高みを目指す》というコンセプトを重ね合わせたのが本当のところのようです。

二階《海空の間》と名付けられた青壁とランダムに吊り下げられた丸いランプシェードが海を漂う海月を表現している。

この日は九谷焼作家 長谷川塑人作品展が開催されているという事もあって、11時には開店待ちの列ができるほどでした。

今シーズン3回目となる今回も座る場所も変えると見えてくる風景も変わるので飽きることはありません、


というかギミック過ぎて飽きる暇が無い(笑)


月替わりランチということで12月は「カオソーイ」を食べたばかりなのに、もう1月分が前倒しで提供されていました。
「渡り蟹のトムヤム・ナムコン」


「牛肉のクイティ・アオナム」


飲み物とジャスミンライスが付いたランチセットをシェア
 
牛肉のクイティ・アオナム ランチセット1600円


牛を使った米粉麺料理と言えばベトナム料理の牛骨清湯スープ「フォー・ボー」を思い起こしますが、タイ料理では牛以外の動物系もあってナンプラーの醤油っぽい味付けと辣油の辛さ酸味が特徴。
こちらのスープは牛骨出汁でコブミカンの葉やレモングラスの酸味、タイ生姜(カー)や辣油唐辛子の辛味、ナンプラーの代わりにいしるを使って塩味やコクを出しています。
表層の脂がしっかりあって熱々、フォーとは全く違う骨太のスープです。


別皿のハーブや野菜のトッピングはそのままドレッシングをかけてサラダとして食べても美味しいし、ヌードルにトッピングすれば香りと食感の変化が楽しめます。
自分はスープの味が濃いので米酢のドレッシングやマナオ(タイのライム)牛蒡と玉ねぎの辣油などは使うことなく
トッピングで頂きました。ハーブ類の緑とオレンジの皮、ミニトマトの赤、食用花の彩りも美しいですね♪


この料理の最大の特徴は牛肉。トロトロにとろけた牛脂と肉は濃い目のスープと合いますね~


米粉麺は中太のセンレック。タイでは細麺のセンミーや平打ち極太のセンヤイと3種類の麺が楽しめるようです。


そしてお約束のジャスミンライスおじや。前回の「カオソーイ」で試してからクセになりました。スープと具材をセルフトッピングして完成!
めっちゃ美味しい、前にも言った通り「生胡椒」の塩気と山椒にも似たピリ辛と香りが紅一点引き締まります。


トムヤム・ナムコン ランチセット1600円


地鶏と野菜で摂った出汁に今が旬の渡り蟹とココナッツミルクを加えた白濁のトムヤムスープ。
ちなみに透明(清湯)スープは「トムヤム・ナムサイ

ココナッツミルや牛乳?の甘みが加わりクリーミーでコクとまろやかな味わい。ハーブの香りやいしるの塩味、レモングラスの酸味もさほど気にならないお子様仕様(笑)


米酢のドレッシングやマナオ(タイのライム)牛蒡と玉ねぎの辣油の味変3点セットで辛味や酸味を自分好みに演出するのも楽しい。


こちらも米粉麺は中太のセンレック。
平打ちのツルッとした舌触りの麺で、お米の粉なので重くないしお腹に優しいのです。


あまりにも器が大きので中身が凄く少ない意識高い系に感じますが、そんなことはありません!
普段はあまり食べないラーメンとライス。でもこちらのジャスミンライスのオジヤは別格、長粒種米のサラッとした食感が心地よくスッとお腹に収まってかなりの満腹感があります。

寒い季節飲み物は「ほうじ茶」ほっこりあったまります(^^♪
この器も九谷焼作家 長谷川塑人氏の作品なんですよ♪


食後には二階で開催の作品展を見学しました。実は二階へ上がるの初めてなんで興奮しました(笑)






九谷焼作家 長谷川塑人作品展は2019年1月29日まで開催

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【お店情報】

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店名;海月が雲になる日 (くらげがくもになるひ)
住所;石川県金沢市長町2-6-5
電話:076-231-4674
営業時間; 11時?18時(L.O.13時30分)
     ディナーは紹介限定
定休日;水・木
駐車場;無し、近所にコインパーキングあり
地図;

18521 海月が雲になる日@金沢 12月25日 今月の月替わりランチは!「カオソーイ・ランチ」

2018-12-28 14:19:09 | アジア麺フォー・蕎麦・うどん・パスタ・焼きそば
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金沢長町、武家屋敷界隈にひっそりと佇むのは、明治末期に建てられた門構えのある旧澤出邸宅。 
数百メートル先には金沢一番の繁華街にして夜の歓楽街の片町・香林坊が控えているが、その喧騒はここまでは届かない。
海月が雲になる日(くらげがくもになるひ)
店名の由来は 【♨】くらげのイラストをひっくり返したら麺リフトの麺料理に見える。タイヌードルで高みを目指すという意味が込められていると聞いたことがある。



期間限定タイヌードル
今月は
カオソーイランチセット 1600円


タイ式のカレーヌードル
ココナッツミルクベースに野菜ハーブ、クミンとカルダモンでスパイシーに。
日本人の口に合うようアレンジしてあるが、本当に旨味とハーブ、スパイスのバランスよく美味しい‼️


先月の米粉麺と打って変わってこちらは中華麺


辛さほどほどで自分にピッタリ!
別添えの色鮮やかなハーブか野菜のサラダをトッピングして味変と野菜の食感を楽しむ。





お洒落な器に入った自家製辣油はタイの牛蒡やフライドオニオン、唐辛子など刺激的で


ジャスミンライスにスープをかけたオジヤにはうってつけの薬味
生の胡椒のプチ感と塩味も新鮮な驚き。




新年もランチがあるそうですよ♡


♪ ♪
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店名;海月が雲になる日 (くらげがくもになるひ)
住所;石川県金沢市長町2-6-5
電話:076-231-4674
営業時間; 11時?18時(L.O.13時30分)
     ディナーは紹介限定
定休日;水・木
駐車場;無し、近所にコインパーキングあり
地図;

18※※ 麺類食堂@富山県小矢部市 70年の歴史に幕を下ろし新石動駅前に移転! 真新しい店は今日も常連でにぎわう!

2018-12-11 08:07:13 | アジア麺フォー・蕎麦・うどん・パスタ・焼きそば
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富山県の西端、石川県との県境に接する小矢部市。あいの風とやま鉄道石動駅(いするぎえき)の構内立ち食いそばうどんのお店。
麺類食堂(めんるいしょくどう)


創業から70年、現在の店舗になってから50年の節目の年に新駅舎建設による移転。すなわち駅構内の立ち食いが姿を消し、独立店舗として新たな歴史を刻むこととなった。
旧店舗での営業を11月30日で終え、移転・開店準備の後12月7日より新駅舎正面の真新しい店舗で営業再開。

開店初日には行けなかったが、翌8日の早朝に伺うことができた。



店内のレイアウトは旧店舗を踏襲した厨房をLの字にカウンターが取り囲み、厨房内の調理器具の配置も同じで仕事の動線を変える必要がないということ。
店内に所狭しと並べられた開店祝いや、常連さんの有志から贈られたお花が人気のほどと地域から愛され親しまれていることを示していた。

厨房の湯気が店内に籠らないよう天井を高くしたり、水蒸気の排気を煙突を立てて換気扇ダクトに向かわせるなど工夫も凝らされている。



今日もいつもと変わらぬ
天婦羅うどんとゆで玉子 520円


価格改定されたんや~(;^ω^)


開店から2日、味が戻るにはもう少し調整が必要なようですが、二代目女将の明るく澄んだ「おはようございます♪」と
「ありがとう~ござました~」に元気をもらい暖簾を後にしました。


新店舗工事中の様子
基礎工事

建前

内装工事




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店名;麺類食堂(めんるいしょくどう)
住所;富山県小矢部市石動町11-10 石動駅構内
電話:非公開
営業時間;5:30~20:00
定休日;無休
駐車場;店頭に2~3台 駅前ロータリーに30分無料のPあり
地図;

18※※※海月が雲になる日@金沢 11月27日 超久しぶりのランチ営業!いつまで続くかは未定!「ランチセット海」「ランチセット雲」

2018-12-02 08:18:00 | アジア麺フォー・蕎麦・うどん・パスタ・焼きそば
前回のエントリーは→こちら
金沢長町、武家屋敷界隈にひっそりと佇むのは、明治末期に建てられた門構えのある旧澤出邸宅。 


数百メートル先には金沢一番の繁華街にして夜の歓楽街の片町・香林坊が控えているが、その喧騒はここまでは届かない。
海月が雲になる日(くらげがくもになるひ)


店名の由来は 【♨】くらげのイラストをひっくり返したら麺リフトの麺料理に見える。タイヌードルで高みを目指すという意味が込められていると聞いたことがある。

現実から異次元への扉


さあ~お入りください


店内のソファーが入れ替えとなっていますね~
暫くご無沙汰しているうちにずいぶんリニュアルされました。


今回は
常連であるSNS友の情報でランチにタイヌードルが戻ってきたとのこと。それを聞いたら居ても立っても居られない思いでやってきました。

ランチメニューにはタイヌードルの「海」と「雲」、その他に「タイグリーンカレー」「タイレッドカレー」がありました。
迷わず「海」「雲」をシェア。


ランチセットにはジャスミンライスとドリンクが付きます。「グァバ」と「ライチ」を選択。


 ーUMIー 1600円


海老の旨味が凝縮したスープはトムヤムクンベース。3種のタイハーブ(レモングラス・カフィアライムルーフ・ガランガル)とライムの果汁、能登の魚醤いしるを海老スープで一緒に煮込んだ深みのあるコクと味わいのスープ。


米粉の平打ち麺、重く無いのでどれだけでもお腹に入りそう(笑)


 -KUMO- 1600円


鶏ガラの旨味を引き出したスープは、タイのトムガーガイがベース。地鶏と香味野菜から摂った出汁はタイ生姜ガランガル・ココナッツミルク・パクチーの根っこなど旨味を引き出すオリエンタルな食材を一緒に煮込むことでより深みのある味わいになる。


粘度があって濃厚なスープが米粉の麺に絡んで旨い。



ジャスミンライスの上に載っているのは「純胡椒」というものでカリマンタン島産の生胡椒。なんかキャビアのようでピリッとした辛みは胡椒と山椒の中間みたいなスパイス。


ジャスミンの香りのご飯にあうわ~! そこへヌードルのスープをかけてオジヤ風にアレンジすればこれまた旨い!


ランチにヌードルが復活したとはいえ、これがいつまで続くかはわかりません。とりあえず12月も違うレシピで提供することは決まっていますが、本来のタイ料理を楽しんでもらうのが趣旨。ここは麺料理屋さんではなくあくまでもタイ料理のお店ということ。

ディナーについても店主の知った方もしくはその紹介の方に限定して迎え入れるとのこと。以前のようにLINEで予約というシステムはもう存在しないのでご注意願います。



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店名;海月が雲になる日 (くらげがくもになるひ)
住所;石川県金沢市長町2-6-5
電話:076-231-4674
営業時間; 11時〜18時(L.O.13時30分)
     ディナーは紹介限定
定休日;水・木
駐車場;無し、近所にコインパーキングあり
地図;

小矢部 麺類食堂@富山県小矢部市 70年の歴史がある駅の立ち食いそば(うどん)がもうすぐ閉店??

2018-11-17 15:57:23 | アジア麺フォー・蕎麦・うどん・パスタ・焼きそば
【今では数少ない駅構内の立ち食いそばのお店】
富山県の西端、石川県との県境に接する小矢部市。あいの風とやま鉄道石動駅(いするぎえき)の構内立ち食いそばうどんのお店。 最近では駅構内の立ち食いのお店が少なくなり、希少な存在としても知られている。
東の濃い目の味と西の薄味の分水嶺がここ石動駅の立ち食いそばにあると言われ、全国的に注目されている所以なのだ。

駅前ロータリー側からの外観


店内は厨房を囲むL字型のカウンターのみ


おてもと いつ頃からあるのかわからないけど似合ってるw


狭い厨房には羽釜が3個。 麺茹で用、営業用つゆ用、仕込み最中のもの


カウンター席後ろの窓際にあるのは立ち食いテーブル、現在はほとんど着席して食べるので荷物置きスペースと化しているw


店内からホームを望む、この窓《受け渡し口》こそが構内立ち食いそば店の証


駅構内からしか見えない姿、ロータリー側の入り口しか知らない者にとっては新鮮に見える画像。でもこれが本来の姿!



【創業70年の節目の年に移転】
創業は70年前、旧国鉄時代の1948年(昭和23年)先代が北陸本線石動駅構内で立ち食いそばのお店を開業。 当時駅舎もお店も木造だった。
その20年後、今から50年前の1968年(昭和43年)木造駅舎を鉄筋コンクリート製の駅舎に建て替えに伴い、店舗も現在の構造に新築。
そして創業から70年、現店舗になってから50年の節目の年に当たる本年2018年(平成30年)、駅舎の改築に伴い移転することとなったのである。


【石動駅とは 】
国鉄からJRに民営化、遂には第3セクターへ
旧国鉄北陸本線の特急も停車する格式のある駅で、かつては貨物の取り扱い駅であり、なにより加越能鉄道の加越線(福野を経て庄川まで)の始発駅でもあった。
1968年(昭和43年)駅舎改築
1972年(昭和47年)加越線廃線
1987年(昭和62年)国鉄民営化に伴いJR西日本に移管
2015年(平成27年)北陸新幹線開業に伴いJR西日本から『あいの風とやま鉄道』に移管
2018年(平成30年)小矢部市立図書館併設の駅舎に建て替え、1次工事で一部完成した駅舎部分に移転。 
今後は現在の駅舎を解体し図書館部分の2次工事を続行する予定。
現在の駅

新駅1次工事

袴線橋より新駅舎と連絡橋を望む


【そばよりうどんが人気】
メニューは「うどん」と「そば」  載せ物は「月見」「いなり」「天ぷら」の3種類あり、組み合わせは自由なので自分のお気に入りの一杯が楽しめる。 また「ゆで卵」「ネギ増し」「いなり増し」「天かす」などの裏メニューというか常連さんの好みで対応するメニューも存在する。
『立ち食いそば』といっても「うどん」が圧倒的に人気がある。 店主によれば概ね75:25くらいで「うどん」が売れているそうだ。



【今では駅利用客より外来者の方が多い】
創業当時は北陸本線の特急停車駅(一部特急)であり、加越能鉄道・加越線の乗り換え駅ということもあって待ち合わせ時間が結構あった。そこで小腹を満たし時間を潰すために駅構内から食べることができるお店は重宝されたと思われる。 しかし時代の流れとともに駅の役割も変化し、今では通勤通学の利用客を含め駅構内で立ち食いする客は減ったようだ。構内に向けた窓口や看板が、寂しく客を出迎える(;^ω^)


反面、車に乗って食べに来る客は多い。駅利用客の一部もロータリー側の入り口から入店し、戸建ての単独店舗と勘違いしている客もいるくらい(笑)
客のほとんどが常連で、時間帯別に訪れる客の顔はほぼ決まっているようだ。


【駅舎建て替え】
あいの風とやま鉄道石動駅と小矢部市立図書館が併設されたビルの建設に伴い、2018年12月第1次工事が完成。仮駅として移転したのち第2次工事に着手、現駅舎は解体され『麺類食堂』の場所も含め1次工事で完成した建物と繋げて、小矢部市立図書館が入居し完成となる。


【新店舗は】
50年の歴史に幕!もう駅の立ち食いではなくなる!
今から50年前の1968年(昭和43年)に完成した現店舗は2018年11月30日18時をもって営業を終了。その後1週間程度引っ越し作業や新店立ち上げのため休業する。


麺類食堂の移転先は駅前ロータリーの北側にある駐輪場方向で、第1次工事で出来上がった駅舎の正面。 完全な独立店舗として新築、2018年12月7日6時オープン予定。
これにより駅構内の立ち食いそば店としての役割も終了する。


【思い出のメニュー】
旧店舗となる店内で一通りメニューを頂くことにする。

一番人気は天玉
「天ぷら月見うどん」460円
でも自分のなかでは「天ぷらうどん+ゆで(ゆで卵)」460円がイチオシなのでねんごろに解説します、長文です(笑)


昆布とカツオ節宗田節の効いた出汁がめっちゃ美味しい。 そして隠し味に「ざらめ」もしくは「中双糖」を使っているのでほんのり甘くコクがある。
地元蔵の醬油は薄味で、初めて食べたときは凄く薄いと感じたが通うほどに出汁の旨味に惹き付けられ、今ではその日の状態(昆布の強さ、節の強さ、甘みの強さ等)も感じられるようになった。

※中双糖はカラメルが添加されているため、煮物料理と相性が非常に良く、臭みなどを消しながらもコクを感じさせてくれる味に仕上げてくれます。また、おでんや奈良漬け、福神漬けなどの料理にも使用されています。、、、『たべるご』ざらめと砂糖の違いwebページより引用


天ぷらは以前天玉の集合体のような衣で、つゆの吸い込みが良く均一に溶け込んでくれた。しかし最近フライのような衣に変り、一部の溶け難い部位が硬くて少し残念。本来は海老天ぷらなのでしょうが衣から出た尻尾が僅かに海老とわかる程度で、衣が溶けて出てきた海老は痩せこけカリカリのミイラ状態(笑) 食感が硬いので必ずお残しする。これは一種の儀式みたいなものである(笑)


まずは天ぷらを天地ガエシで麺の下に沈み込ませ十分につゆを吸わせドロドロになるのを待つ。 その間に天ぷらの油が染み出す前の《生のつゆ》の出汁を確かめ、うどんをすする。 続いて天ぷらが溶け始め僅かな《油を含んだつゆ》を味わい、うどんをすする。 順次濃度を高めていく《油のコクとつゆのグラデーション》を楽しみつつうどんをすすり終える。 つゆは薬味のネギ(深谷ネギ)と共に飲むこと、ネギに含まれるグルタミン酸がうまみの相乗効果となる!

ここからが重要です!残ったのはドロドロになった飽和状態になるまでつゆを吸い込んだ天ぷらの衣と、カリカリの海老と、ゆで卵、赤巻の超薄切り蒲鉾。


まず海老には手を付けず最後まで取り置きます。 ドロドロになった衣の中から麺を完全になくし、《重要》ゆで卵を割り崩します。 黄身がわずかに残ったつゆの水分を吸収し、油のコクと旨みと黄身由来の甘みが加わりドロドロ衣が卵料理に昇華する瞬間です。具材は白身と最後まで色気を失わなかった赤巻蒲鉾。!ドロドロをズルズル啜って完食!この場合つゆは既に飲み切っているので完飲(全汁)とは言わないのが私流!完璧です(^^♪



本来は口の中に残った油やつゆの旨味の余韻を楽しんで完成となるわけですが、常連にのみ提供されるコップの《お冷》これも飲み干さないことには店主(女将)に申し訳ないと完飲するが、件の口の中の余韻が洗い流されてしまうのは悲しい(;^ω^)

◆「そば」と「うどん」どっちも食べたい~~そんな欲張りな客の要望で生まれたメニュー??
全国的にも珍しい
「ミックス+天かす」650円


ズバリ「そば」と「うどん」が1玉ずつミックスされたメニュー。「かけ」がそれぞれ300円なので2玉で600円、つゆは2玉分あるのでしょうか?(;^ω^)
丼が大盛り専用の一回り大きいものに変更されています。

量が多いと味が単調になるので「天かす」をトッピングしてみました。これは常連さん専用のいわば裏メニュー。新店では廃止されるかも知れないとのことで、もしかしたらこれが食べ収めかもしれませんね。


二色の麺がきれいですね、そべそべっとしたのど越し。 「やわやわのうどん」と「やわいそば」そう聞けば通の方々からはくそマズいと太鼓判を押されそうですが、これが絶妙。出汁の効いたつゆに馴染んで旨いったら、《得も言われぬ》ってやつです(笑)



◆75:25で分が悪い「そば」でも好きな人はこれしか食べないという!
「月見いなりそば」400円


黒っぽい麺は二八蕎麦とかいうレベルではなく、立ち食いそば屋の蒸し麺。早い・安い・美味しいが売り! ちょっとやわめで出汁ののりがいい!
噛まなくてもいいようになっているのかな? 汽車時間を気にして噛んでいる暇が無いというシュチエーションが目に浮かんできます。


「いなり」は女将のお手製で、自宅で仕込んで持ち込んでいる。 かなり分厚い油揚げで短冊切りのものが4~5切れ。味付けは薄目でつゆの旨味を邪魔しないよう配慮されている。ジュワ~っとつゆが染み出す食感は溜まらない!そしてつゆには油揚げから溶け出した油のコクが広がり旨い!

基本的に玉子は固ゆでが好みだが、この際エズラを優先しよう!
つゆに浮かんだ満月とほんのり凝固しつつある白身のグラデーションが《月に叢雲花に風(つきにむらくもはなにかぜ)》 ♪風流ですな~♪('ω')



◆日程の都合で端折ります!極めつけは全部のせ
「天ぷら+月見+いなり+うどん」510円 月見を「ゆで(ゆで卵)」に変更


私イチオシの「天ぷらうどん+ゆで(ゆで卵)」より「いなり」の油が入るので複雑な味わい。 もしかしたら「いなり」の煮汁が染み出しつゆの塩味が薄まったのかも。
まずは「いなり」にテーブルの一味を軽くかけ(普段は使わない)煮汁を味わい、つゆが染み込んだ味わいや、油揚げ本来の表面の皮と中身大豆由来の味や食感を楽しみます。
そしてつゆとうどんをネギを忘れず交互に食します。 あとは天玉うどん同様の食べ方で(端折りますw)完食となります。


いや~どのメニューもめっちゃ美味しかったけど、リピするのはやっぱり「天ぷらうどん+ゆで(ゆで卵)」やね~



【常連とは、、、】
時間帯別に来る客はほとんど決まっている。出勤時間であったり、退社時間(夜勤者)、または職場から仕事先の向かう途中で立ち寄る者。《ほぼルーティーン》
黙って座りおつりが無いよう現金を置く。ついでお冷が出てくる。そして注文も言わないのにおもむろに着丼する。さいごに女将の《ありがとう♪ございました⤴♪》というかろやかな音色のような謝辞で締め括ることとなる。
これがいわゆる常連というもので、この域に達するには毎日・同じ時間に来店し・同じメニューを半年間以上継続しなければならない(推測あり)

おかげさまでかくいう私も黙って座ればお冷と件の「天ぷらうどん+ゆで(ゆで卵)」が出てくる身分になった(笑)

いかがでしたか?
閉店まで今しばらく時間があるので一度訪ねてみては?

閉店の様子や新店オープンの様子など続編も予定していますのでお楽しみに(^^♪


♪ ♪
【お店情報】

お店のWebページは→こちら
お店(店主)のTwitterは→こちら

店名;麺類食堂(めんるいしょくどう)
住所;富山県小矢部市石動町11-10 石動駅構内
電話:非公開
営業時間;5:30~20:00
定休日;無休
駐車場;店頭に2~3台 駅前ロータリーに30分無料のPあり
地図;