トリノタワー
正式名称:モーレ・アントネッリアーナと言います
■2015年12月27日
いよいよ今年のイタリア旅行も終盤になって来ました。今まだミラノのホテルにいますが、チェックアウトが12時なのが嬉しいです。先ほど風邪薬を飲もうとして、思いっきりばらまいてしまいましたが、その結果、パソコンのキーボードに薬の顆粒が沢山入り込み、タッチの危うい箇所があります。情けない・・・
サンカルロ広場に至る入り口
Fondazione Sandretto Re Rebaudengo
と地図には書いてある
としょうもない話はさておいて、昨日は思案した結果、トリノの町に出かけました。何処に行こうかとトレニタリアの時刻表を眺めている内に、ちょうどいいトリノ行きの列車を見つけたのでした。
観光客皆がここで記念写真を撮り合っている
私も近くの人にお願いをして撮ってもらいました
実は、女性たちは誰もが、この女神様と同じ格好をして写真に収まっているのだけれど
さすがに、私はできませんでした^^;
さすがに、私はできませんでした^^;
電車の中で、スマホを駆使してトリノの町を少し調べたのですが、道路は京都の町のように縦と横に区分されていてとても分かりいとか。これは私向きだ、そしてオルタ湖を訪ねた時のように、霧のミラノを離れるほどにお天気は良くなっていき、着いた頃には空はピッカーンと晴れ上がっていてすっかり嬉しくなりました。
カステッロ広場
正面は、世界遺産になっているトリノ宮
この広場には、マダム宮を初め、多くの見所か詰まっているため、沢山の人が次々とやって来ます。私も一通り見終わって、すぐにカステッロ広場に行き、そこからトリノのシンボルタワーである、モーレ・アントネッリアーナを訪ねました。どうもこの塔はエレベーターで針先のように見える尖塔まで上がれるようなのです。そして、そこから見渡せるトリノの町は息を飲むような絶景なのだとか。こんな晴天にはうってつけではないか。私の足は急ぎました。きっと誰もが同じように考えるだろうと思ったとおり、塔の入り口ではもう人の列が出来ていました。
確かに登ったぞ!モーレ・アントネッリアーナ
猿と○○は高い所に・・・、と言いますが、否定は出来ませんねぇ。トイレも我慢して約2時間余り待って入場しましたが、雪を頂くアルプスの山々に囲まれた北の町を一望出来て満足でした。こんなに待ち時間が何故あるか、中に入って分かったことですが、詳しくは後日又ご案内したいと思います。
トリノのヨハネ大聖堂
私の目的はここでした
過日、日本のテレビBSで放映されていた、聖骸布(せいがいふ)の物語を知って、いつか訪ねてみたいと思っていた聖堂でした。現地では、サン・ジョバンニ バッティスタ聖堂と言いますが、キリストか磔(はりつけ)にされた後、十字架から下ろされ、その時包まれた布がこの聖堂に保管されています。そしてその布に当時のキリストの姿がそのままに写し出されているというから、それはもうキリスト教徒ならずとも、世界の関心事です。真偽のほどはともかくも、今もって解明されないキリスト教最後で最大の謎とされている、それが聖骸布なのでした。
聖骸布博物館
向かって左側が博物館の入り口です
皆、間違って右のドアから入っていく
ハイ私もでした^^;
皆、間違って右のドアから入っていく
ハイ私もでした^^;
旅行会話くらいの語学力しかない私には、イタリア語でなされる説明が難しくて、詳細な理解は出来ませんでしたが、この布への研究がどんなに難解で、科学的な分析が行われてきたか、キリストに付けられた拷問の後や血液検査に至るまで様々な角度から専門家達がこの布の解明を行ってきたことを博物館で知ることになりました。
訪問者一人一人に、スタッフが丁寧に対応をしてくれました
こちらも詳しくは後日記したいと思いますが、トリノの町は丁寧に回ろうとするとやっぱり一日では見切れないなぁ・・・というのが正直な感想でした。この後、そそくさと夕闇迫るローマ通りを駅へ向かいましたが、晴天に恵まれた町巡りは、無計画であった割には私には満足できる一日になりました。
余談
ヴェルヴェット君
向こうから熊が来る!と思ったら、なんとワンコ。とってもでっかいワンコです。犬大好きな私は、早速触らせてもらうことにしましたが、こんな図体でも、とってもよい子です。毛はふわふわで飼い主さんの手入れの良さを思います。
名前を聞くと、「velvet」(ベルベット)と言うのだとそうです。ベルベット~と私が名前を呼ぶと、飼い主さん、発音が違うと言いました。もう一度言ってごらん、と何度も何度も言い直しさされて、参りましたが、VとLの発音が難しいのです。はいっ自覚しています。飼い主さんは、とうとう、名札まで見せて、発音を正してくれました。いやぁいい勉強になりました。ヴェルヴェット君、この呼び方でいいかしらん。いつまでも元気で居てね。
そして、最後に、トリノが発祥地!
いつも恐縮ですが、心当たりのある友人へ
どやっ!
北なんですねー。
トリノタワー・・正式名は舌を噛みそうだし覚えられません(汗)
このタワーは、直線を生かしたデザインの外観なんですね。ウィーンのオペラ座を思わせる窓・・窓・・
この濃い青空ですもの・・さぞや街全体を気持ちよく見渡せたことと思います。
女神さまと同じポーズ、観たかった~
ヴェルベットちゃんの飼い主さんの発音レッスン、良かったですねー(笑)
そういえば、今秋の手術の最中、担当医が「イギリス留学中に下宿のおばさんにLとRの発音が違う!!と口にスプーンを入れられたんだよ。わははは」と話していたのを思い出しました。
私はそれどころでは無く、固まっていましたが(汗)
風邪、いかがですか?イッパイ食べて乗りきって下さい!
只今、トリノで金メダルを取った荒川静香さんの解説で女子フリーの真っ最中です~~ 真央ちゃん、もうすぐ。。
トリノのお天気が本当に良かったのでどこへ行っても訪れる甲斐がありました。旅行者にはお天気ほど有難いものはないですね。あのタワー、ほんとそういえばオペラ座を彷彿とさせるかも。さすがさちさん、感受性が高いなぁ。
あーあの時のお話ですね。日本人は特にrとLの発音が区別出来ないらしくて私もいつも注意されます。それにしても術中にそんな話を聞かされても、さちさん、困ったでしょ?先生は気持ちをリラックスさせようとしたのだろうけど^^;
今日は電車に乗れ遅れて慌てました。 切符を変更してもらったから良かったけど
ちとたるんで来ました。気をつけねば。あっ風邪は大丈夫です!麻黄湯か良く効いてます。ありがとうございます!
わたしたちもこの夏、ピエモンテを訪ねたとき、トリノにも寄ったのですが、曇り空と雨で、それでもこのトリノの町の上からの眺望はきれいだな、上ってよかったかなと思いました。一番印象に残っているのはエジプト博物館ですが、Mole Antonelliana内の映画博物館もおもしろかったです。こんな噴水があったんですね。やっぱりもっと予習をして旅に臨みたいのですが、わたしは山を謳歌するつもりが、夫が急にトリノへと言い出し、山を下ってトリノに向かったのでありました。
アルママさんったら、もう一周回ってきて、撃たれたリデもしたらどうするの!
ご期待に応えてジェラート食べていただきありがとうございました。こちらはよだれたらして見てることしかできませぬ(T_T)
ウ゛ェルウ゛エット君、私も触りたいけど、正しく発音出来る気が全くしません(笑)
ふふふっ又東京で食べましょうか。楽しみにしています。
そそっあのヴェルヴェート君、ほんとによい子でした。飼い主さんの言うことをちゃんと聞いて、年は聞かなかったけれど、あの毛の質感といい、楽しそうな歩き方といい、まだ若いと思います。こちらは大きなワンコがほんとに多いので、マキちゃんが居たら、二人して観光はストップしてしまうきっと(笑)あっトリノでは秋田犬にも会いました。勿論触らせて貰って写真も撮りましたよ。飼い主さんの超自慢犬のようでした。