goo

■ 湯西川温泉 「元湯 高房ホテル」



湯西川温泉 「元湯 高房ホテル」
住 所 :栃木県日光市湯西川1012 (旧 塩谷郡栗山村)
電 話 :0288-98-0062
時 間 :随時?(要事前確認)
料 金 :500円
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (楽天トラベル)
紹介ページ (じゃらんnet)
紹介ページ (栃木の温泉宿(求人ジャーナル社))
紹介ページ (旅のたまご)
※ 営業状況・時間・料金・TELなどは、原則としてUP日時点の最新データに直してありますが、掲載内容を保証するものではありません。ご利用の際は必ず事前に各施設にご確認ください。

平家の落人伝説が残る秘境、湯西川温泉にある湯宿が日帰り対応するもの。
場所は、温泉街なかほどにある高房神社・上社のそば。
高房神社は湯西川平家一門の守護神で、平重盛の六男(諸説あり)、平高房(忠実)ゆかりのお社で、「高房ホテル」パンフには「当館の名の由来にもなっています。」との記載。

湯西川では中規模の和風の湯宿で木造で雰囲気があります。
日帰り受入は大きく打ち出していませんが、お湯を乞うとこころよくOK。(湯西川は日帰り可とされていても、時間や混雑状況によりあっさり断られる湯宿があるので要注意。)

 
【写真 上(左)】 玄関
【写真 下(右)】 屏風絵

簡素ながらすっきり手入れされて居ごこちよさげな館内。
鹿の剥製といかにも平家の落人集落、湯西川らしい屏風絵(?)が掲げられていました。

 
【写真 上(左)】 男湯入口
【写真 下(右)】 脱衣所

廊下のおくにこぢんまりとした男女別浴室で右が男湯、左が女湯。ほかに貸切風呂もあるようです。
男湯入口の暖簾には「平家の湯」とありました。
脱衣所はこぢんまり。
浴室はややこもり気味で、黒みかげ石枠青タイル貼6-7人の内湯がひとつとシンプル。

カラン3、シャワー・シャンプーあり、ドライヤーなし。
日土曜17時で3人~独占。

 
【写真 上(左)】 浴槽
【写真 下(右)】 洗い場

褐色に色づいた石の湯口から20L/mmin弱の熱湯を投入しざんざこオーバーフロー。
槽内注吸口は作動なしで、お湯の感じからしてもかけ流しかと思います。

 
【写真 上(左)】 湯口
【写真 下(右)】 湯口&湯色

ほぼ適温のお湯は無色透明でわずかに白い浮遊物をうかべています。
微芒硝味+微重曹味+微たまご味、湯口では甘いイオウ臭にかすかにミシン油臭がまじります。
湯西川のなかでは比較的イオウ臭はおとなしく、あっさりとした感じのお湯です。
鮮度感は高く、湯中にはこまかな気泡が舞っていて、わずかにアワつきもあったかも。
ツルすべによわいとろみを交えます。

地味な感じのお湯ですが、鮮度感がいいので温泉好きは攻める価値ありかも。
また、季節おりおりの山河の幸をふんだんに使った名物料理「高房中納言鍋」があるので泊まってみるのもいいかもしれません。

〔 源泉名:湯西川温泉(集中管理) 〕 <H10.1.13分析>
アルカリ性単純温泉(Na-HCO3・(F)・SO4型) 51.6℃、pH=9.3、470.9L/min動力揚湯、成分総計=0.198g/kg
Na^+=45.4mg/kg (83.74mval%)、Ca^2+=7.3 (15.48)、F^-=10.2 (22.38)
Cl^-=13.9 (16.34)、HS^-=0.7、SO_4^2-=25.1 (21.78)、HCO_3^-=40.1 (27.32)、CO_3^2-=7.1
陽イオン計=53.2 (2.36mval)、陰イオン計=98.1 (2.40mval)、メタけい酸=46.5、硫化水素=0.0

<温泉利用掲示>
かけ流しの温泉です。

■ブランドグルメ
〔 山椒魚の燻製 〕
「道の駅 湯西川」のHPによると「1000メートル以上の高地の沢に梅雨ときだけ出没します。山に精通した地元の猟師が捕獲します。」という超限定産品。
山ぶかい湯西川では山椒魚(サンショウウオ)を食べる習慣がありますが、最近では量が減って貴重品とのこと。
旅館などでは「山椒魚の串焼き」が出されることもあるようです。

〔 2013/01/14UP (2008/11入湯) 〕


E139.35.31.926N36.57.33.784&ZM
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ■ 万座温泉 「... ■ 上牧温泉 「... »