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秋向けの邦楽  ~ くる曲PART-2 ~

9月というのにまだまだ全然夏ですが、今年もいきます。
~ くる曲PART-2 ~。

なんかいろいろでてきたので、近いうちにPART-3もいくかも・・・(笑)
秋の夜長にじっくりとど~ぞ。
かなり古いのもあるけど、気にいったら買ってあげてね。

※ You-Tubeの試聴(クリック)は自己責任にてお願いします。

01.僕らの夏の夢 - 山下達郎

■ アニメ「サマーウォーズ」の主題歌。
どうしようもなく達郎節なのにぜんぜんマンネリになってないスケール大きな佳作。

02.ずっとそばに - 松任谷由実

■ 1983年2月On SaleのALBUM『REINCARNATION』収録曲。
淡々としているがかなり深い曲。

03.誰にも言えないけど - 夏川りみ

■ 2003年3月On Saleの2ndALBUM『空の風景』収録曲。
彼女ならではのハイトーンがよく伸びている。
個人的にはこの頃の夏川りみの曲がいちばん好み。

04.楔 - 奥華子

■ 精力的に路上LIVEをこなすArtistで、音大出身のトランペットのスペシャリストでもある。エモーショナルな歌曲を多数もつ。

05.グッドタイムス&バッドタイムス - 佐野元春

■ 1980年4月On Saleの1stALBUM『Back To The Street』収録曲。
淡々とした曲調だが聴き込むほどに”くる”。
しかし1stALBUMにしてこの完成度はいったい何事?。

06.JUPITER - 平原綾香

■ いまやクラシカルクロスオーバーの代表的Artistとなった平原綾香の2003年12月On Saleのデビュー曲。声も容姿も綺麗 (^^)

07.また会おね - 矢野顕子

■ 1980年10月On Saleの名ALBUM『ごはんができたよ』収録曲。
さらっとうたってるが切ない曲で天才肌の彼女の才気炸裂。
リズムセクションがやたら切れてる。
→ 〔直リンク〕 (埋め込み無効)

08.smile ‐しおり 

■ 沖縄県那覇市出身のArtistの沖縄限定デビューシングル。
いわゆる”応援ソング”的内容だが、いいものはいい。

09.二人の夏 ‐ZARD

■ 若くして失うにはあまりに惜しい才能。
これは4thALBUM『揺れる想い』のラストを締める名バラード。このクリップは泉水さんのファンは涙なくして視れないのでは?
→ 〔直リンク〕 (埋め込み無効)

10.生まれ来る子供たちのために - Off Course

■ ALBUM「Three and Two」収録で、大ヒットした「さよなら」の次のシングル。
大ヒットのつぎに含蓄ある地味な曲をリリースするところがOff Courseらしい。
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■ 霊泉寺温泉 「中屋本館」 〔 Pick Up温泉 〕



霊泉寺温泉 「中屋本館」
住 所 :長野県上田市(旧 小県郡丸子町)平井2514
電 話 :0268-44-2216
時 間 :10:00~16:00 (要予約)
料 金 :500円
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (Yahoo!トラベル)
紹介ページ (じゃらんnet)
紹介ページ (長野の温泉宿(求人ジャーナル社))
紹介ページ (楽天トラベル)

信州小県の名湯、霊泉寺温泉にある慶応年間創業の老舗宿。
霊泉寺温泉は”丸子温泉郷”の一湯で、霊泉寺川に沿ってしっとりと落ちついたたたずまいをみせています。
明治十年の大火によって資料が焼失したものの、いくつかの開湯伝承がのこる古湯です。
有名なのは、平維茂が鷹狩りの際,鬼女もみじと戦い失った体力を岩間から湧き出すこのお湯で癒したというもの。
安和元年(967)に空也上人、弘安元年(1278)に僧雲峯が開湯したという伝承も。


【写真 上(左)】 霊泉寺温泉街
【写真 下(右)】 霊泉寺共同浴場

いずれにしても、曹洞宗の古刹・金剛山霊泉禅寺の寺湯として歴史を刻んできたことはまちがいありません。
ちなみにこの霊泉禅寺は、後嵯峨天皇の第三皇子で鎌倉建長寺管主、仏国禅師が住職を勤められた名刹です。

ふるくから良泉として知られ、石鹸が効きにくい湯質とゆたかな効能から
「霊泉寺 効かぬは シャボンばかりなり」ということわざも残っています。(当宿リーフレットより)

その霊泉寺温泉のなかほどに位置するのがこのお宿。
ここは2005年秋の一郷一会のオフで泊まりました。(なぜかいまごろUPしてる・・・(笑)、その後リニューアルされているので、このレポとは変わっているかもしれません。)


【写真 上(左)】 外観
【写真 下(右)】 給湯施設?

破風屋根風の風情ある玄関。
地場の松茸をつかった松茸料理、鯉料理と「にじマスのソーメン揚げ」が名物のよう。

メイン浴場は男女別。
脱衣場はかなりの広さで、あかるく落ちつきのある浴場に「超音波風呂」と称されたタイル貼4人ほどの浴槽ひとつとシンプル。
カラン1、シャンプーあり。


【写真 上(左)】 メイン浴場
【写真 下(右)】 メイン浴場浴槽の湯口

竹樋からの投入+ジェット投入で側面吸湯のオーバーフローなしは半循使用か?。
ただ、湯口そばにはコップがおいてあり、お湯の感じからしても源泉(加温)投入だと思います。

お湯は無色透明でほぼ適温。
口のなかで上すべりするような芒硝泉特有の味に微塩味を交え、大塩温泉に似ていますが、鉄味は感じられず。
わずかな石膏臭+αで、よわいきしきしととろみのあるやわらかなお湯です。

浴場はこのほかに家族風呂「笹舟の湯」と露天風呂がありますが、露天は湯温低下により休止しています。


【写真 上(左)】 休止中の露天?
【写真 下(右)】 「笹舟の湯」入口

さて、この宿の名物、家族風呂「笹舟の湯」です。
かの武者小路実篤の命名とされる由緒ある浴場で、入口の上に掲げられた銘は実篤の揮毫という説があります。
脱衣場は狭く、浴室もこぢんまり。ここはメイン浴場とちがって24H入浴できます。
笹船をイメージした濃紺の総タイル浴槽ひとつががっしりと据えられています。
カラン1、シャンプーあり。シャワー・ドライヤーなし。


【写真 上(左)】 「笹舟の湯」-1
【写真 下(右)】 「笹舟の湯」-2

船の舳先にあたるところから非加温源泉を20L/minほども投入で槽内注排湯はなく、全量を湯船のふち全面から流し出す文句なしのかけ流し。
湯口そばには当然のようにコップがおいてあります。
浴槽は2人入ったらかなりきつい大きさで、そのわりに投入量が多くあふれたお湯で内床は池状態となり、排湯口はうずを巻いています。

ここのお湯はすばらしいです。
絶妙のぬる湯で、色味や味臭はメイン浴場とさほど変わりません。
ちがうのは圧倒的な鮮度感とお湯にただならぬやわらかさがあること。
負担のすくない絶妙ぬる湯とやわらかな浴感で、いくらでも入れそう。
ふつうこれだけの鮮度感があるとかなりのアワつきがあるものですが、アワつきはほとんど感じられませんでした。


【写真 上(左)】 「笹舟の湯」の湯口
【写真 下(右)】 うずを巻く「笹舟の湯」の内床排湯口

とくに不思議に感じたのは、ふつうの硫酸塩泉はぬる湯でも入るほどに温まってくるものですが、ここは入ったときはやや温めだが、その後だんだん冷えていく(というか、爽快感が高まる)ような特異なイメージがあったこと。
鮮度感、やわらかさ、そしてこの爽快感が「笹舟の湯」の身上で、個人的なイメージとしては丸子のお湯というより、むしろ湯岐下部にちかいものを感じました。

一般に霊泉寺温泉というと「霊泉寺温泉共同浴場」が有名ですが、ここで使用しているのは旧丸子町が新規に掘削した源泉。
それに対してこの宿でつかっているのは従来からのお湯(いわゆる旧湯)で源泉がちがいます。
共同浴場のお湯にくらべるとあきらかにやわらかさが上で、これはやはり旧湯の貫禄か・・・?
一郷一会のツワモノ(?)どもが口を揃えて絶賛し、ほとんど空いている時間がなかったことからも、このお湯のすばらしさが証明されています。

浴場としてみるとなにか奇をてらった感じで、浴槽も浅めで、むしろメイン浴場のほうが居ごこちはいいのですが、このお湯の存在感は圧倒的で、そんなことはまったく問題になりません。
takayamaさんが、一郷一会100名湯のなかで「神がかった湯」と表現していましたが、いわゆるふつうの硫酸塩泉とは一線を画する名湯かと。
(おなじくtakayamaさんご指摘のとおり、ラジウム(ラドン)の存在が効いているのかも・・・。)

なお、リニューアル後も日帰り受け入れは継続しているようですが、「笹舟の湯」に入れるかは不明、日帰り入浴は予約制なので事前に確認するのがベターかと。

単純温泉(Ca・Na-SO4型) 36.0℃、pH=8.3、湧出量不明、成分総計=906.3mg/kg、Na^+=62.8mg/kg (20.92mval%)、Ca^2+=205.3 (78.45)、Fe^2+=0.04、Cl^-=33.0 (7.31)、SO_4^2-=545.8 (89.23)、HCO_3^-=23.8、陽イオン計=270.8 (13.05mval)、陰イオン計=604.1 (12.73mval) <H17.5.10分析> (源泉名:霊泉寺温泉)

一郷一会100名湯(by takayamaさん)

■ブランドグルメ
〔 丸子温泉郷の松茸 〕
松茸山で囲まれた丸子温泉郷は、塩田平とともに信州有数の松茸の産地です。
松茸山を所有しているお宿もあり、豊作の年には松茸三昧を楽しむことができます。
ただ、地物だけに、年ごとの発生量に変動があるのはご愛嬌。

〔 2010/09/05UP (2005/10入湯) 〕


E138.10.34.710N36.17.31.150
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■ 不老山 薬師温泉 「安房自然村 不老山 薬師温泉」 〔 Pick Up温泉 〕



不老山 薬師温泉 「安房自然村 不老山 薬師温泉」
住 所 :千葉県館山市布良600
電 話 :0470-28-1111
時 間 :10:00~21:00 / 不定休
料 金 :600円
オフィシャルHP
紹介ページ (@nifty温泉)
紹介ページ (MAPPLE 観光ガイド)
紹介ページ (BIGLOBE温泉)
紹介ページ (じゃらんnet)

南房、館山市の白浜寄り「白浜フラワーパーク」のそばに「安房自然村」があります。
不老山能忍寺のふもとの十万坪を超える敷地の中に宿泊施設、古民家や展望台などが点在し、散策を楽しむことができます。(ここの眺望は有名。)
「不老山 薬師温泉」はそのなかにある温泉施設。
宿泊施設「ホテル正翠荘」の部屋風呂でも温泉を利用していますが、館内に大浴場はなく別棟の「不老山 薬師温泉」をつかうようです。


【写真 上(左)】 銘板
【写真 下(右)】 「名主の館」の館内

よくは覚えていないのですが、たしか食事処&宿泊施設の「名主の館」で受付し、洞窟を潜ってのアプローチだったかと思います。
あたりには南房らしいゆったりあかるい雰囲気がただよっています。


【写真 上(左)】 洞窟入口
【写真 下(右)】 アプローチの洞窟

洞窟を抜けて手前が女湯、右手おくが男湯で、脱衣所は入浴客でごった返し。
浴場もさして広くなく、やや暗め。


【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 脱衣所

石枠玉石敷4-5人の内湯と、扉の向こうに岩枠鉄平石造5-6人の露天の2槽。
露天スペースも広くはないですが、数人トド化できる場所があるので内湯よりは落ちついて入れます。
また、よこに小川が流れていてそれなりに雰囲気もあります。
ただ、このときは、ナイスポジションはまったり長湯を決め込む数人の客に占拠され、いまいち居ごこちの悪い場所だけが回転していたので、やはり混雑時は避けるのがベターかも・・・。

カラン5、シャワー・シャンプー・ドライヤーあり。
カランはお湯、水カランともに源泉だと思います。
土曜16時で常時10人以上の大盛況。日帰り客に宿泊客が重なって、とくに週末のこの時間帯は混むようです。
また、洗い場はスペースが狭いうえにL字配置なので混雑時はつかいにくいです。


【写真 上(左)】 内湯 (ぼけぼけですみません)
【写真 下(右)】 露天の湯色

内湯はカランからの熱湯(源泉?)投入でオーバーフローなく槽内排湯?(混雑につき槽内注排湯確認できず)
露天はお湯&水カラン(どちらも源泉だと思う)からの随時投入で切欠からの上面排湯。
また、となりの女湯露天とお湯の行き来があるかも?。
(ここも混雑につき槽内注排湯くわしく確認できず、ただ、女湯側に伸びている側面パイプからときおりもわ~っと熱湯が出てくる・・・、連れの話しだと女湯露天はかなり熱かったらしい。)

湯温は内湯が熱めで露天はぬるめ。
お湯は露天と内湯でさほどの差はないですが、露天はかなりなまった感じ。
透明度60~70cmほどの黒湯系で、灰茶色の湯の花がたくさんただよっています。
カランはよわい重曹味、湯面はほうじ茶のようななまりっぽい臭いがあり、源泉起源の湯の香かとも思いましたが、カランはほぼ無臭なので、やはりお湯の劣化によるものかと。
ただ、味臭にははっきりと出ていないものの、うらでイオウが効いているような感じがあり、七里川がなまったときのようなイメージも・・・。

内湯は常時投入していますが、露天は随時投入で止められることもあるので、よけいになまりがつよくなってしまう気がしました。


【写真 上(左)】 露天の湯口カラン
【写真 下(右)】 露天の排湯

ツルすべときしきしが入りまじるやわらかな湯ざわりで、包み込まれるような浴感があってクセになります。
ゲキ混みのなまり気味だったので、どうしても評価は低くなってしまいますが、本質はかなり力のある(というかクセもの系の)お湯のような気がするので、空いていてお湯のコンディションがよければ、印象もぜんぜん変わっていたと思います。

雰囲気もお湯も好き嫌いのわかれる施設かと思いますが、空いているときを狙えばかなり満足度の高いお湯ではないでしょうか。

規定泉(メタほう酸・メタけい酸・重炭酸そうだ)(Na-HCO3・Cl型) 18.8℃、pH・湧出量不明、成分総計=0.7167g/kg
Na^+=164.1mg/kg (88.89mval%)、Fe^2+=0.072、Cl^-=60.88 (20.29)、HS^-=0.286、SO_4^2-=70.03 (17.23)、HCO_3^-=315.2 (61.06)、CO_3^2-=2.340、陽イオン計=189.0 (8.029mval)、陰イオン計=450.8 (8.461mval)、メタけい酸=64.72、メタほう酸=6.140、硫化水素=0.027 <S49.5.7分析> (源泉名:不老山 薬師温泉)

<温泉利用掲示>
加水:なし 加温:あり 循環ろ過装置使用:なし 塩素系薬剤使用:なし

〔 パンフより 〕
三万年前の海のエネルギーがたっぷりと溶け込んだ、天然のくすり湯。淡い琥珀色のお湯が疲れた身体と心を癒します。温泉の質に自信あり。
自然村の温泉は源泉です。毎日新しいお湯でお客様をお迎えいたします。

〔 2010/09/05UP (2007/05入湯) 〕


E139.49.53.130N34.54.43.870
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