関東周辺の温泉入湯レポや御朱印情報をご紹介しています。対象エリアは、関東、甲信越、東海、南東北。
関東温泉紀行 / 関東御朱印紀行
■ やしお温泉 「恩沢の湯」 〔 Pick Up温泉 〕
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<やしお温泉「恩沢の湯」>(栃木県那須塩原市(旧 塩原町)上横林404-140、9:00~20:00、木休、500円(土日祝600円)/1回入浴、0287-35-2220)
紹介ページ(MAPPLE観光ガイド)
ここはず~とむかしにミニレポ(下記)していますが、先日再訪、お湯のよさを再認識したのでレポします。
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【写真 上(左)】 右折分岐の看板
【写真 下(右)】 アプローチ
場所はえらくわかりにくいです。
県道259を北上し、東北道のガードをくぐって1kmほどいった看板を斜め左に入ります。
しばらく走った看板のあるY字路を斜め右の未舗装路に入り、すこし走るとちいさな右折の案内看板があるのでそれを折れてジャリ道を走ってすぐ(→ここ)。
夜の初訪はかなりきびしいかも・・・。
Pはひろびろ、よこに泉源らしき櫓が立っています。
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【写真 上(左)】 玄関
【写真 下(右)】 泉源?
那須野が原の一画、「塩原温泉カントリーキャンプ」に併設されている浴場です。
キャンプ場のセンターハウスで、物腰やわらかな受付のお姉さまに料金を払いました。
ロビーに面して手前が女湯、奥が男湯。
脱衣所は殺風景ながら広々としてつかい勝手のいいもの。
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【写真 上(左)】 浴場入口
【写真 下(右)】 浴場
浴場は手前の内湯(黒みかげ石枠タイル貼12人位、深めで入りごこちよし)と奥に広い露天。
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【写真 上(左)】 露天
【写真 下(右)】 高温槽と手前が中温槽
露天はコンクリ造で温度のことなる3槽に仕切られています。(高-40℃位(7-8人、屋根付)、中-38℃位(3人)、低-36℃位(20人以上))
露天のまわりは一面の林、無造作なブロック塀で囲まれているものの、開放感はあります。
カラン4、シャワーあり、シャンプー・ドライヤーなし。土曜10時で独占~2人とゲキ空き。
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【写真 上(左)】 内湯
【写真 下(右)】 内湯の湯口
浴室に入ったとたんに、独特の高貴系(^^)モール臭が出迎えてくれます。
内湯は底面から湯面が盛り上がるほどの大量注入で、全量をざこざこにオーバーフロー。
ここは42~43℃の熱湯です。
露天は金属パイプから高温槽にゲキ熱源泉を注入で各槽への流し出し。たぶん全量を切欠からの流し出し。
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【写真 上(左)】 内湯の湯色
【写真 下(右)】 露天の湯色
お湯は内湯と露天でほぼ同じイメージ。
きれいな紅茶色透明のお湯にはうす茶の浮遊物がわずかに浮かびます。湯口そばではこまかな気泡がただよい、内湯 > 高温槽 > 中温槽の順でアワつきがあります。
味不明(湯口ゲキ熱で味見できず ^^; )、えもいわれぬ高貴なモール臭が湯面からも芳醇に香ります。
(以前のレポで”石油臭”と表現していますが、あきらかにモール臭です。そのころは未熟で濃厚モールとアブラの嗅ぎわけができなかったか、泉質がかわったかのいずれかでしょうが、たぶん前者でしょう(^^;;) )
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【写真 上(左)】 露天高温槽の湯口
【写真 下(右)】 高温槽から低温槽
重曹系のツルすべにアワつきのぬるが加わるかなりのヌル(ツル)すべ湯ですが、SO_4^2-が効いているためか、どこか奥ぶかい浴感があります。
お湯の鮮度が高く温まりが強いですが、浴後爽快感と適度な湯づかれがでて、あとを曳きまくる上質なお湯です。
モール臭もさることながら、軽い浴感なのに妙にフックを秘めているお湯は、やはり那須野が原屈指の名湯だと思います。
Na-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉 59.0℃、pH=8.8、成分総計=1218mg/kg、Na^+ =352.3、F^-=25.7、Cl^-=222.0、SO_4^2-=171.9、HCO_3^-=251.6、CO_3^2-=29.8、陽イオン計=360.6、陰イオン計=701.2、メタけい酸=122.3、メタほう酸=34.0 <H3.7.25分析> (源泉名:恩沢の湯)
「当施設では、健康への影響が懸念されている循環器を使用しておりません。100%天然温泉です。」(館内掲示より)
■ここは「一郷一会・関東周辺100名湯プロジェクト」で、以前100名湯入りしていたお湯(記事 by takayamaさん)です。(お湯が悪くなったのではなく、さらに強力なお湯がリストされたため泣く泣くリスト外へ・・・。)
〔 2007年11月6日レポに加筆 〕
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〔 2001年11月13日レポ 〕
那須野ケ原の一画、奥まったキャンプ場内にあり、内風呂と露天のシンプルな構成。
露天は3つに仕切られ、それぞれ温度が違います。
高-44度位:すごく熱い、中-41度位:適温、低-37度位:一番広くて30人は入れるが冬場はキツイかも・・・。
周囲は一面の林ですが、露天まわりはブロック塀で囲まれておりちょっと残念。
日曜12時で男湯4~6人とすいてました。
お湯は薄茶色透明で弱石油臭。群馬の渋川温泉(スカイテルメ)と同系ですがやや弱いです。
かなりのツルすべ感あり。
内湯は底から注湯されており、露天よりオーバーフロー量も多くより新鮮な感じです。
とても温まるいいお湯でした。
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