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絵本と児童文学

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絵本をつくる

2007-03-09 21:42:51 | 子どもからの発見
 海(6歳4カ月)は、書く用具は様々使えるようになっている。鉛筆、色鉛筆、クレパス、マーカーペンなどである。色鉛筆、クレパス、マーカーペンは画材店から購入したいくつかの種類のものがある。たとえば本格的に絵を描くクレパス、太くてやわらかい色鉛筆など。
 4歳過ぎから何かを書くようになったが、5歳半ぐらいからはもっぱらマーカーペンの、「三菱のuni水性顔料マーカーPROCKEY」(黒、赤、青は詰め替え可)を使うようになった。子どもには太くて大きいもので、書く部分は鉛筆より少し太めぐらいになっているが、わたしから見て扱いやすいとは思えない。しかし色が鮮やかなのと筆圧を掛けなくても書けるという特長が、愛用するようになったと思われる。
 この用具で文字を書くので筆圧がかからない。鉛筆でもたまに書くが、それより早く書ける。連続して書けるということからか、文章表現にはよさそうである。ただし日本の文字の特徴である力を入れる、抜く、はねるなどといったことは、鉛筆を使って文字そのものを書く学習が必要となるだろう。今のところ筆順が不確かなので、それもである。
 紙はおおよそA3かB4が多いが、大きなものに描きたくてカレンダーの月替わりを待つこともある。

 さて1月からは室内にいることが多くなったこともあり、時には小1時間ぐらいテーブルに向かって書くようになった。ある時期は国旗を、絵本を見てアジア、アフリカ、といったカテゴリーごとに国旗を描いていた。それから動物、昆虫、鳥の図鑑を見て絵を描いて文字を記すことが多い。
 1月下旬のあるとき絵本を作って披露した。絵を3、4枚描いてホチキスでとめて、それを示してストリーを話した。3つ作ったが、あるものは「カブト君とコオロギがいました。運動会をしました。カブト君が勝ちました」といったストリーである。おおよそ2つ登場し何かをするといった具合である。
 それ以来絵本を作り、2月下旬からは文字を書いてそれを読むようになった。

 今日は星シリーズといって、3冊作った。4ページから8ページぐらいのもので、絵を描いて文章を書いたものだ。なぜかA5、A6ぐらい小さなものである。
 1冊の文章を紹介することにする。

  ほしがきれいにひかっている(これが表紙でタイトルである)
  あるよるのことでした ほしがきれいにひかりました
  やがてほしがしずんで たいようがのぼりはじめました

 これは絵と文章のページが別に描かれている。文章は、すばやく一気に書く。それが文章としての体裁をなしている要因と思われる。「やがて」の使い方に感心した。他に星シリーズは「ほしがでた」「ほしがきれい」というタイトルである。
 

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