さて、どちらの話から・・・やはり色っぽい話から。朝、自宅を出まして、市役所に向かう途中です。あらまあ!・・・こりゃすごい!・・・黄色いれんぎょう、桃色桜、真っ白ゆきやなぎ、赤いチューリップ!菜の花すずらん白もくれん!春の色が溢れています。なんとまあいろっぽい・・・!口をあけて少し薄笑い、あっちを見、こっちを眺め、危うく足元のワンちゃんの落し物を踏みそうになって、アワヮ!とよろめく私自身はまるでいろっぽくない。 はい、これがまずいろっぽいハナシです。 次は仕事の話、え?もう読むのやめた?ちっとも色っぽいことじゃないし、って?何をおっしゃる、変な想像はやめて、咳ばらいして読み続けてくださいな。 一ヶ月に及んだ三月議会が28日に終了しました。やはり予算議会はボリュームがありました。特に今回は、私が知る限り、稲城市議会始まって依頼の出来事がありました。 京王線稲城駅の南に、多摩の最後の里山の風景を残している、<南山>があります。私有地ではありますが、地権者さんのご理解から、多くのかたが、散歩・写真・トライアスロンなどで中に入られお子さんからご高齢の方まで、広く親しまれている緑の山です。この地が宅地開発される計画が以前よりあったのですが、遂に計画の実施が具体的になり、稲城市が市税20億円の補助金を出すとしています。そのうちの5000万円が、今回の土地区画整理事業特別会計に計上されたのです。この予算案に対し私と同じ会派の議員が勿論私も賛同しまして、凍結の意味を持つ組み換え動議を提出したのです。そしてそして、この動議に、20人中7人の議員が賛成したのです。党派を超えて、やはり南山これで良いのか?の意志が議会の中で表明されたのです! 総事業費400億、17年間かかる工事です。市民の皆さんの税金20億円も、まだ学校建設等で、更に投入額が増えるのは必至です。今後人口は一時的に増えても、都心回帰の傾向にあり、ただでさえニュータウンに空家があるのに、山を崩した丘陵地の家がすらすらと売れるとの保障はありません。ましてや高齢化、坂の道は敬遠されるでしょう。 私が以前より主張提案しているのは、今のまま、特別緑地保全地区の指定を受ける事です。地権者さんはなんと言っても、高い税金、やってくる相続が大変だとおもうのです。地区の指定を受ければ、税金免除、相続税も二割程度の額になるのです。稲城市も宅地にして人口増やして税金取ろうなんぞと姑息なことをかんがえず、稲城の将来を見据えて、都心から30分の貴重な緑を守り、地権者さんの税金対策を執ってさしあげる度量と見識をもつべきとおもいますよ。 誰がこの時代、税金かけて山を開発するのにもろ手を挙げて賛成します?同じかけるなら、地球温暖化阻止、緑を保全するほうじゃありませんか?もしかして、地権者さんたちも、このままで税の優遇があれば、なにも17年間もかけて土地を変形させなくとも良いと思われるのではないでしょうか。
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