雨が降ったり風が強かったりすると、外に出る予定を控えたりしがちなのが、人ってもんです。そんなことで、4月19日の集会は、お天気が気になっておりました。まあ、嬉しいことに雨は止み、開場前からどんどんと人がおいでになります!会場の入り口は人で一杯!ホールの中はみるみるうちに席が埋まっていきます。すごい!主催している側なのに、その熱気に驚きました。 満杯の会場で、前稲城市都市計画審議会委員で、武蔵野美術大学教授の立花先生の熱い賛同人挨拶に始まり、浜田英夫氏が後世にと遺された稲城の貴重な記録映画を上映しました。昔の稲城と今の稲城が比較されるように映される画面には、懐かしさと驚きの、おお~と言うような声が会場に流れ、皆さん熱心に見入っておられました。 次に、和光大学准教授の岩本先生の基調講演で、地球温暖化が世界中で顕著になっている様子や、緑の政策についてイギリスと日本の比較など、専門的なお話をして頂きました。そして、休憩時間には、南山のそれは美しい景色や花、鳥等の映像・・・その後、第三部で、南山開発の問題に入りました。会派を超えて、党派を超えて、四人の議員がそれぞれ問題提起をしました。私、藤原は司会。まず、工事の概要。今の山と開発された後の山を図で比較。人目で変容が分かります。次が崖の工事の危険性。稲城砂はいったんいじると非常にもろく、水抜きの特別な埋め立てが必要。雨が降ったら工事はダメと、東京都の正式な検討委員会が言っていると報告しました。 その次は、人口減少問題。宅地にしても、需要がある時代かどうか。統計を用いて話ました。 最後に財政です。稲城市が行なう開発ではなく、地主さんたちで組合をつくって民間業者(大成建設)が行なう区画整理事業に、稲城市が税金を投入する。今20億を投入すると言っています。しかし、学校建設などもあり、おおよそ100億円の税金が使われると予測。稲城は他の区画整理も行なっていたり、ニュータウンの学校分の返済もある。税金を山を崩して宅地にするのに遣うということを、税金払っている市民の方に説明しないのは、<市民との協働>を柱にしている市なのに問題ではないか。と、四点について話を致しました。 その後会場との意見交換をおこないましたが、もう少し時間がとれればよかったなと、反省するほど皆さんのお手が挙がりました。知らなかった、聴いて驚いた、時代錯誤だ、と、皆さん真剣なご意見ばかりでした。この集会を単発で終わらせては意味がありませんので、今後の活動について、皆さんと共に広め深めて進めていく考えを述べ、確認いただいて、閉会いたしました。この集会には、他市からもおいでになったり、実際南山の地主さん、地権者さん、そして農家の方も参加されるなど、様々な方が来てくださり、最後まで熱気ある会となりましたこと、本当に感謝申し上げます。実行委員の方々お疲れ様でした。参加された皆様、この集会は、スタートです。これからが本番。どうぞ、この日の思いを胸にこれからよろしくお願いいたします!
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