数日前に誕生日が来て、ンン歳になりました。
ちょうど仕事が休みの日で、ちょっと一駅先に買い物に・・。
セーターを買って歩いて家まで帰りました。
とっても良い天気で、持参の水を飲みながら、色付きかけてきた街路樹を見上げたり、マラソンしている人を見たり。
どちらかというとインドア派で、時間ができると本をよむほうですが、このところ目の疲れがあり、そりゃそうだ、また誕生日が来て一つ年齢を重ねたのですもんね。
・・と思い、長い散歩をしたわけです。京王相模原線の一駅って距離があるのですよ。
そんな中、私が寂しく思っていたのは、白土三平さんが亡くなった事。
「漫画家」と紹介される記事がありましたが、私の感覚は「劇画家」の凄い方。
もうかれこれ50年超(ここで年齢がバレますわ)、わたしの毎月のお小遣いのほとんどが、雑誌の「ガロ」と「COM」に費やされておりました。
「COM]のほうは、手塚治虫さんとか石ノ森(その時は石森さん)章太郎さんとかが載っていた記憶があります。洗練されたラインで描かれた漫画のカタマリ!
「ガロ」は鮮烈でした。
白土三平さん、つげ義春さん、滝田おさむさん、つりたくにこさん、佐々木マキさん・・
自分の存在があやふやで、自分のいる世界が不安定で、何をどう信じていいのか分からない。そんな私にとって、様々な境遇や違う時代、多種多様な生き方や物事の捉え方を示してくれたのが、「ガロ」だったと思います。
白土三平さんの描く「カムイ伝」「カムイ外伝」は、まだ中学生の私には残酷な場面がありましたが、身分差別のありようを、いろいろな角度から教えてもらったように思います。
それが、物事を考える時の姿勢に繋がったのかも、と思っています。
まだ本棚の隅に数冊、友人に貰った「ガロ」があります。(私が買ったものは、母の命令で処分となりました。二階の私の部屋にある、大量の雑誌が重くなり、一階の戸が動かなくなったため!)
近いうちに、また、読んでみようかな、と思っています。
こうしてみると、年ばっかりとったけれど、あんまり成熟していないようです。
でも、ということはまだまだ「のびしろ」があるってことですよね!
ちょうど仕事が休みの日で、ちょっと一駅先に買い物に・・。
セーターを買って歩いて家まで帰りました。
とっても良い天気で、持参の水を飲みながら、色付きかけてきた街路樹を見上げたり、マラソンしている人を見たり。
どちらかというとインドア派で、時間ができると本をよむほうですが、このところ目の疲れがあり、そりゃそうだ、また誕生日が来て一つ年齢を重ねたのですもんね。
・・と思い、長い散歩をしたわけです。京王相模原線の一駅って距離があるのですよ。
そんな中、私が寂しく思っていたのは、白土三平さんが亡くなった事。
「漫画家」と紹介される記事がありましたが、私の感覚は「劇画家」の凄い方。
もうかれこれ50年超(ここで年齢がバレますわ)、わたしの毎月のお小遣いのほとんどが、雑誌の「ガロ」と「COM」に費やされておりました。
「COM]のほうは、手塚治虫さんとか石ノ森(その時は石森さん)章太郎さんとかが載っていた記憶があります。洗練されたラインで描かれた漫画のカタマリ!
「ガロ」は鮮烈でした。
白土三平さん、つげ義春さん、滝田おさむさん、つりたくにこさん、佐々木マキさん・・
自分の存在があやふやで、自分のいる世界が不安定で、何をどう信じていいのか分からない。そんな私にとって、様々な境遇や違う時代、多種多様な生き方や物事の捉え方を示してくれたのが、「ガロ」だったと思います。
白土三平さんの描く「カムイ伝」「カムイ外伝」は、まだ中学生の私には残酷な場面がありましたが、身分差別のありようを、いろいろな角度から教えてもらったように思います。
それが、物事を考える時の姿勢に繋がったのかも、と思っています。
まだ本棚の隅に数冊、友人に貰った「ガロ」があります。(私が買ったものは、母の命令で処分となりました。二階の私の部屋にある、大量の雑誌が重くなり、一階の戸が動かなくなったため!)
近いうちに、また、読んでみようかな、と思っています。
こうしてみると、年ばっかりとったけれど、あんまり成熟していないようです。
でも、ということはまだまだ「のびしろ」があるってことですよね!