藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

今、やっと問題に。プラスチック汚染。

2019年06月07日 | 雑感

 我が家の冷蔵庫内は、スカスカ。

 よく、冷蔵庫は物を詰め過ぎないように、というけれど、我が家の場合は無さすぎかも。

 子供たちがいて、母もいた時期はもうギッシリ詰まっていたけれど、今はその必要がないのでスカスカ。

 ちなみに洗濯も一日置きだけれど、チョッピリです。

 同じく出るごみも、チョッピリ。一週間でそうですな、バレーボール一個位。ぎゅっと潰してね。

 けれど、時々それが大きくなる時があります。あら~と思う。

 原因は「プラスティック」。


 二人の都合が合わない時を除き、一週間に一回二人で買い物に行きます。
主要の品は、有機野菜グループで宅配してもらっているけれど、諸々をスーパーで買い足します。

 その際に購入するもの、海苔巻きだとか卵だとか、知らない間に夫がカゴに入れる焼き鳥だとか、キムチとか梅干しとか・・。

 みんなプラ容器に入っているのです。

 あと、時々夫が食べる<カップラーメン>。

 あれらはごみとしてかさ張るので、ハサミで切り刻んでごみ袋に投入。それでもゴサゴサ袋は膨らむ。


 今やっと、マイクロプラスチックの海洋汚染問題が浮上してきましたね。


 もうかれこれ30数年前のことになります。

 牛乳パックの回収運動を始めたころ、様々な環境汚染問題も少しづつ学んでいました。

 亀が、スーパーの袋をクラゲと思い、食べてしまう。

 太刀魚の胃袋から、乳酸飲料の容器が連なって発見される。

 海の真ん中に生息しているそれらの生き物のお腹から、ですよ。

 でも、当時は危機感はなかった。一部の人間だけが問題視しただけでした。

 同じころ、ペットボトル容器が出回ってきました。最初は2リットル容器。

 牛乳パックの運動仲間の中で、その容器について問題提起した人たちがいました。

 そして、飲料業界と話し合いの場を設けて随分とやりとりを重ねて要求したことは、小さいサイズの容器での販売はしないで、という内容でした、

 もうきっと便利が先行して爆発的にペットボトルが増えるだろうと既に予測したのです。

 その時は飲料業界も「はいはい」みたいだったのに、いまはもう200ミリの容器も当たり前のようにある。

 
 そして今、餓死した海鳥の胃袋に、プラスチックの破片がギッシリと詰まっているのが発見される。

 海底の生き物さえも汚染されている今、これはもう遠からず、マイクロプラスチックはヒトに舞い戻ってきます。

 やっと、大変なことだと問題視されてきた。


 100パーセント再生ペットが生産されるようですね。

 生分解プラスチックの技術も進むと思います。


 今後の技術と研究には期待するけれど、やっぱり世界で二番目にプラスチックの消費が多い日本という現実を変えないと。

 小さな事かもしれないけれど、千里の道も一歩から、です。


 マイボトルに急須で出したお茶を詰める。

 ペットボトルはきれいに洗って数回使う。

 夏の盛りには、半分水を入れたペットを冷凍庫で凍らせて、朝それに水を足して持ち歩きます。

 自動販売機で買ったつもりでその分貯金箱に入れると、けっこう貯まるかも。

 
 今の自分の便利を優先するか、将来の環境を考えるか。もう生き方の問題だと思います。


 そう言いながら、私、スーパーのかごに夫がそっと入れる<プラケースに入った焼き鳥>を、買ってしまうのです!
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