藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

マスク、ありがとうございます!

2020年04月22日 | 雑感
  
 いやいや、給食マスクみたいなアベノマスクのことでは、ありません。

 私が働く施設に、マスクを寄付してくださった方が!

 今は休業中ですが、世田谷のO駅近くで喫茶をしている施設なので、接客時にはマスクが必要なのです。

 小ぶりの箱にギッシリ詰まったマスクをくださったのは、同区にお住まいの酒屋さんを営むⅠさま。

 色々な形をしたマスク、箱入り袋入り・・これはいったい???

 お礼の電話を差し上げた際にわかりました。

 Iさまのおみせの前に「マスクポスト」を設置して協力を呼びかけられた結果、多くのマスクが寄せられたそうで、そのマスクを各所に分配、送付してくださっているとのことでした。

 本当にありがとうございます!

 このご時世に、このような方がいらっしゃると、ほんと心が温まります。

 今回国より配付されている物とは違い、どのマスクもきれいです。


 国から来た中には、黄変・異物混入・カビ発生などの不良品が多数あったとのこと。どういうことか。

 受け取る側に立った姿勢が欠如していたのでは?

 とにかく早く送ろうと、本末転倒で衛生面への配慮をしなかったのか。

 医療崩壊が全国で起きている、防護服・消毒液・Ñ95マスク・フェイスシートと、無いない尽くしで医療現場で立ち働く人達の声を連日聴いている私たちが、二枚の給食マスクを受け取っていいのだろうか、と、私などは思う。
しかもそのマスク、税金かけて不良品が届くなぞ、やりきれない思いです。

 そりゃ、コーヒー飲んでくつろいでもいいです。
 そりゃ、愛犬とたわむれてもいいです。読書も良いです。

 しかし、一連の動態を見ると、今の問題に対して非常な危機感を抱いていて、解決に向かって真摯に正面から取り組もう!という
姿勢が、安倍首相から感じられないのは、決して私だけではないでしょう。

 職場の机に頂いたマスクを並べて思います。

 うちに通う利用者さんたちに早くこれを渡して、一緒に調理をしたり、店舗にお客様をお迎えしたい。

 今、障がいを持つ利用者さんたちには在宅してもらっていて、連日職員が交代で在宅支援の電話をしています。

 施設を閉めていますから、売り上げは、無し。 利用者さんに工賃が払えない。せめて四月分はなんとか捻出してと、計算を何度もして、なんとかしようと頭をきりきりさせています。
 
 コーヒーを飲んでも、くつろがない心境であります。

 


 
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