藤原愛子の日常茶飯事

前稲城市議・藤原愛子のもろもろな日々

「ことば」ってリスクもあるしクスリにもなる

2024年07月20日 | 雑感
 稲城市内の絵本の読み聞かせの会に参加してまだ4ヶ月ですが、

 どうも「よみきかせ」という言い方がしっくりこないでおります。

 「読んで聞かせる」というよりも、自分が絵本の魅力と魔力に「はまる」のが楽しい。

 もちろん、聴いて下さるひとたち(小さな子どもから高齢のかたまで)が目を開き、集中して楽しんでくださっているのを肌で感じるのが嬉しいですよ。
 でもなんか、自分のために読んでいるのかも、と思ったりしています。

 この感じ。
 絵本は赤ちゃんから超語高齢者まで、必要なものかも。

 話はかわって・・。

 母の日に息子からブロックを組み立ててつくる「花壇」をもらいました。(ちなみに、娘からは父の日にお酒にピッタリの食べ物!)
 
 で、そのブロックの大きさときたら、小指のつめの四分の一のサイズ・・。
 やりましたよ。拡大鏡を掛けて。

 実におおざっぱな「説明書」を見ながら完成に近づいたのですが、どう説明書の通りにやっても、最終のお花の花びらがはまらない。ああ、あと少しなのに・・。

なんてやっていたら、ヘパーデン結節とCM拇指関節症が巾をきかせてきたので、暫く休止しています。
 もしかして、花びらがうまくはまらないのは、私の指が太すぎるのかも・・。

 私の両手の親指は、他人の二倍くらいありそうな指です。

 おじいちゃんも母も、同じ親指だよと並べてみた時、幼いながらも血のつながりみたいなものを感じて嬉しかった記憶があります。

 でも、幼稚園に行きはじめて、周りの子たちから「どうしたの?」と聞かれたり、大きくなってからも大人から「あ、マムシ指だね」と言われ、私はなるべく親指を隠すようになったのです。
 まむしゆびって・・。あんまりじゃないですか。

 それが、40歳過ぎて、バスの中で知り合いのおばあちゃんに偶然会って話していた時、バスの手すりをつかんだ私の親指をみて
 「あ、はまぐり爪だねー。これは器用なんだねー」
と、言ってくれたのです。
 はまぐりつめ・・。なんて可愛い名称なんでしょう。

 人は言葉で励まされ、言葉で傷つく。

 嘘やおべんちゃらでなく、また、攻撃や論破ではなく、人を元気にできるような話し方を、私はしたいと、その時強く思ったのです。

 今回の都知事選挙。次点の人の話し方をきいて、その時の気持ちを思い出しましたの。
コメント
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