アフガン・イラク・北朝鮮と日本

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エス・コヤマと生協のやりがい搾取

2021年11月04日 20時27分00秒 | 当ブログと私の生い立ち

衆院選が終わった後なので本当は選挙の総括も書きたいのですが、党派別比例区得票数の推移集計に予想以上に手間取り、記事作成になかなか踏み出せないでいます。その代わりに、兵庫県三田市にある人気スイーツ店エス・コヤマの長時間労働について、私がつぶやいたツイート(ツイッターでのつぶやき投稿)を下記にまとめました。最初の私がツイートに対して、ケツメドJPさんという方からリプライ(返信ツイート)があり、それに応える形で、私が更にツイートしています。以後のツイートも、一応ケツメドJPさんへのリプライの形にはなっていますが、私自身としては、むしろ自分自身に言い聞かせる感じでつぶやきました。以下紹介します。末尾に(ケツメドJP)とあるのがその方のツイートで、それ以外の末尾に何も付いていない投稿は全て私のツイートです。

兵庫県の人気スイーツ店で月100時間以上の残業が常態化。労基署から2度も是正勧告。やりがい搾取が背景にあると識者がコメント。薄給のバイトや社員にパティシエの心構えを求める事自体が間違っている。幾ら美味しいケーキが作れても人が過労死していたら何もならない。仕事もやりがいも命あっての物種

社員の中には月のサービス残業が200~300時間超えの人もいたらしいです。 300時間と言ったら30日間は休みなしで1日10時間も残業するレベルです、過労死するレベルを超えている残業です。 1度目の是正勧告をしても、もし改善されない場合は営業停止や事業停止処分等の法律が必要です。(ケツメドJP)

実は私も残業が月100時間超えの時期がありました。生協勤務時代の末期です。慢性的なバイト不足の上に、正規職員の仕事を派遣など外部委託する為の業務マニュアル作成に追われる様になった為に。しかもその残業のほぼ全てがサービス残業。今から思えば私もやりがい搾取に洗脳されていたんだと思います

バイト不足の為、私が午前7時から出勤して冷凍庫の中で少ないバイトと一緒に検品・仕分け作業。仕分けが終わらず午後6時位まで現場作業がずれ込み。そこから慣れないパソコン作業でマニュアル作成。帰りはいつも終電車で時々泊まり込みも。もうやりがい搾取どころか奴隷労働。ほうほうの体でやっと退職

やりがいを感じられるうちはまだ良い。奴隷労働のレベルになると、まともな考えが出来なくなる。ただ過労死させられるだけでは癪だからパワハラ上司と差し違えて死んでやるとか、妄想が頭をよぎる様になる。別にそんな事しなくても、賃金不払いは犯罪行為なんだから、労基に告発すれば良いだけなのに

だから、従業員がケーキ職人になる事を夢見て長時間労働を受け入れて来た話も、決して他人事とは思えないのです。たとえ長時間のサービス残業やパワハラが横行する職場であっても、我々は生協運動やってるんだと。違法労働やパワハラが横行する時点で、金儲け主義のスーパーとも何ら変わらないのに

仕事にやりがいを求めるのは決して間違ってはいない。同じ仕事をするなら、やりがいが感じられないより感じられる方が良いに決まってる。しかし、命を削ってまで求める仕事ややりがいなぞは無い。そんな物は新興宗教のお布施ノルマと同じで、ブラック企業搾取の常套手段だ

私のブログの下記記事に、その当時の事が書かれています。今初めて明かす、いずみ生協問題 - アフガン・イラク・北朝鮮と日本 (goo.ne.jp)

このいずみ生協にも労働組合はありました。しかし、その労組も今から思えば生協の「企業内組合」だった様に思います。生協運動を頑張る中で労働者の権利も守って行く、みたいな。しかし、ハラスメントが横行する様な職場に、真のやりがいなぞある筈がない。仕事にやりがい求めるより先にパワハラ無くせ

私が今の会社で、バイトの組合のない職場でも、1人からでも入れる労働組合に入って、おばちゃん委員長と2人で会社幹部4人相手に団交に臨んだり、会社の労災揉み消しと闘えたりしたのも、もう二度と生協勤務時代の様な惨めな事は繰り返してはいけないと、痛切に思ったからです ※この件の詳細については次の記事参照。11.24団交の到達点を改めて再確認しておこう - アフガン・イラク・北朝鮮と日本 (goo.ne.jp)

この最初の団交は散々な結果に終わりました。会社が備品の台車を買う金ケチった為に、わざわざ台車が空くまで待って、重たい荷物を空の台車に積み替えなければならなくなった。その証拠写真を団交の場で会社に突き付けたら、逆に勤務時間内に組合活動した、果ては機密漏洩だと突っ込まれた。(続)

団交は失敗に終わったと皆思った。しかし実際は翌日の朝礼で、無理に一人で積み替えなくて良くなった。1人では無理なら2人で、2人でも無理なら誰か出来る人に。無理させて怪我させたら会社の責任になるから。これが団交の威力です。(続)

そこから次の手が見えて来る。法律には荷物の重さに制限はないと会社は言った。確かに労働基準法には重量制限の規定はない。しかし、労基法第1条にはそれに代わる条文がちゃんとある。この法律に定める基準は最低限のもので、定めがないからと言って基準を緩める様な事をしてはならないと。(続)

写真撮影がダメならスケッチで代用すれば良いのです。勤務時間も勤務場所も休日も皆バラバラ、これでは団結なんて無理と思っても、駅前の集合場所で送迎バス待つ間ならビラの一つ位撒けるじゃないか。勤務時間外に社外で何しようが個人の自由なんだから。最初から諦めていたら何も出来ない

ウチは大手スーパーから仕事を貰って、それで食っている下請け企業だ。仕事をくれるスーパーには逆らえない?いいえ、私達は只の下請けではない。そのスーパーの商品を買う消費者でもある。消費者を蔑ろにするようなスーパーには不買運動で対抗する事も出来る

その後の労災揉み消し事件についても述べておく。改装工事中の見通しの悪い作業場で、私が台車を運んでいる際に、前の作業者の後ろ足に台車を当ててしまった事があった。そいつは私に治療費と慰謝料を請求して来た。会社に労災申請しても、従業員の不注意による事故では労災降りないと言われて(続) ※この件の詳細については次の記事参照。これは俺だけの責任か? - アフガン・イラク・北朝鮮と日本 (goo.ne.jp)

確かに第三者行為(従業員の不注意)による事故には労災は適用されない。でもどんな不注意にも労働問題が絡んでいる。運転手の居眠り運転にも過労運転が背景にある様に。それを全て自己責任にしてしまったら労災なぞ画餅に終わる。改装工事に伴う障害物除去や注意喚起を怠った会社にも当然責任はある

それらを外部労組の援助も受けながら会社に労災申請したらあっさり認められた。脅かしに屈したらそこで負け。何でもゴリ押しすれば良いと言う物ではないが、ここ一番と言う時には絶対に引いてはいけない。自分で自分を追い込んで自殺してしまったり、京王線の犯人の様に暴発してしまっては絶対にダメだ

それともう一つ大事な事。何事も他力本願ではダメ。私が生協にいた時も労働組合員で、しかも共産党員だった。でもどこかに組合や共産党が助けてくれるという意識があった。常に相手頼みで、自分の意志はそんなに強くなかった。しかし、実際は組合も「企業内組合」で、共産党も職場のパワハラは黙認

幾ら労組や共産党でも、所詮はサポート役に過ぎない。肝心の自分が動かない事にはサポートも出来ない。それが分かったからこそ、今の職場では腹据えて闘えたのだ。その後、私は組合からも共産党からも抜け、今はしがない下請け企業の一バイトに過ぎない。でも生協時代より今の方が遥かに充実している

そうすると面白いもので、仕事でも評価されるようになった。職場にベトナム人のバイトが急に増え出し、仕事のやり方教えるにも一苦労。そこで写真入り、漢字振り仮名付きのマニュアルを作業場に掲示したら、仕事の引き継ぎが上手く行く様になった。どんな困難な事態にも打開策はきっとある

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